グーニーズ   1985年・アメリカ
出演: ショーン・アスティン/コリー・フェルドマン/キー・ホイ・クァン
監督: リチャード・ドナー
原案・製作: スティーブン・スピルバーグ
 
 

 もう何度か見たこの映画。DVDで1500円という価格だったのでつい買ってしまった。
 特典は主題歌を歌うシンディ・ローパーのプロモーションと、カットされた未公開映像。そして十数年の時を経て再集結したグーニーズたちが、映画を見ながら当時を振り返る解説も収録。スピルバーグが演出したシーンについてもあかされる。
 しかしまぁ、アメリカ人ってのはノリがいいね。金八先生の生徒たちが集まって当時のVTRを見ながら解説してもこうはならないと思う。
 出演は「ロード・オブ・ザ・リング」の主人公のお供サム役でおなじみのショーン・アスティン。「スタンド・バイ・ミー」のコリー・フェルドマン。「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」で助手の少年を演じたキー・ホイ・クァンと、そこそこの顔ぶれだ。

 自宅の屋根裏で見つけた宝の地図を持って冒険に出るグーニーズ。でもそこの入り口には窃盗団の母息子たちが死体を隠している場所でもあった。彼らの目を盗んで海賊ウィリーの財宝を手に入れることが出来るのか!

 スピルバーグが製作に入っているだけあって、お得意のからくりもたっぷりと見られる。キー・ホイ・クァンが持っている発明道具の数々は、役に立たなすぎておもしろすぎる。
 かあちゃんの尻に敷かれた窃盗親子もいい味だしている。少年物語には必ず必要な太っちょキャラもありきたりながら面白い。
 しいていうなら、全員を同じ年代にして、女の子も主人公と同じ年齢だったらもっと面白かったのにと思った。やっぱり、宝探しは高校生がやっても面白くないでしょ。
 それにしても、たびたびあるヒロインのパンチラは監督の趣味かしら。

冒険度 
これぞ童心に戻る度 


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(C) Sachiyo Kawana