花なんてちっとも美しいと思わなかった頃。
山あじさいと仔殺、です。
ただひたすら強くなりたい、憧憬の対象たる父を超えたい。 仔殺時代の殺生丸は、その爪で花を切り裂く事はあっても愛でる事など思いもよらないし、そんな気持ちのゆとりも持ち得なかったのかもしれない、なんて思います。 りんと旅を続ける今、彼の心のありようは一歩また一歩と大きくなっているのかなと想像しています。 いつの日か父上を超える大妖怪になってくれると思いますです。
2007.06.07
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