■□ブルマとの出会い□■
　シリーズ第一弾といっていいだろう。ドラゴンボールが初めてゲーム化されたのが本作。章仕立てになっており、ブルマとの出会いのシーンから始まり、ウーロンやヤムチャと戦ったり、途中までは原作にある程度沿った内容になっている。
　途中、キャラクターを生かした漫画の1コマのような、吹き出しで会話がされるシーンをいくつか挟んでいる。

　ステージは基本はスクロールアクションで、ゴールを目指して進んでいく。ジャンプで敵をかわすか、パンチでやっつける。中にはカギを見つけ出さないと通れないところもある。
　ステージの最後はボス戦になっていて、格闘ゲームのような一対一の対決になる。

■□ホイポイカプセル□■
　画面左上に体力値が数字で表されているが、敵と接触しなくても、時間と共に減っていく。これがゼロになるとゲームオーバーだ。コンテニューはできるが取ったアイテムはなくなる。

　原作でもおなじみホイポイカプセルは、敵を倒した時にランダムで現れる。それに触れるとBOMと爆発してアイテムが出てくる。体力回復の肉とケーキ、如意棒、カメハメ波など。秘密の部屋に入った時にも宝箱のような感じで置いてあるので好きなだけ取ればいい。中には敵が潜んでいることもあるので注意。
　体力値はそのまま受け継がれるが、如意棒は次のステージへ進むとなくなっている。カメハメ波の数は引き継がれるようだ。

　一応、ドラゴンボールを集めるのが目的なので、7つそろうと願い事を叶えてくれる。油断してはだめだ。ドラゴンボールは2回集めてエンディングを迎える。宇宙へ飛び立ったり、武闘会があったりとバラエティに富んでいる。
　体力の減りが早くてせかされるが、それなりにユニークなゲームである。