■□ブラヴォーチームがどうなったか□■
初代「バイオハザード」において特殊作戦部隊S.T.A.R.S.ブラヴォーチームがまず出動したが、音信不通となりアルファチームが捜索に出て、あの洋館での事件がおこったわけだが、今作はそのブラヴォーチームに何が起こったのかが中心となっている。
ブラヴォーチームを乗せたヘリコプターはエンジントラブルで不時着。偶然にもそこで軍の囚人護送車を見つけ、何者かによって殺された兵士を確認。逃走したと思われる元海兵隊員のビリー・コーエンを探すが、あたりには得体の知れない怪物のような者が徘徊していた……。
■□ザッピングシステム□■
今作の主人公レベッカは第一作目の主人公クリスの手助け役としても登場している。つまり、彼女はここから抜けだし、洋館にてアルファチームの生き残りと合流しているわけだ。
レベッカは新米の隊員で衛生担当。ハーブや薬品の調合が得意で、狭い場所にも入り込める。
ビリーは脱走者らしく、手首に手錠をつけているものの、護送車を襲撃したのはあたりをうろついているゾンビであるらしかった。23人を惨殺したというが、レベッカはゾンビに襲われているところを助けられ、協力し合うことにした。
元兵士というだけあってその能力は高い。重い物も動かせ、ライターで火をつけたりも可能だ。
合流後はどちらかを操作してゲームを進めるようになる。今までもパートナーがいることもあったが、今作は完全なるザッピングシステムだ。
ボタン一つでプレイヤーを変えられ、非操作キャラはその場に待機させたり、後を付いてきて攻撃支援するようにも指定できる。当然銃を使えば弾丸は減るので臨機応変に設定すると良い。
また、2人を別の場所に配置し、同時にスイッチを押して仕掛けを解いたり、片方が身動きのとれぬ状態に陥ったなら、ひとりが別ルートからの脱出方法を見つけてやるなどのまさに協力が必要となるシーンも多い。
ゾンビに囲まれると非操作キャラがお荷物となることもあるのだけど、アイテムはその場で分け与えたりも可能なので、うまく対処したいところ。
なお、アイテムボックスは今回ないので、拾ったアイテムを床に置いておけるようになった。ただフロアごとに置いておける数に限りがある。
■□アンブレラ社の確執□■
逃げ込んだ列車を走らせ、行き着いたところはアンブレラ社の幹部養成所である。アンブレラ社を創立したひとりジェームス・マーカスはここの初代所長でもあった。ヒルを媒体にT-ウィルスを作り出すものの、抹殺されてしまう。
ここには彼の手記も多く残っており、創立からの裏のアンブレラの顔が垣間見られる。
そして序盤からよく現れる謎の美青年。大量のヒルを連れてなにかを企てている様子。
物語と平行して秘密裏に動く者たち。事件の始まりでもあり核心でもある内容だ。
■□移植作品で遊ぼう□■
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『バイオハザード0』 2008.7.10 Wii |
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