■□あのキャラクターって何者?□■
「ぷよぷよ」の開発元でもあるコンパイルのRPG「魔導物語」に登場するキャラクターを使った、落ちものパズルゲームである。
スタート画面に登場している女の子はアルルといって、RPGでも主人公だったとおり、一応、プレイヤーはアルルとなってCOM対戦する。
COM戦にはサタンやぞう大魔王、スケルトンといったキャラクターが登場する。
それぞれ連鎖の組み方などに少しばかり特徴はあるが、特別な攻撃はないごくシンプルなぷよぷよである。
1991年10月25日にMSX2版とディスクシステム版が発売され、メガドライブ版はアレンジされたアーケード版からの移植作品。
コンパイル社は倒産してしまったので、キャラクターを含めたゲームの版権は現在セガにある。
■□連鎖がきもちいい□■
スライムのようなブロックが2個組で1つずつ上から落ちてくる。
赤や青、黄色など色の組み合わせはランダムで、ABボタンでぷよぷよを回転させ、十字キーで左右に動かす。
落ちたぷよぷよは同じ色同士が4つ以上繋がっているとそれらが消滅して得点となる。
対戦の場合は相手に「おじゃまぷよ」を降らせる。
おじゃまぷよは黒い色をしていて、それ自体は連鎖では消えないが、隣接する色つきのぷよが消滅したときに限りなくなる。
テトリスと違って、2個組で落ちてきたぷよは落下したとき1つ1つに切り離されたようになる。
なのでその下にあるぷよが消えると、2個組のぷよが繋がったままではなく重力に乗っ取って落ちてくる。
こうして消滅と落下を繰り返して、一度に3連鎖4連鎖と一気ににぷよぷよを消していくことが可能なのだ。
メガドライブ版では連鎖の時のボイスが「やったなー!」と「ファイアー」しかないのが残念。
アーケードなどでは3連鎖4連鎖になると数種類の音声があって、気持ちいいのだ。
■□対戦□■
「ひとりでぷよぷよ」はCOM対戦となる。
やさしい、ふつう、むずいの3段階から選ぶが勝ち進めば上の段階へと自動で進んでいく。
キャラクターは数種類いて、対戦の前には「漫才デモ」と呼ばれているものが挿入される。
アルルと対戦相手が会話するというもので、スキップできる。
基本的には落ちるスピードが速くなっていき、相手もだんだん大がかりな連鎖を仕掛けてくるようになる。
難易度は「おぷしょん」で変更可能だ。
「ふたりでぷよぷよ」は人間同士の対戦となる。
「とことんぷよ」はおじゃまぷよが降ってこないで、ひとりでとことんやりこむことができる。
が、どんどんぷよぷよを消してレベルアップしていかないと、スピードが早くなるのでこれもまた難しい。
画面の右側があいているので、2Pでも同時に邪魔されない「とことんぷよ」が出来るようになっている。
バーチャルコンソールでダウンロードして遊んだが、同梱のWiiリモコンで操作性に問題はなかった。
Wiiリモコンがもうひとつあれば対戦も出来る。
ゲームキューブのコントローラがあるならば、2Pのところに差し込めば対戦ができる。
キー操作は「おぷしょん」で変更できるので、やりやすいように変更するといいだろう。
※このゲームはWiiのバーチャルコンソールでダウンロードできます。
バーチャルコンソールタイトル一覧はこちら。
■□リメイク□■
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「ぷよぷよ! 15th Anniversary」 ニンテンドーDS 2006.12.14発売
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※ジャケット写真をクリックすると amazon.co.jp による作品紹介ページへ移動します。
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