なんでしょう。役者が揃い過ぎってぐらいの映画だね。脚本に宮藤官九郎。主題歌はＣＨＥＭＩＳＴＲＹで「いとしい人」。
　いまさらながらの映画化だけど、舞台は1969年でまったく知らないけど、楽しめる映画だった。

　男子高校生のエロい妄想が過ぎるためか、一応１２歳未満は親と一緒に見ることに指定されてるが、そんなの一緒に見たら余計に気を遣うよ。
　何年か前なら平気でテレビドラマでやってたことだ。

　エロだけじゃなく、映画と演劇とロックが１つとなったフェスティバルを開催しようと奮闘する。それが一つの軸となって、映画にはやっぱり美女必須ということで、登場したヒロインは現役高校生の太田莉菜。これはマドンナにふさわしい。きれいな子だ。
　そして、なぜか深夜に学校へ乗り込み、イタズラ書きしたり、バリケードつくったり、大きなことをしでかしてしまう・・・

　はた迷惑な奴らなのに、すがすがしいのはなぜだろう。 　やっぱりクドカンは原作ありの脚本の方が断然面白い。原作に敬意を払い、暴走しすぎず、ほどほどの遊びがちょうどよくマッチしている。

青春度　
笑い度