■□今度の舞台はマメーリア王国□■
偽物のマメーリア王国使者によって、ピーチ姫の声をガラガラにされてしまった。マリオとルイージはクッパの飛行船で後を追うが、撃墜されてしまう。
マリオとルイージは力を合わせて悪を倒しに行く。
スーパーファミコンで発売されたスーパーマリオRPGの系統を受け継ぐアクション要素を盛り込んだロールプレイングゲーム。
■□タッグプレイ□■
マリオとルイージは通常連なって移動する。スタートボタンを押せば前後を入れ替えることが出来るが、基本は先頭キャラを操作する。
ジャンプで障害物を飛び越えたり、ハンマーで岩を壊したり、ハンドパワーで火を付けたりできる。
フィールドを行く時、マリオとルイージのアクションを使って先へと進む箇所もある。ふたり力を合わせたアクションを「ブラザーアクション」といって、物語を進めていくとその種類も増えていく。
画面右上にアクションアイコンが出ていて、赤はマリオ、緑はルイージのアクションを表しているのでわかりやすい。前のキャラはAボタン、後ろのキャラはBボタンで操作する。アクションを変えたい時はLかRボタンを押す。
聞けば難しいように思えるが、やってみると操作は簡単だ。
ブラザーアクションは主に後ろのキャラがアクション操作する。
スピンジャンプはルイージの上にマリオが飛び乗り、プロペラのように回って長距離の飛行が出来る。ハンドルを回す時にもこのアクションで。
ハンマーを使ってルイージを叩けば地中に潜って、ルイージだけが壁の向こう側に行って行動をとったり、マリオをハンマーで叩けばミニマリオになって、狭いところに入り込むことも可能になる。ルイージをタルの中に潜らせ、タルを移動させてマリオがタルの上に飛び乗って高いところへ移動する場所などもあって、ちょっとした謎解きにもなっている。
■□バトルシーン□■
戦闘はフィールドを歩いている敵と接触すると始まる。レベルアップは経験値で。レベルアップ時に選択したステータスをルーレットによって1〜3までおまけで付加される。同じステータスばかりをあげていると、逆に成長が鈍るようなので、まんべんなく選んだ方がいいらしい。
前作と同様にタイミング良くボタンを押せば攻撃時にはダメージを大きくし、防御時は敵の攻撃を防ぐことが可能だ。
攻撃でも兄弟は協力し合う。それが「ブラザーアタック」だ。これも何種類かあり、マリオとルイージが協力して攻撃する合成技でブラザーポイントを消費する。画面にボタンを押すように指示が出るのでタイミング良くその通りにボタンを押せば技が成功する。
レベルが3段階あってその時々で自由に選べるのだが、ボタンを押すタイミングが早くなっていく。
この技を何度か成功させるとアドバンスコマンドをひらめく。レベル1で攻撃した時にいつもと違うコマンドが表示される。技の名前は同じでもボタン入力が違うので、少しグレードアップした技を繰り出す。
■□オヤ・マー博士と再会□■
ゲームキューブと同時に発売された「ルイージマンション」で登場したオヤ・マー博士が登場する。スタービーンズカフェのオーナーで、このお店では見つけてきた豆をブレンドしてコーヒーを作ってくれる。
7種類のコーヒーが作れ、飲むとステータスがアップする。
新しいコーヒーを作り出すごとにオーナーから装飾品のレアバッジがもらえる。
マリオとルイージの装備品には身を守るズボン類と、特殊効果のあるバッジがある。アイテムは回復系のキノコなど。
フィールドの何もないところでジャンプすると現れる隠しブロックもある。
土管を見つけたら、その土管と繋がった場所を行き来できる。
トロッコゲームや長縄跳びなどミニゲームもあって、イベント通過した後はタイムアタックにチャレンジすることもできる。
バトルシーンに少々飽きがきてしまうものの、遊び心のあるゲームで、フィールド上でのアクションがもっと凝っていたらさらに面白いゲームになっていたと思う。
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