化身 1986年・日本 出演: 藤竜也/黒木瞳/阿木燿子/梅宮辰夫/三田佳子 監督: 東陽一 原作: 渡辺淳一 |
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原作を書いている渡辺淳一氏は直木賞作家でもあるんだけど、大ブームを巻き起こした『失楽園』の著者といったほうがわかりやすいかもしれない。ドラマに出演した川島なお美もたちまちもてはやされていた。 大三郎には史子という愛人がいながら、若いホステス霧子と関係をもってしまう。霧子はウブで汚れのない女だ。マンションを与え、どんどん自分の色に染めていく大三郎。店を持ちたいというので金を出してやるが、ニューヨークへひとりで買い出しに行って戻ってくる頃には、派手な女になっていた――。 タイトルの意味はどっちに取ればいいんだろう。見事に化けていったのか、化けの皮がはがれたのか……。 黒木瞳、個人的に大好きです。こういうかっこいい女になりたい。あと、声がたまらないんだよね。後ろから抱かれて「だいさんっ」とよがるところなんか最高。もう少しふっくらしていたら完璧。 人によっては、成人映画ってこんなものか、と思ってしまうかもしれない。アダルトビデオと同じ制限が付けられているのだから、もっと大胆な性描写をしてほしかったところだ。
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