ファミコンツインビー
Twin Bee
(1986年1月4日発売 ¥4,900 コナミ)

★シューティング・2P同時プレイ

■□2P同時プレイのシューティング□■
 キャラクターのかわいさゆえ、戦闘機が主流のシューティングゲームを避けていた女性にもそこそこ人気があったゲームで、アーケード(業務用ゲーム機)からの移植作。
 ひとりでも、もちろん遊べるが、ツインビーを1P、ウィンビーを2Pで操作し、ふたりで同時にプレイすることができる。2機が手を取り合って仲良く攻撃することもできるが、その威力のほどは……未知数(笑)

 空中の敵をショット弾、地上の敵を投下爆弾で撃退する、当時のオーソドックスなシューティングゲームだ。強制縦スクロール型で、操作しなくてもフィールドが進んでいく。
 シューティングといったらみなそうかもしれないが、どれだけ先に進めるかというよりは、どれだけハイスコアを狙えるかが要のゲーム。それだけに、ボーナスポイントはいくつかある。たとえば、1つのグループで現れた敵を全部破壊するとプラス1000点。地上の敵を破壊して現れたアイテムを取ると得点加算。黄色いベルを取り逃さず拾い続ければ最高1万点にまでなる。

■□雲からベル□■
 雲を射撃すると、キンキンと音がしてベルが飛び出してくる。これを狙って打ち続けると色が変わり、タイミング良く好きな色で取ることによってパワーアップする。
 青はスピードアップ。白は2発同時に弾が飛び出すツインショット。赤い点滅のベルは、動いたときに機体の残像を残し、その残像も弾を撃つという、分身の術みたいなもの。赤いベルは機体の周りにバリアができて、敵の弾に何度か当たってもはじき返す。

 そのほかにも、ベルのアイテムが出現してそれを取ると、3-WAYショットが可能となる。2個目以降は画面の中をボールが飛び回り、それが敵に当たると打ち落とすことができる。

■□救急車!?□■
 機体には腕が付いていて、その腕が爆弾を投下しているわけだが、敵のミサイルに当たると腕がなくなる。そのとき、ピーポーピーポーと、画面の上から修理車がやってきて、それを取ると腕が修復される。
 被弾の場合は2回まではOKだが、敵に当たると即1機失うことになる。

 ベルを取るとパワーアップするので、それを取るのに夢中になりすぎるとやられてしまうことに……。また、敵も次々と襲ってくるので、撃っているうちにベルに当たり、ベルの色が変わっていくので思うように取れないこともある。
 とくにステージを進めて敵が強くなっているときにやられると、自機は一番はじめの弱小まで戻るので、敵のスピードについて行けず、ベルを取ることさえも難しくなる。

 一番はじめから10機に増やしてプレイするという隠しコマンドがあるが、一度やられてしまうと先に進むのはなかなか難しい。シューティングに慣れてないわたしは特にね……。

※このゲームはWiiのバーチャルコンソールでダウンロードできます。
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■□裏技!□■
 10機から始める。
 スタートボタンを押してゲームを始めたとき、HIGH SCOREが表示されているときに、右上とAボタンを同時押し。

■□リメイクで遊ぶ□■
 ファミコン版完全移植のファミコンミニ。ゲームボーイアドバンス用ソフトです。

cover ファミコンミニ 『ツインビー』
GBA 2004.05.21
cover 『コナミアンティークスMSXコレクションVol.2』
PS 1997.11.20
「コナミのゴルフ」「コナミのビリヤード」「わんぱくアスレチック」「マジカルツリー」「ツインビー」「イーガー皇帝の逆襲」「魔城伝説」「スーパーコブラ」「グラディウス2」「ハイパースポーツ3」
※ジャケット画像をクリックすると amazon.co.jp による作品紹介ページへ移動します。


リンク集
コナミ コナミのオフィシャルサイト
コナミモバイル コナミのゲームを携帯電話で遊ぶ。ツインビーもある。

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