1945年デビッド・リーンがメガホンを取ったイギリス映画のリメイクだということだ。タイトルからして血なまぐさい骨肉の争いをイメージしたが、そんなことはない。女性向けの美しい作品。

　幼少時代、フィンは浅瀬で鎖につながれたラスティグの手助けをする。ニュースで脱獄犯だと聞いた。
　フィンはノーアの屋敷で絵を描いたり踊ったりして金をもらった。姪のエステラに恋をする。
　時が流れて……パーティに出かけたフィンはエステラを家につれてきた。エステラは思わせぶりな態度をとりながら帰ってしまう。次に屋敷へ行ったときにはエステラはヨーロッパに旅立っていた。
　老婆ノーアのたくらみとは……？

　お気に入りのシーンは、幼少時代、フィンが噴水型の水道から水を飲んでいると、エステラがキスをする。子供なのになんともエロティックでいい。
　大人になってからも、婚約者がいるにも関わらず、ヌードモデルをかってでるエステラ。ノーアにしっかり調教されたのでしょうね。悪女になりきってます。陰湿というよりは、なぜか騙された〜いと思える悪女。かわいいです。グウィネス・パルトロウはわたしがここ最近注目している女優さんです。

　脱獄犯として登場するロバート・デ・ニーロ。悪役専門というイメージがあるのですが、さて、今回も？

Ｈシーン　
小悪魔度