ファミコンジョイメカファイト
 
(1993年5月21日発売 ¥4,900 任天堂)

★格闘アクション・2P対戦

■□ロボット vs ロボット□■
 イーモン博士とワルナッチ博士はロボットの発明家。ある日、ワルナッチ博士は研究室の7体のロボットと共に姿を消した。悪いロボットに改造してしまったのだ。
 イーモン博士はお笑いロボットのスカポンを戦闘用に改造して7体のロボットを取り戻し、また元のよいロボットに改造し直すというのがこのゲームのストーリー。

 ロボットたちは顔と小さな胴体、手首より先の部分と足首より下の部分のみで構成された、大胆な発想の姿をしている。腕や脚の部分を透明にすることで、ファミコンでも処理落ちせずにスムーズに格闘ゲームが楽しめるようになっているという。
 手や足が思った以上に伸びるので、なんだかユニークな格闘ゲームだ。

■□アドベンチャーモード□■
 「1Pクエスト」ではワルナッチ博士が作ったロボットと対戦していく。
 最初のステージはワルナッチ博士が奪ったロボット7体が相手で、もともとはイーロボ(いいロボット)だ。なので、スカポンが勝ったロボットは仲間となり、次の戦いからはプレイヤーが選んで使えるようになる。

 レベル2〜4に登場するロボットは全部で24体。ハードモードでクリアすれば、「1Pクエスト」以外の対戦モードで選べるようになる。
 さらに、スペシャルモードクリアでボス4体も使えるようになるのだ。
 というわけで、対戦では計36体で遊べる。

■□チュートリアルも□■
 対戦は「1P vs COM」「1P vs 2P」「COM vs COM」がある。
 マニュアルモードでは実際にキャラクターを使って必殺ワザを練習したりもできる。
 通常操作ではパンチやキック、ジャンプ、ガードができるが、ボタンの組み合わせで必殺ワザも出せる。各キャラクターに4種類あり、操作方法は同じパターンだが、投げ技があったり、飛び道具があったりと、キャラクターによって繰り出すワザが異なる。

 勝敗はヒットポイントメーターがゼロとなった方の負け。
 ただし、ハートが2つあって、メーターがゼロになってもハート1つを消費してメータが満タンに回復する。そのとき、相手も少しだけメーターが回復する。ハートもメーターもなくなったときに負けとなる。

 関節がないので初めはとまどってしまう。なにをやっているのかわからなくなってしまうのだ。それから、攻撃範囲が結構広く、そのわりにガードも有効だ。必殺ワザでどう攻めるかが勝敗を分けるかもしれない。



リンク集
任天堂 任天堂のオフィシャルサイト。Wii、ニンテンドーDSの情報もここから。


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