冷静と情熱のあいだ   2001年・日本
出演: 竹野内豊/ケリー・チャン/ユースケ・サンタマリア/篠原涼子/椎名桔平
監督: 中江功
原作: 江國香織/辻仁成
 
 

 同じ物語を女性の視点、男性の視点からそれぞれ描いた、コラボレーション小説の映画化。
 小説でもすでに終わりを迎えたはずの男女が、相手のことを忘れられずに回想をするというシーンが多くて、もどかしいというか、あまり前向きではないふたりにイライラとさせられるのだが、ふたりの原作者が持つ独特のペーソスが好きだという人にはハマれる作品かもしれない。

 映画ではどちらかといったら男性側、順正よりの物語といえるだろう。
 純正はイタリアで古い絵画を修整する仕事をしている。その工房の先生に気に入られ、大事な仕事も任されるようになるが、その絵画が切り裂かれてしまったことから工房の一時閉鎖を余儀なくされた。
 あおいはマーブという男と暮らしているが、結婚を踏み切れずにいた。
 ふたりはフィレンツェで再会し、それぞれ思い出を回想するが、もう元には戻れないと思っていた……。

 あおい役にケリー・チャンが起用されたが、あんまり意味がなかったように思う。彼女が英語をしゃべって、竹野内豊が日本語をしゃべるという、ちぐはぐな会話。ケリー・チャンが日本語の長ゼリフをマスター出来なかったからだろうか。
 ともかく、イタリアの美しい街並みが贅沢だったというかんじ。あまり情熱的ではないラブストーリーは日本人に好まれるのだろうか?

すれ違い度 
海外ロケ度 


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 →原作本:江國香織/辻仁成『冷静と情熱のあいだ』角川文庫刊
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