・・・introduction・・・
「おぬしは何もわかってはおらぬ」
物の怪のことも。人のことも。
物の怪と呼ばれるものたちが、世を乱した時代。
それらを調伏するため、僧や呪物がはびこった時代。
物の怪を使役し物の怪を圧伏することを考えたものたちがいた。
狩人と呼ばれる人間と物の怪たちの紡ぎ出す、和風テイストファンタジー。
・・・what's new・・・
3/8 「天使の視界」巻 7.8 更新
「こいつを、頼むよ」
梅治は一振り、白鞘に納められた刀を残して逝ってしまった。
春枇は真実を知るために仇討ちの旅に出る。仇の物の怪玄武との間に割って入ったのは、狐の面をつけた女だった。