■□押して引いて登って□■
力持ちのマロというキャラクターを動かし、ステージにある積み重なったブロックを押したり引っ張り出したりしてゴールを目指すパズルゲーム。
ヒクオスづくりの名人であるおじいさんに教わりながらまずはチュートリアル。
ブロックは最大で3マス分引き出せる。マロは1段分の高さならジャンプして上れるので、上に登っては上段のブロックを引き出すのだが、足場が足りなくて2マス分しか引き出せなかったりと、どうやって足場を確保しながら上の方にあるゴールまでたどり着くかを考えていく。
■□思いきってジャンプ□■
マロがどこまでならジャンプできるのか知っておくのもカギとなる。斜め前のブロックに飛び移ったり、1マス分の間を飛び越えることはできるけど、すぐ上にブロックが飛び出ていると頭がつっかえて飛び越せないこともある。
ジャンプのアクションは結構シビアなので、失敗して落下してしまうことも多々あった。せっかくいいところまで来たのに落下してしまうと、もう一度上れない状況に陥ってしまうこともある。そんなときはLボタンを押すと数秒間は時間を巻き戻せることが出来るので、失敗した動作をやり直すことができてとても便利だ。
それでも行き詰まってしまったときの為にリセットボタンがあり、初めからやり直すことも出来る。
それでもクリアすることが出来ないと、何度か試行錯誤しているうちに下画面のポーズボタンが黄色く光る。ボタンをクリックするとそのステージを飛ばして次のステージへ進むことが出来る。
難易度は決められてるけど、人によっては詰まってしまう箇所が違うので、また改めてやると「な〜んだ」と思うこともあって、先に進めるのはいいかも。
■□仕掛け□■
ステージが進むと仕掛けが登場する。
スイッチには色が付いていて、スイッチを踏むと同じ色のブロックがすべて3マス飛び出す。
マンホールはその絵が描かれたブロックが引き出されたときに、そのブロックの上部か下部にマンホールが出てくる。同じ色のマンホールが引き出されたときにふたが開いて、そこへ入るともう一方のマンホールへとワープできる。
仕掛けがあると、どのようなルートを行けばよいか予測できてしまうこともあるが、ダミーの仕掛けが存在する意地悪なステージもある。
■□エディットも□■
コースはエクストラステージも含めて252。ボリュームはかなりあると実感できる数だ。
ヒクオス工房では自作のステージが作れる。90のステージを保存しておける。
おじいさんが以前に作ったという本編には登場していないヒクオスを呼び出したり、本編で出現したステージを呼び出せる。最大32×32マスあり、ドット絵を描く要領でステージが作成できる。
パズルのエディットは難しくて結局作りこなせなかったりするのだけど、お手本のイラストが用意されているので、取っ付きやすくなっている。
お試しプレイをしながら、イラストをドット単位で修正したり、スイッチやマンホールを設置したりして、ゴールできるように補正していく。
スイッチとマンホールはステージを複雑にもするし、すごく簡単にもできる。極端にいえばスタート付近からゴール付近までマンホールで繋げてしまえばいいのだ。なので、どんなイラストを作っても、これを使えばたいていはゴールまでたどり着けるようになるのがエディットの敷居を下げている。
自作コースを他のプレイヤーに遊んでもらうには本体を貸すか、作ったコースを見せて自作してもらうしかなかったが、QRコードで配布できる機能が後日アップデートされるようなので、また楽しみが増えそうだ。
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