■□石を運べ!□■
モノクロのゲームボーイ版は他の機種と違って色が付いていないので、名称は違うが要点は同じである。シルバーストーンをゴールエリアに運ぶことができたらクリアとなる。
ゲームボーイ版では2タイプあって、ロジカルで敵の少ないモードAと、敵の多いモードBがある。説明書によると、全160面ということだ。
主人公のフラッピーを動かし、岩を押すことによって岩を移動させて足場を作っていく。岩やシルバーストーンは床のないところでは重力にしたがって落ちていくが、フラッピーはどこでも歩いていける。
積み重なった下の方の岩を押せば、その岩だけが動き、上に載った岩は一緒に横には動かない。その岩を押し出してしまうと重力にしたがって上に載った岩が落ちてくる。岩の下敷きとなってしまったときはアウトとなる。
岩をひくことはできないので、シルバーストーンが壁と床の角や、穴にはまってしまったら動かすことはできず、自滅するしかない。
一方、普通の岩は上から押すか、壁に岩を挟んで押すかすると崩れる。なので、岩をわざと切り崩して通り道をつくり出すことも必要となる。
敵は2種類いて、どちらも誘導キノコを投げつけて眠らせることができる。誘導キノコはステージ上に落ちていて、拾った数が上部に示される。十字キーでキノコを誘導させることができる。
なお、眠らせた敵は押して動かすことが可能だ。敵は眠っているときに限らず、上から岩を落としてつぶすことができる。
■□テクニック□■
角埋め。角に岩を落とし、その上を通ってシルバーストーンを運ぶ。岩を崩せば角の1マスが空くのでフラッピーをそこに落とせばシルバーストーンを押すことができる。
半個ずらし。フラッピーの一歩は岩の半個分なので、たとえば、上に積み重ねられた岩を上から順番に半個ずつずらしていけば、一番上の岩をより遠くに落とすことができる。
空中押し。岩を上から落とし敵をつぶすと、敵が消滅するまでの間、岩が浮いている状態にある。その時横から岩を押せば今ある位置とは違う場所に運ぶことも可能。同様に、積み重なった石が落ちている間も少しの時間差があるので、空中で押すことができる。
敵とフラッピーとの間に岩があるとき、双方が岩を押す形になれば岩が崩れる。このとき、その岩の上に岩が載っていても、敵とフラッピーの間に岩が落ちてくるのでフラッピーが押しつぶされてしまうことはない。
単純ながら、つい熱中してしまうパズルゲーム。こういったゲームは携帯ゲーム機との相性もよくて、ちょっとした時間にできる。
本作は1面クリアごとにパスワードが表示されるので、進んだところからすぐに再開できる。
※このゲームのファミコン版がWiiのバーチャルコンソールでダウンロードできます。
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