■□ストーリー□■
探偵神宮寺三郎シリーズ第3弾。ファミコンのディスクシステム前編・後編として発売された。オーソドックスなアドベンチャーゲームだ。
神宮寺は助手である洋子と共にオートバイレースの観戦をしていた。洋子の友達京子の夫、岡崎がレース中に事故を起こしてしまうが、なんとレースに出場していたのは岡崎ではなかった。
岡崎は行方不明となり、洋子は京子を探すがホテルで死体となって発見された……。
めまぐるしく事件が起こり、これぞミステリーという内容。
今回も神宮寺はタバコで一息つきながら推理をまとめていく。ドラゴンクエストIIでアイテムを完成させるのに、いったんゲームを終了して再開させるというような手法もあったが、ときには「そうさをやめる」で頭を冷やして時間を進める場面も。
■□洋子の視点からも□■
このゲームの主人公は神宮寺で「おれ」という一人称で物語は進んでいくが、今回は洋子の視点になって調査を進めることが一部ある。
事件は広がりを見せるので、行ける場所も多く、接触しなければならない人物も増えた。あんまり混乱しないように、今はこの人に会わなければならないというふうに、行動が制限される場面がしばしばある。状況によって行ける場所が限られたり、話をすべて聞き出すまで動けなかったりするのだ。それは見落としがないかわかるのがいいが、自由度は減ってしまった。
ただ、ボリュームは増えたので、ミステリーとしての派手さがある。
※このゲームはWiiのバーチャルコンソールでダウンロードできます。
バーチャルコンソールタイトル一覧はこちら。
■□移植・リメイク□■
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『探偵神宮寺三郎 Early Collection』 PS,SS 1999.08.05
「新宿中央公園殺人事件」「横浜港連続殺人事件」「危険な二人 前編・後編 」「時の過ぎゆくままに・・・」を収録
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『探偵 神宮寺三郎DS いにしえの記憶』 DS 2007.07.19
新作+携帯アプリ版「新宿中央公園殺人事件」「横浜港連続殺人事件」「危険な二人 前編・後編 」「時の過ぎゆくままに・・・」、携帯アプリオリジナル「アカイメノトラ」、コミカルなミニゲーム「民俗学者殺人事件」「天使切断事件」「調査写真バラバラ事件」「しぐれ荘密室殺人事件」「クリスマス殺人事件」「三郎と不思議なホテル」の12作を収録
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※ジャケット写真をクリックすると amazon.co.jp による作品紹介ページへ移動します。
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