■□魔法を駆使して□■
チェシャ猫のアリシアはある人に会いたくて、魔女に人間の姿に変えてもらった。ワンダーランドから人間世界への道のりには女王が仕掛けた者たちが行く手を遮る。
魔法を使いながらゴールの扉を目指すパズルアクション。
画面の上部にはステージごとに決められた魔法の制限数が出ているので、それ以内でゴールを目指す。魔法にはそれぞれ届く距離があり、ジャンプや落下をしながらでも発動可能。
ファイアはオバケを攻撃したり、氷のブロックを1つ分壊したりする。また、ロックが掛けられた扉はステージ内のすべての燭台に火を灯せば解除される。
アイスは敵や味方のキャラクターを凍らせることができる。動いているキャラクターなら、適所で凍らせたりすることで足がかりをつかむ。
サンダーは通常ブロック、氷のブロックをアリシアの目の前まで引き寄せる。5マス離れたところまで魔法は届くが、引き寄せられる場所はアリシアの目の前限定。
メテオは通常ブロック、氷ブロックとも破壊できる。しかも、ブロック同士が繋がっていればそれらもすべて破壊する。
■□変化能力も□■
魔法は人間の姿をしているときだけ使用可能。アリシアは元の姿であるチェシャ猫にも姿を変えられる。
猫になればアリシアの倍の跳躍力になる。あと、背が低いのでアリシアでは天井の針につっかえてしまうような通路でも通れる箇所がある。人間の姿の時だけ乗ると消滅する床などもある。
サンダーは仲間の帽子屋を引き寄せて頭上に担ぐことができる。帽子屋が上に重なっていればそれもすべて頭に乗せて運ぶことができるので、足場が作れたりする。
敵のチェシャ猫には行く手を遮られ、跳ねとばされてしまうが、飛ばされることによって行けなかった場所へ行けたりもする。動いている敵を針山に誘導して、その頭上に乗っかって安全に移動したりと、解決方法は多岐にわたって、シンプルで小さい画面構成ながらも結構難しい。
ステージ数は50と、そこそこ豊富。立体視を活かしたゲームではないので、この先、3D非対応のゲームが出てきたっていいと思った。
|