個人授業   1983年・
出演: カレン・ケイ/マット・ラッタンジー/ケヴィン・マッカーシー
監督: ジョージ・バワーズ
 
 

『毎度おさわがせします』ような始まり方で、少々コメディ路線。女泥プロレスに潜入したり、少年たちのお遊びが笑えておもしろい。
 けど、主役の少年は本当に実年齢? かわいらしい少年なら、もっと笑えたぞ。

 ポビーは高校卒業記念に童貞を捨てるんだと、娼婦とセックスしようとするが、爆乳の彼女の胸の上で失神。友達はハードSMを強要されて逃げた。
 ポビーの父親は家庭教師テリーを雇い、フランス語が合格したら1万ドルやるといった。屋敷内のプールで全裸で泳ぐテリーをこっそり見るポビー。
 テリーの男が現れて激しく嫉妬する。だが、その男は他の女ともつきあっていて、ショックを受けたテリーはポビーに心を許して部屋に呼ぶ……。

 わたしは家庭教師を雇ったことがないけれど、どんな人が来るのかちょっとドキドキしたりするよね。なんてたってマンツーマンなんだから。テリーはフランス語を合格させるために教えているわけだけど、ポビーにしてみれば、1万ドルせしめるために自分と仲良くしているんじゃないかって、気が気じゃないわけ。

 せっかくなんだから、家庭教師テリーとポビーのセックスシーンを、もっと情緒たっぷりに描いてほしかった。でもそのテリーの曖昧な態度がラスト、テリーがはたしてどういう決断をするのか、ひきつけられることになるわけだけど。

 リメイクしたら面白そうだと思う。なんたって、20年前につくられたんだからね、情景が古くさいと思うのは仕方ない。

Hシーン 
コミカル度 


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(C) Sachiyo Kawana