水晶岳(黒岳) Mt.Suishou-dake 2,986m 赤牛岳 Mt.Akaushi-dake 2,864m |
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赤牛岳は北アルプスの最深部にありルートは読売新道。黒部ダムを渡り黒部湖岸を平ノ小屋まで3時間強。船で対岸の針の木谷へ。(船は6月から10月末まで運航)梯子の多い湖岸のルートを3時間で奥黒部ヒュッテに着きます。そこが読売新道入り口。ルートが長く水場もほとんどない長い登りを8時間で赤牛岳に着きます。赤牛岳周辺には山小屋がないので、尾根をさらに3時間で水晶岳(通称黒岳)を経て水晶小屋へ。途中の分岐をナメリの滝へ下ると高天原温泉。このルートは急なガレ場を下る上級者向け。高瀬ダムから林道を歩き湯俣温泉から竹村新道を登り水晶岳を越えて行くロングルートもあります。 |
水晶岳(すいしょうだけ) |
赤牛岳(あかうしだけ) |
ルート |
登りの時間 |
難易度 |
体力 |
湯俣温泉から水晶岳 かなりきついロングコース 健脚向き
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10時間 |
中高 |
極 |
赤牛岳から水晶岳 ゆるい稜線歩き 強風地帯で天気が荒れると危険 途中に温泉沢へ下るルートがあるがザレた滑りやすい急坂 迷い込まない
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3時間 |
楽 |
低 |
高天原山荘から岩苔乗越経由水晶岳 祖部岳はザレ場の登りでややきつい 稜線は平坦で歩き易く眺望の良い快適なルート |
5時間 |
楽中 |
中 |
高天原山荘から温泉沢ノ頭経由水晶岳 ガレ場の急登坂 初心者不可 |
4時間半 |
高 |
高 |
奥黒部ヒュッテから読売新道で赤牛岳 きつい登りの連続 長丁場で健脚向き 途中の水場は枯れている事が多い |
8時間 |
中 |
極 |
推薦登山コース 七倉からタクシー - 高瀬ダム - 烏帽子小屋 - 三ツ岳 - 野口五郎岳 - 真砂岳 - 水晶小屋 - 水晶岳 - 赤牛岳 - 水晶小屋 - 真砂岳 - 湯俣温泉 - 七倉 3泊4日 |
推薦登山コース2 黒部ダム - 東沢出会キャンプ場 - 赤牛岳 - 水晶岳 - 水晶小屋 - 東沢出会キャンプ場 - 黒部ダム |
3泊4日 |
中 |
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テント場 指定地 奥黒部ヒュッテ |
水場 読売新道七合目 |
装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子 縦走装備
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近くの温泉 高天原温泉 |
奥黒部ヒュッテ 水晶小屋
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鷲羽岳 Mt.Washiba-dake 2,924m ワリモ岳 Mt.Warimo-dake 2,888m |
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名峰鷲羽岳は黒部川源流の山で、山頂をはさんで3つのピークが並ぶ姿が鷲が羽を広げたように見えるところから名前が付きました。山頂から登山道をそれて急坂を下ると鷲羽池という美しい池があります。ダイアモンドコースと裏銀座コース、槍コースの分岐にある三俣蓮華岳から三俣山荘へ下り山荘から1時間半で鷲羽岳。尾根縦走するとワリモ岳へは1時間です。秘境雲ノ平を囲む水晶岳と並んで特に魅力のある人気の山です。 |
鷲羽岳(わしばだけ) |
ワリモ岳 |
ルート |
登りの時間 |
難易度 |
体力 |
水晶岳から鷲羽岳 ザレた稜線歩き 歩き易く眺望も良い 山頂周辺には水晶があるが持ち帰りは禁止
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2時間半 |
楽 |
低 |
三俣山荘から鷲羽岳 やや急なガレた坂を登り中腹から岩稜の胸突き八丁の見上げるほどの急坂。中腹から鷲羽池が見える(往復1時間)
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1時間40分 |
中 |
低 |
雲ノ平から祖父岳経由鷲羽岳 ガレ場の登りのあとはゆるい稜線ルート |
3時間 |
楽 |
中 |
三俣山荘から湯俣に下る伊藤新道は現在廃道 |
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推薦登山コース 七倉 - 湯俣温泉 - 真砂岳 - 水晶小屋 - ワリモ岳 - 鷲羽岳 - 湯俣温泉 - 七倉 |
3泊4日 |
中 |
中 |
推薦登山コース2 折立 - 薬師峠キャンプ場泊 - 薬師沢 - 雲ノ平キャンプ場泊 - 祖父岳 - 鷲羽岳 - 三俣蓮華岳 - 黒部五郎キャンプ場泊 - 黒部五郎岳 - 太郎平泊 - 折立 4泊5日 |
テント場 三俣蓮華キャンプ場 雲ノ平キャンプ場 |
水場 ワリモ北分岐 三俣蓮華キャンプ場 黒部源流 |
装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子 縦走装備
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近くの温泉 高天原温泉 |
三俣山荘 高天原山荘 雲ノ平山荘
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黒部五郎岳 Mt.Kurobegorou-dake 2,840m 北ノ俣岳(上ノ岳) Mt.Kitanomata-dake 2,662m |
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黒部五郎岳は雲ノ平を見渡せる黒部の盟主。入山ルートは富山県の折立からのダイアモンドコースと、南の岐阜県の飛越トンネルからから飛越新道、神岡新道で北ノ俣を経由するコース。三俣蓮華までの尾根縦走のダイアモンドコースは長丁場ですが、雄大な景色が楽しめる人気のルートです。黒部五郎岳は山頂の稜線を行くコースと、山頂手前から渓谷に下る巻き道コースに分かれます。
北ノ俣岳は昔上ノ岳とよばれた平坦な山です。ダイアモンドコースの緩い稜線を登ると山頂の標識が立っています。この周辺は雷鳥の生息地。北ノ俣西側の麓に公営の北ノ俣非難小屋があり通年利用できます。
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黒部五郎岳(くろべごろうだけ) |
北ノ俣岳(きたのまただけ) |
ルート |
登りの時間 |
難易度 |
体力 |
飛越トンネル登山口から北ノ俣岳 トンネルの上から樹林帯登り 熊が多い 北ノ俣避難小屋から稜線までは長い急登坂
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6時間 |
楽中 |
高 |
北ノ俣非難小屋から北ノ俣岳 きつい傾斜を九十九折に登って行く湿地帯で道が崩て歩きにくい
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2時間 |
楽 |
中 |
北ノ俣岳から黒部五郎岳 ゆったり稜線を歩き黒部五郎の山頂と巻き道の分岐を直登する ややきつい登りだが山頂稜線は絶景 |
3時間 |
楽 |
中 |
三俣蓮華岳から黒部五郎岳 ややきついアップダウンの連続 |
4時間半 |
楽中 |
中 |
太郎平小屋から北ノ俣岳 ゆるい稜線の登り見通しが良いダイアモンドコース |
2時間 |
楽 |
低 |
推薦登山コース 折立 - 薬師峠キャンプ場泊 - 北ノ俣岳 - 黒部五郎岳 -薬師峠キャンプ場泊 - 折立 |
2泊3日 |
楽中 |
中 |
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雲ノ平 Kumonodaira 2,464m |
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黒部川源流の祖父岳が太古に噴火して作られた溶岩大地が雲ノ平です。北アルプスの最深部で、標高2,500mを越える25万坪の台地に日本庭園、アルプス庭園、アラスカ庭園と呼ばれる美しい高層湿原が広がります。周りを名峰に囲まれた雲の上の秘境です。中心部に雲ノ平山荘とキャンプ場があります。入山ルートは最短の折立から太郎平に登り、薬師沢へ降りて急登を登るルート。飛越トンネルから北ノ俣経由で黒部五郎、黒部源流経由の長い縦走ルート。新穂高温泉から鏡平、双六、三叉蓮華を経由するルート。湯俣温泉から竹村新道を登り真砂岳、ワリモ分岐を経由するルートなどがあります。どのルートも2泊3日以上の日程が必要。 |
雲ノ平(くものたいら) |
雲ノ平山荘と黒部五郎 |
ルート |
登りの時間 |
難易度 |
体力 |
折立から太郎平薬師沢経由雲ノ平 ロングルートだが難所は薬師沢のみ 太郎平か薬師沢小屋で1泊がおすすめ 健脚向き
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10時間半 |
楽中 |
極 |
飛越トンネルから黒部五郎小屋 ややきつい樹林帯を登り北ノ俣小屋の先の急坂を登ると稜線 黒部五郎の登りもややきつい山頂を巻くルートもあり
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9時間 |
楽中 |
極 |
新穂高温泉から双六、三叉蓮華経由 長い林道歩きの後岩ゴロの急登坂で鏡池 稜線まできつい登りで後は尾根縦走 1泊必要 |
13時間 |
中 |
極 |
湯俣温泉から竹村新道経由 最初から急登坂で稜線まで長い ガレ場やヤセ尾根の通過もあり 1泊必要 |
12時間 |
中高 |
極 |
推薦登山コース 折立 - 薬師峠キャンプ場泊 - 薬師沢 - 雲ノ平キャンプ場泊 - 同ルートを下山 |
2泊3日 |
中 |
高 |
推薦登山コース2 新穂高温泉 - 槍平小屋テン泊 - 樅沢岳 - 三俣キャンプ場泊 - 鷲羽岳 - 雲ノ平泊 - 三俣蓮華岳 - 双六泊 - 弓折岳 - 下山 |
5泊6日 |
中 |
高 |
テント場 雲ノ平キャンプ場 |
水場 薬師沢小屋 雲ノ平キャンプ場 高天原 ワリモ分岐 |
装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子 縦走装備
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近くの温泉 高天原温泉 |
雲ノ平山荘 ルートガイド 黒部五郎小屋 三俣山荘
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