燧ケ岳 Mt.Hiuchiga-take 2,356m 至仏山 Mt.Shibutsu 2,228m |
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日光国立公園には男体山をはじめ名峰が多くあり、尾瀬の主峰、燧ケ岳は雄大な姿の名山です。約500年前に噴火し、尾瀬ヶ原という高層湿原ができました。山頂に大小5つのピークをもちますが、まないたぐら、しばやすくらというツインピークが山頂。4方に登山ルートがあります。
尾瀬ヶ原をはさんで、西側にある至仏山も太古の火山で、蛇紋岩という岩石でできた山で高山植物の宝庫。蛇紋岩はもろく崩れやすいので保護策として登山道に規制がかけられています。また天候が変わり易くハイキング装備では登れません。
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燧ケ岳(ひうちがたけ)と尾瀬沼 |
至仏山(しぶつさん) |
ルート |
登りの時間 |
難易度 |
体力 |
大清水から燧ケ岳 尾瀬沼までは湿原歩きとゆるい登り 浅湖湿原からh急登坂 1泊2日がおすすめ
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6時間半 |
中 |
中 |
御池から燧ケ岳 樹林帯の急登坂の後木道から2つの湿原を行くとまた急登坂 山頂からはゆるい稜線
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4時間 |
楽 |
中 |
至仙山から燧ケ岳 尾瀬ヶ原の木道を歩き 燧ケ岳の長い登りを行くので途中で1泊が良い |
8時間 |
中 |
高 |
山の鼻から至仏山(登り専用) ゆるく長い登りが続き登るほど急 下山は鳩待峠へ |
3時間 |
中 |
低 |
鳩待峠から至仏山 ピークまで急坂を登り湿原を抜けて主尾根に取りつく山頂手前に危険個所 |
3時間 |
楽 |
中 |
湯の小屋温泉から笠が岳経由至仏山 樹林帯のアップダウンのあと尾根道は急坂が多い 長く疲れる |
8時間 |
中 |
高 |
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平ヶ岳 Mt.Hiraga-take 2,141m |
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新潟県と群馬県の県境にまたがる広大な山です。山頂部は平坦で池塘が無数に点在して、美しい高層湿原になっています。鷹ノ巣ルートは距離があり山小屋はないので、池ノ岳のテント場を利用します。この近くに有名な玉子岩という球形の巨岩があります。ルートは現在は1本で、新潟の中ノ枝ルートの林道は車では入れませんが、地元の旅館に泊まると入山口まで車で送迎が可能。 |
平ヶ岳(ひらがたけ) |
玉子岩(たまごいわ) |
ルート |
登りの時間 |
難易度 |
体力 |
鷹ノ巣入山口から平ヶ岳 入山口までも長く登山道も長い キャンプ場も狭い
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7時間半 |
中 |
高 |
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日光白根山 Mt.Nikkou-shirane 2,578m |
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成層火山帯の中にひときわ高く聳えるドームが奥白根山。前白根山 五色山 外山 白根隠山 錫ヶ岳などの火山帯の中心。周辺には多くの沼や滝、戦場ヶ原などの高層湿原が点在します。関東以北の最高峰で麓の五色沼は観光ルートになっています。冬季は積雪が多く金精道路も閉鎖されるのでアクセスが難しい。 |
白根山(しらねさん) |
白根山と五色沼(ごしきぬま) |
ルート |
登りの時間 |
難易度 |
体力 |
丸沼高原から白根山 秋まではロープウェイで15分で山頂駅 七色平分岐を右に樹林帯を登る
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3時間 |
楽 |
低 |
菅沼登山口から座禅山経由 山小屋とトイレがある入山口から樹林帯のやや急登を登る 阿弥陀ヶ池に山頂と五色沼の分岐がある |
3時間半 |
楽 |
低 |
金精トンネル入山口から五色山経由 金精峠から足場の悪いルート 五色山に分岐があり前白根山経由か五色沼を抜けると避難小屋 山頂は急登 |
4時間半 |
楽 |
中 |
湯元温泉入山口から前白根山経由 ルートが2つあり外山経由は難易度が高い 中ツ曽根 五色沼経由が楽 |
4時間半 |
楽 |
中 |
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八海山(入道岳) Mt.Hakkai 1,778m 阿寺山 Mt.Aji 1,509m |
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八海山は修験信仰の山で里宮から尾根を縦走して登りますが、ロープウェイができてからは簡単に入山できるようになりました。厳しい岩峰の連なる山で八ッ峰という八つのピークの先に、最高峰入道岳があります。ルートは初心者コースから八ッ峰の岩峰を超える上級者コースまでバリエーションがあります。稜線にはいくつも非難小屋があり、それぞれのルートに水場もあります。山岳信仰の史跡もたくさんあり夏には白装束の修験者が列をなして登ります。千本槍小屋からピークを行くルートは切り立った岩峰をクサリを頼りにいくつもアップダウンするので、初心者はガイドを頼むか巻き来道を行きましょう。阿寺山登山道は崩落しましたが現在は通れます。 |
八海山(はっかいさん) |
八ツ峰(やつみね) |
ルート |
登りの時間 |
難易度 |
体力 |
ロープウェイ駅から入道岳 ややきつい登りで千本槍小屋から先は岩稜のクサリ場野連続巻き道もある
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5時間 |
中高 |
中 |
八海山里宮から山頂 史跡が多く見どころが多い 三合目の風穴から急登坂になり上のルートと合流
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7時間半 |
中高 |
高 |
山口二合目から屏風道経由千本槍小屋 厳しい修験者の道で登るほどきつくなるクサリ場の連続 登り専用 |
5時間 |
高 |
高 |
山口二合目から新開道経由大日岳 河原を行き尾根に取りつく 尾根はかなり急登坂で最後にクサリ場がある |
5時間半 |
中 |
高 |
広堀川河原から阿寺山 五竜岳経由 河原を行き蛇喰清水から先は急登坂 山頂から先は湿原が美しい |
6時間 |
中 |
高 |
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越後駒ケ岳 Mt.Echigokomaga-take 2,003m 中ノ岳 Mt.Nakano-dake 2,085m |
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三国山脈の北端の越後駒ヶ岳は、切れ落ちた断崖や金山沢奥壁のスラブと、反対側の緩やかな山容を併せ持つ山。山頂に非難小屋がある。長い縦走コースで季節ごとの花が楽しめ麓の温泉も楽しめます。
駒ケ岳から中ノ岳への尾根縦走も高低差のある厳しいルートです。この山域は奥が深くルートも長いので、ゆとりのある日程で登りましょう。冬季は豪雪地帯で熟練者以外は入山できません。稜線は夏でも雪が残ります。
八海山から中ノ岳、駒ヶ岳はどちらから入っても険しい縦走ルートですが、ゆっくり時間をかけて楽しめるコースです。
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越後駒ケ岳(えちごこまがたけ) |
中ノ岳(なかのだけ) |
ルート |
登りの時間 |
難易度 |
体力 |
駒ノ湯入山口から越後駒ケ岳 樹林帯を行き小倉尾根は緩急の登り 湿原を越え急登坂
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6時間半 |
中 |
高 |
枝折峠から越後駒ヶ岳 銀の道分岐を越えゆるいアップダウンで小倉山その先は景勝地の稜線
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6時間半 |
中 |
高 |
森林公園キャンプ場から越後駒ヶ岳 水無川を遡上し雪見ノ松から急登坂の連続 |
6時間半 |
中 |
高 |
越後駒ヶ岳から中ノ岳 天狗平まで急坂を下り痩せ尾根のアップダウンの後登るほど急になる |
5時間 |
楽中 |
中 |
十字狭入山口から中ノ岳 最初から急登坂でブナ林の尾根を登る途中に展望地がある |
8時間 |
中 |
高 |
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巻機山 Mt.Makihata 1,967m 金城山 Mt.Kinjou 1,369m |
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谷川連峰の北にある巻機山は大きな山容で、なだらかな草原に池塘が点在する景勝の山。滝が多い登り専用の沢登りルートと、一般向き井戸尾根ルートがあります。北側の渓谷ルートは上級者向き。谷川岳からの縦走ルートは現在は廃道。麓の巻機山麓キャンプ場(駐車料金500円)に入山口があり途中から井戸尾根と沢登りルートに分かれます。避難小屋から湿原が始まり美しい稜線へ。割引岳(わりめきだけ)は遅くまで雪渓が残ります。
金城山は古くから信仰の山として親しまれており登山道も整備されています。標高の割りに雄大なスケールで四方からルートがあります。山頂の岩峰は迫力満点
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巻機山(まきはたやま) |
金城山(きんじょうさん) |
ルート |
登りの時間 |
難易度 |
体力 |
桜坂入山口から井戸尾根コース巻機山 岩の多い滑りやすい急坂と粘土質のえぐれた坂が7合目まで続く 前巻機手前は急坂 小屋から30分の登り
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5時間 |
中 |
中 |
桜坂入山口から割引沢コース巻機山 途中から行者の滝コースと分かれますが、どちらも沢登りの厳しいコース 下山禁止
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4時間 |
高 |
高 |
森林公園天竺の里から新道経コース巻機山 崩落地のトラバースルートでアップダウンのきついルート 下山禁止 |
8時間 |
高 |
高 |
森林公園天竺の里から米子沢コース 四合目まではかなり難度が高い ルートファインディング岩壁登坂技術が必要な難コース |
9時間 |
高 危 |
高 |
高棚コース金城山 全般に急登坂で最後に難所がある健脚向きコース |
5時間 |
中 |
高 |
北之入りコース金城山 七合目まで沢筋を登る 水場も多い 稜線は藪漕ぎがあり最後の岩場の急登は注意
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5時間 |
中 |
中 |
観音山コース金城山 槻岡寺から入山 全体にゆるい登りで難所もない |
4時間半 |
楽 |
中 |
雲洞コース金城山 沢沿いに登る見どころが多く楽しめるコース 沢で水の補給は済ませるように |
5時間 |
楽 |
中 |
水無コース金城山(2本あり) 途中から滝入と水無コースに分かれる全体に急登坂が多い 下山禁止 |
4時間半 |
中高 |
高 |
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