讃岐平野のおむすび山


笠山の柱状摂理

讃岐平野には飯野山のようにオムスビ山と呼ばれる、のどかな形をした山が多い

ですが、
これらの山はどのように出来たのでしょうか。

爺神山や笠山の山頂にある安山岩の柱状摂理を見ると、ヒントが得られます。

柱状摂理とは、火山岩が冷却や圧縮を受けて柱状の割れ目が出来ることをいいます。

景勝地として有名な石川県の東尋坊は、柱状摂理が海食を受けて絶壁を成したものです。

爺神山の地質を調べると、低山部は「花崗岩」山頂部は「安山岩」である、ことが判ります。

他にも、大麻山や朝日山など讃岐平野の山の多くは同じ地質から出来ていることや、

安山岩は火成岩が急速に冷却され生成された岩であることから、

讃岐平野は、約1200万年前の火山活動で溶岩に覆われたと言われています。

そして、以前は屋島や大麻山などの山は、火山の噴火によって出来た

と言われていましたが、
今では花崗岩や安山岩が雨水や風で侵食され、侵食されにくい

安山岩が上部に残りオムスビ山となったと言われています。

山頂だけでなく、丸亀城内でも、かぶと岩と呼ばれている柱状摂理を見ることが出来ます。

また、屋島の「獅子の霊厳」では、安山岩の板状摂理も見ることが出来ます。