旅立ちの時

 原作と映画スタッフ

■映画スタッフ■
監督:シドニー・ルメット
出演:リバー・フェニックス(ダニー)/クリスティン・ラーティ(母)
出演:ジャド・ハーシュ(父)/マーサ・プリンプトン(ローナ)
コロンビア・ピクチャーズ | 1988年 | アメリカ


 ストーリーと解説

 今は亡きリバー・フェニックスの出世作。当時17歳だった彼はこの作品でアカデミー助演男優賞にノミネートされた。

 反戦運動家として指名手配され、今もFBIに追われている両親とともに逃亡生活を続けるダニー。本名さえ名乗れず、行く先々で髪の色を変える。
 転校先の音楽教師フィリップスを慕い、音楽への道に目覚めるが大学へいくとなれば素性を明らかにしなければならない。それは両親との離別を意味した。自分の夢と将来について懸命に考えるダニー。両親の愛との間で揺れる。
 ダニーはフィリップスの娘、ローナに恋をし、自分の環境を正直に話をした……。

 邦題から結末は読めてしまうが、ダニーの心の成長と思春期の葛藤を描いた素晴らしい作品。

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