エリア別登山ガイド

ルートのコースタイムは休憩は含まず、通常歩行の半分程度(時速2キロ)が目安 このマークが日帰り可能な山です。
登山ルートの難易度
良く整備されたルート 距離が短く難所はなく簡単に登れる 初心者向け 特に技術はいらない
楽中 急登坂や岩場等がある 距離が長くても難所や危険個所がない 歩き慣れた人 岩場もガレ場も平気 そこそこ体力もある
距離が長い 急登坂が多い 危険箇所通過がある ペースコントロールができる 体力に自信 岩場も登れる
中高 距離が長い 急登坂が多い 危険個所や岩壁登坂痩せ尾根などがある 重心バランスが取れる 岩壁を恐れない
危険箇所が多く高いスキルが要求される 単独では危険なルート 初心者はガイドが必要 岩壁登攀や高度感にも対応
ロープ確保やルートファインディング能力が必要 単独は不可 岩壁登攀の技術 ルートファインディングができる
分かりにくい、もしくは迷いやすい  GPSナビゲーションがあった方が良い
体力度 低(ハイキング程度の体力) 中(通常の登山に必要な体力) 高(消耗が大きい忍耐力が必要) 極(フルマラソン並)
その他の山
燧ケ岳 至仏山 平ヶ岳 日光白根山 八海山 阿寺山 越後駒ヶ岳 中ノ岳 巻機山 金城山 妙義山 荒船山 三宝山 甲武信ヶ岳
国師ヶ岳 北奥千丈岳 金峰山 瑞牆山 乾徳山 茅ヶ岳 両神山 皇海山 富士山 白山 笈ヶ岳 月山 鳥海山 安達太良山
燧ケ岳 Mt.Hiuchiga-take 2,356m 至仏山 Mt.Shibutsu 2,228m
日光国立公園には男体山をはじめ名峰が多くあり、尾瀬の主峰、燧ケ岳は雄大な姿の名山です。約500年前に噴火し、尾瀬ヶ原という高層湿原ができました。山頂に大小5つのピークをもちますが、まないたぐら、しばやすくらというツインピークが山頂。4方に登山ルートがあります。

尾瀬ヶ原をはさんで、西側にある至仏山も太古の火山で、蛇紋岩という岩石でできた山で高山植物の宝庫。蛇紋岩はもろく崩れやすいので保護策として登山道に規制がかけられています。また天候が変わり易くハイキング装備では登れません。

燧ケ岳(ひうちがたけ)と尾瀬沼 至仏山(しぶつさん)
ルート 登りの時間 難易度 体力

大清水から燧ケ岳 尾瀬沼までは湿原歩きとゆるい登り 浅湖湿原からh急登坂 1泊2日がおすすめ

6時間半

御池から燧ケ岳 樹林帯の急登坂の後木道から2つの湿原を行くとまた急登坂 山頂からはゆるい稜線

4時間
至仙山から燧ケ岳 尾瀬ヶ原の木道を歩き 燧ケ岳の長い登りを行くので途中で1泊が良い 8時間
山の鼻から至仏山(登り専用) ゆるく長い登りが続き登るほど急 下山は鳩待峠へ 3時間
鳩待峠から至仏山 ピークまで急坂を登り湿原を抜けて主尾根に取りつく山頂手前に危険個所 3時間
湯の小屋温泉から笠が岳経由至仏山 樹林帯のアップダウンのあと尾根道は急坂が多い 長く疲れる 8時間
テント場 下田代キャンプ場 山ノ鼻キャンプ場 水場 多数

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 赤田代温泉小屋 尾瀬の日帰り温泉

尾瀬国立公園 至仏山登山ガイド 尾瀬山小屋案内 渋沢温泉小屋(尾瀬の山小屋は全域予約制です)

平ヶ岳 Mt.Hiraga-take 2,141m
新潟県と群馬県の県境にまたがる広大な山です。山頂部は平坦で池塘が無数に点在して、美しい高層湿原になっています。鷹ノ巣ルートは距離があり山小屋はないので、池ノ岳のテント場を利用します。この近くに有名な玉子岩という球形の巨岩があります。ルートは現在は1本で、新潟の中ノ枝ルートの林道は車では入れませんが、地元の旅館に泊まると入山口まで車で送迎が可能。
平ヶ岳(ひらがたけ) 玉子岩(たまごいわ)
ルート 登りの時間 難易度 体力

鷹ノ巣入山口から平ヶ岳 入山口までも長く登山道も長い キャンプ場も狭い

7時間半
テント場 池ノ岳テント場 水場 台倉清水 白沢清水

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子 1泊装備

ガイドページ 山レコ平ヶ岳 県警平ヶ岳情報

日光白根山 Mt.Nikkou-shirane 2,578m
成層火山帯の中にひときわ高く聳えるドームが奥白根山。前白根山 五色山 外山 白根隠山 錫ヶ岳などの火山帯の中心。周辺には多くの沼や滝、戦場ヶ原などの高層湿原が点在します。関東以北の最高峰で麓の五色沼は観光ルートになっています。冬季は積雪が多く金精道路も閉鎖されるのでアクセスが難しい。
白根山(しらねさん) 白根山と五色沼(ごしきぬま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

丸沼高原から白根山 秋まではロープウェイで15分で山頂駅 七色平分岐を右に樹林帯を登る

3時間
菅沼登山口から座禅山経由 山小屋とトイレがある入山口から樹林帯のやや急登を登る 阿弥陀ヶ池に山頂と五色沼の分岐がある 3時間半
金精トンネル入山口から五色山経由 金精峠から足場の悪いルート 五色山に分岐があり前白根山経由か五色沼を抜けると避難小屋 山頂は急登 4時間半
湯元温泉入山口から前白根山経由 ルートが2つあり外山経由は難易度が高い 中ツ曽根 五色沼経由が楽 4時間半
テント場 なし 大日如来避難小屋 五色沼避難小屋 水場 五色沼東 賽の

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 座禅温泉 丸沼温泉 湯元温泉 片品村温泉案内 やしおの湯

山レコ奥白根山 山小屋避難小屋 奥日光高原ホテル 白根山ロープウェイ

八海山(入道岳) Mt.Hakkai 1,778m 阿寺山 Mt.Aji 1,509m
八海山は修験信仰の山で里宮から尾根を縦走して登りますが、ロープウェイができてからは簡単に入山できるようになりました。厳しい岩峰の連なる山で八ッ峰という八つのピークの先に、最高峰入道岳があります。ルートは初心者コースから八ッ峰の岩峰を超える上級者コースまでバリエーションがあります。稜線にはいくつも非難小屋があり、それぞれのルートに水場もあります。山岳信仰の史跡もたくさんあり夏には白装束の修験者が列をなして登ります。千本槍小屋からピークを行くルートは切り立った岩峰をクサリを頼りにいくつもアップダウンするので、初心者はガイドを頼むか巻き来道を行きましょう。阿寺山登山道は崩落しましたが現在は通れます。
八海山(はっかいさん) 八ツ峰(やつみね)
ルート 登りの時間 難易度 体力

ロープウェイ駅から入道岳 ややきつい登りで千本槍小屋から先は岩稜のクサリ場野連続巻き道もある

5時間 中高

八海山里宮から山頂 史跡が多く見どころが多い 三合目の風穴から急登坂になり上のルートと合流

7時間半 中高
山口二合目から屏風道経由千本槍小屋 厳しい修験者の道で登るほどきつくなるクサリ場の連続 登り専用 5時間
山口二合目から新開道経由大日岳 河原を行き尾根に取りつく 尾根はかなり急登坂で最後にクサリ場がある 5時間半
広堀川河原から阿寺山 五竜岳経由 河原を行き蛇喰清水から先は急登坂 山頂から先は湿原が美しい 6時間
テント場 なし 水場 清滝 千本槍小屋 祓川 金剛霊泉 稲荷清水

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 六日町温泉 大湯温泉 五十沢温泉

八海山ロープウェイ 女人堂 千本檜小屋 個人の記録 阿寺山から五竜岳(個人)

越後駒ケ岳 Mt.Echigokomaga-take 2,003m 中ノ岳 Mt.Nakano-dake 2,085m
三国山脈の北端の越後駒ヶ岳は、切れ落ちた断崖や金山沢奥壁のスラブと、反対側の緩やかな山容を併せ持つ山。山頂に非難小屋がある。長い縦走コースで季節ごとの花が楽しめ麓の温泉も楽しめます。

駒ケ岳から中ノ岳への尾根縦走も高低差のある厳しいルートです。この山域は奥が深くルートも長いので、ゆとりのある日程で登りましょう。冬季は豪雪地帯で熟練者以外は入山できません。稜線は夏でも雪が残ります。

八海山から中ノ岳、駒ヶ岳はどちらから入っても険しい縦走ルートですが、ゆっくり時間をかけて楽しめるコースです。

越後駒ケ岳(えちごこまがたけ) 中ノ岳(なかのだけ)
ルート 登りの時間 難易度 体力

駒ノ湯入山口から越後駒ケ岳 樹林帯を行き小倉尾根は緩急の登り 湿原を越え急登坂

6時間半

枝折峠から越後駒ヶ岳 銀の道分岐を越えゆるいアップダウンで小倉山その先は景勝地の稜線

6時間半
森林公園キャンプ場から越後駒ヶ岳 水無川を遡上し雪見ノ松から急登坂の連続 6時間半
越後駒ヶ岳から中ノ岳 天狗平まで急坂を下り痩せ尾根のアップダウンの後登るほど急になる 5時間 楽中
十字狭入山口から中ノ岳 最初から急登坂でブナ林の尾根を登る途中に展望地がある 8時間
テント場 なし 水場 駒ノ小屋 祓川(御月山下) 日向山二合目手前

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子 1泊装備

近くの温泉 湯之谷温泉郷 畔地温泉 三国川ダム露天風呂 駒の湯山荘 奥只見山荘 銀山平温泉

山レコ中ノ岳 中ノ岳避難小屋 県警越後駒ヶ岳情報 駒ノ小屋 駒の湯山荘 魚沼市温泉温泉地 銀山平キャンプ場 

巻機山 Mt.Makihata 1,967m 金城山 Mt.Kinjou 1,369m
谷川連峰の北にある巻機山は大きな山容で、なだらかな草原に池塘が点在する景勝の山。滝が多い登り専用の沢登りルートと、一般向き井戸尾根ルートがあります。北側の渓谷ルートは上級者向き。谷川岳からの縦走ルートは現在は廃道。麓の巻機山麓キャンプ場(駐車料金500円)に入山口があり途中から井戸尾根と沢登りルートに分かれます。避難小屋から湿原が始まり美しい稜線へ。割引岳(わりめきだけ)は遅くまで雪渓が残ります。

金城山は古くから信仰の山として親しまれており登山道も整備されています。標高の割りに雄大なスケールで四方からルートがあります。山頂の岩峰は迫力満点

巻機山(まきはたやま) 金城山(きんじょうさん)
ルート 登りの時間 難易度 体力

桜坂入山口から井戸尾根コース巻機山 岩の多い滑りやすい急坂と粘土質のえぐれた坂が7合目まで続く 前巻機手前は急坂 小屋から30分の登り

5時間

桜坂入山口から割引沢コース巻機山 途中から行者の滝コースと分かれますが、どちらも沢登りの厳しいコース 下山禁止

4時間
森林公園天竺の里から新道経コース巻機山 崩落地のトラバースルートでアップダウンのきついルート 下山禁止 8時間
森林公園天竺の里から米子沢コース 四合目まではかなり難度が高い ルートファインディング岩壁登坂技術が必要な難コース 9時間 高 
高棚コース金城山 全般に急登坂で最後に難所がある健脚向きコース 5時間

北之入りコース金城山 七合目まで沢筋を登る 水場も多い 稜線は藪漕ぎがあり最後の岩場の急登は注意

5時間
観音山コース金城山 槻岡寺から入山 全体にゆるい登りで難所もない 4時間半
雲洞コース金城山 沢沿いに登る見どころが多く楽しめるコース 沢で水の補給は済ませるように 5時間
水無コース金城山(2本あり) 途中から滝入と水無コースに分かれる全体に急登坂が多い 下山禁止 4時間半 中高
テント場 巻機山キャンプ場 避難小屋前 水場 桜坂 非難小屋の雪渓 金城山 各コース多数

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 六日町温泉郷 越後湯沢温泉 五十沢(いかざわ)温泉

巻機山 金城山 巻機山避難小屋 井戸尾根ルート 県警巻機山情報 

妙義山 Mt.Myougi 1,104m 荒船山 Mt.Arafune 1,423m
妙義荒船佐久高原国定公園にある侵食地形の岩山。その独特の姿は麓からも良く分ります。白雲山、金洞山、金鶏山を表妙義。丁頭ノ頭、中木山山群を裏妙義といいます。表妙義は一般登山者が行けるのは中間道という周回路と、石門を巡るトレッキングコース。尾根縦走コースは悪場、クサリ場の連続で高いスキルを要求されます。地元の警察ではスリングやアンカーの使用が必須としている。裏妙義はほとんどのルートが難易度が高く熟練者のみ。

荒船山は垂直に切り立った艪岩(ともいわ)という岸壁をもち約1.5キロの平らな稜線の端に、経塚山というピークが突き出ています。海原を進む船のような形から荒船と名付けられたそうです。入山は内山峠からルートがおすすめ。

妙義山(みょうぎさん) 荒船山(あらふねやま) ピークが経塚山(きょうづかやま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

妙義神社から相馬岳 きつい登りが連続 ハシゴ クサリ場など難所も多い

3時間 中高

表妙義自然探勝路(中間道) 整備された平坦コース 門をめぐるコースもあり見どころが多い 帰りは車道を歩く 

5時間
中之嶽神社から鷹もどし 痩せた岩稜のクライミングルート 非常に難易度が高い ロープや自己確保道具は必須 ガイドが必要 3時間40分
国民宿舎から丁須の頭 裏妙義はどこもクサリ場の連続する熟練者のみのコース ロープや自己確保道具は必須 ガイドが必要 3時間 高 
内山峠から経塚山 良く整備された歩きやすいコース 2時間半
荒船出世不動尊から経塚山 ややきついが整備されています 1時間半 楽中
テント場 なし 水場 一杯水(荒船山) 多数(妙義山)

装備 登山靴かトレッキングシューズ レインウェア 行動食 ヘッドライト  ヘルメット クライミング装備

近くの温泉 妙義温泉もみじの湯(循環消毒)

妙義山 妙義山ルート 妙義山ルート難易度 荒船山ガイド 東雲館(ガイド)

三宝山 Mt.Sanpou 2,483m 甲武信ヶ岳 Mt.Kobishiga-take 2,475m
秩父多摩国立公園の北西にある深い渓谷が刻まれた山。入山口に至る林道は未舗装が多く自然環境が守られています。川上村の毛木平(もうきだいら)から入り、十文字峠まで登ると十文字小屋があります。尾根を歩くと武信白岩山という岩峰のピークあがり2時間の登りで三宝山。

甲武信ヶ岳は毛木平から分岐を千曲川源流を経由するルートと魚留の滝などで有名な西沢渓谷から沢筋を登るルートと甲武信小屋のご主人が開いた徳ちゃん新道があります。途中から合流し木賊山(とくさやま)を経由し甲武信小屋から20分で山頂。他に雁坂峠からのルートもあります。

左 三宝山(さんぽうざん) 右 甲武信ヶ岳 甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)
ルート 登りの時間 難易度 体力

毛木平から十文字峠経由三宝山 稜線までの八丁坂はやや急 稜線は巨岩のある岩稜ハシゴやクサリ場もある

6時間 楽中

新三国峠から三宝山 尾根を縦走する長いルート いくつも巨岩があり展望も良く見どころの多いルート

7時間 楽中
甲武信ヶ岳から三宝山 樹林帯を急登坂する 短いので楽に登れる 40分
毛木平から甲武信ヶ岳 千曲川源流の西沢を登るルート 良く整備されており歩き易い後半は渡渉を繰り返し最後に急登坂 4時間
西沢渓谷入山口から甲武信ヶ岳(2本) 沢筋を登るルートと甲武信小屋の主人が開けた徳ちゃん新道がある。戸渡尾根で合流 やや急 6時間 楽中
雁坂峠から破風山経由甲武信ヶ岳 開けた岩稜帯を登り稜線のアップダウンを繰り返す 破風山の急坂がきつい 4時間40分 楽中
国師ヶ岳から甲武信ヶ岳 やや荒れているが比較的平坦な稜線ルート 岩屋林道に迷い込まないように注意 5時間10分 楽中
テント場 甲武信小屋 十文字峠 水場 甲武信小屋 十文字小屋 八丁坂 西沢山荘 破不山避難小屋下

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 北杜市増富の湯 三富温泉白龍閣

甲武信小屋 大弛小屋 川上村ルート

国師ヶ岳 Mt.Kokishiga-take 2,592m 北奥千丈岳 Mt.Kitaokusenjouga-take 2,601m
国師ヶ岳は長野県川上村の大弛峠(おおだるみとうげ)からのルートが最短。大弛小屋の脇に入山口があり、木の階段が多い登山道は途中に夢の庭園と呼ばれる展望台への分岐があり南アルプスが一望できます。尾根を登り詰めると前国師の先に北奥千丈岳との分岐があり山頂まではすぐ。戻って奥秩父最高峰北奥千丈岳までは15分。甲武信ヶ岳から稜線を縦走するルートも歩き易く見どころも多い。他にも天狗尾根や石楠花新道というルートもありますが、入山口が分かりにくいのでお勧めできません。
国師ヶ岳(こくしがたけ)奥 北奥千丈岳(きたおくせんじょうだけ)
ルート 登りの時間 難易度 体力

大弛峠(長野側は悪路)から国師ヶ岳 階段と木道を30分登ると前国師岳 すぐ先に分岐がありゆるい登りを8分ほどで山頂

1時間15分

大弛峠から北奥千丈岳 前国師岳の先に分岐があり右が北奥千丈岳 左は国師ヶ岳

1時間15分
甲武信ヶ岳から国師ヶ岳 いくつかのピークを越える比較的楽な稜線ルート 途中には断崖もあり城所も多い 5時間 楽中
テント場 大弛峠 大日小屋 水場 大弛峠 大日小屋 富士見平小屋 瑞牆山荘

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食ヘルメットか帽子

近くの温泉 三富温泉

北奥千丈岳 国師ヶ岳 大弛小屋 

金峰山 Mt.Kinpu 2,599m
金峰山は山頂にある五丈岩という巨岩が特徴。大弛峠からは朝日岳 鉄山の尾根を縦走して3時間弱。廻り目平キャンプ場からの縦走ルートもあり、尾根手前にきつい登りがあります。瑞牆山荘の里宮平に駐車し富士見平、大日岩を経由するルートも人気があります。鳥居の建つ五丈岩の広場はもっとも眺望が良く、富士山 南アルプス 八ヶ岳もよく見えます。
金峰山(きんぷさん) 五丈岩(ごじょういわ)
ルート 登りの時間 難易度 体力

大弛峠から金峰山 比較的ゆるい尾根道のアップダウン 途中に大下りがあり山頂手前は広い尾根の緩い登り

3時間 

廻り目平から金峰山 林道を歩き尾根に取りつくとややきつい登り 途中の奇岩も見どころ

3時間半 
瑞牆山荘から大日岩経由 里宮平の駐車場から林道を歩き大日小屋からはきつい稜線を登る。迷いやすいのでマークを確かめて 4時間10分
甲府市森林浴広場から金峰山 古い登山道で荒れている 御室小屋は倒壊 6時間半 
テント場 大弛峠 大日小屋 富士見平 大日小屋 水場 大弛峠 大日小屋 富士見平小屋 瑞牆山荘

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 三富温泉

金峰山荘 金峰山小屋 富士見平小屋 大日小屋

瑞牆山 Mt.Mizugaki 2,230m
紅葉の名所として知られる瑞牆山はクライマーのメッカでもあり、切り立った岩峰が連立する独特の景観の山です。山頂の周辺に屹立した岩塔が目を引きます。どこから登っても急登坂で、山頂は360度の眺望の絶壁です。入山は北側の不動滝経由と、南側の富士見平経由の2本です。不動滝ルートは奇岩が点在する沢に沿って登り、不動滝の絶景を過ぎると急登坂が続きます。富士見平ルートは岩が積み重なりクサリ場が多く急登坂ですが、見晴らしが良く日当たりが良い。どちらのルートも見所が多く周回も可能。
瑞牆山(みずがきやま) 大ヤスリ岩
ルート 登りの時間 難易度 体力

小川山林道終点から不動滝経由山頂 裏側から谷筋を登る 不動滝を過ぎると急登 山頂は絶壁の岩頭

2時間半 楽中

瑞牆山荘から富士見平小屋 樹林帯のゆるい登りのハイキングルート

50分
富士見平小屋から山頂 小ピークをトラバースして沢に下る 足場の悪い急登坂の連続の後、尾根筋に出るとすぐ山頂 2時間 楽中
テント場 富士見平小屋 瑞牆山グリーンロッジ 水場 富士見平小屋 瑞牆山荘

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 増富温泉

瑞牆山荘 瑞牆山グリーンロッジ 富士見平小屋

乾徳山 Mt.Kentoku 2,031m 茅ヶ岳 Mt.Kayamaga-take 1,704m
奥秩父山系の南端にある岩峰乾徳山は武田信玄の菩提寺恵林寺の山号になっている。山頂周辺は岩稜で30mの垂壁をクサリで登る天狗岩という難所がある。徳和渓谷入山口からが最も楽だが難易度は高め。

奥秩父の南西のある独立峰。20万年前に活動し同じ火口から何度も噴火し形成された複成火山。最高峰は北の金ヶ岳で3つのピークの総称。日本百名山の著者深田久弥の終焉の地として有名。

乾徳山(けんとくさn) 茅ヶ岳(かやがたけ)左
ルート 登りの時間 難易度 体力

徳和峠から乾徳山 乾徳公園に駐車場 ゆるい尾根道を登り林道先の分岐を過ぎると岩の多いややきつい登り 扇平で月見岩ルートと合わせる

3時間45分

オソバ沢入山口から乾徳山 林道を20分で入山口 ゆるい登りで水場を2つ過ぎると十字路に出る左は下山道 月見岩を過ぎ天狗岩岩壁を登ると山頂

4時間
西沢渓谷か乾徳山 西沢の滝見ルートをつめて尾根に取り付く牛首まできつい登りが続く 黒金山からは緩い稜線を下る 6時間半 中高
ふれあいの里から茅ヶ岳 しばらくは緩い登りで1時間ほどで尾根に取り付くやや急登攀で金ヶ岳山頂手前に岩場 山頂から稜線を下る 3時間10分
千本桜から茅ヶ岳 キャンプ場から休憩小屋まで行き林道に入る 千本桜公園から樹林帯を登り2時間強で山頂 上ルートから周回できる 2時間20分
深田公園から茅ヶ岳 入山くちからしばらくは平坦で谷筋を1時間で巨岩の水場 この先はやや急登攀で1時間で眺望の良い山頂 2時間20分
観音峠から茅ヶ岳 やや急な登りを2時間で稜線分岐 右は金ヶ岳 1時間下ると茅ヶ岳 変化に富んだ登り甲斐のあるルート 2時間50分
テント場 乾徳山みどり青年キャンプ村 茅ヶ岳ビッグホーン&ノースランドオートキャンプ場 水場 乾徳山銀昌水 錦昌水 西沢渓谷 茅ヶ岳女岩

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 川浦温泉 笛吹川温泉 

乾徳山 乾徳山山レコ 乾徳山初心者コース 乾徳山ガイド 茅ヶ岳ガイド 茅ヶ岳山レコ

両神山 Mt.Ryougami 1,723m

秩父山地の北端にある峻険な山塊の総称。主峰は剣ヶ峰で切れ落ちた八丁尾根という痩せ尾根が続く。支脈が多くエリアが広い。修験道の山でもあり史跡などが多い。このエリアの他の山に比べて両神山は難易度が高い。いくつもルートがありますが、八丁峠から主峰の剣ヶ峰へは20以上のクサリ場があり、かなり高度感のある上級者向け。最短の白井佐新道は個人所有なので整備料金を徴収されます。

両神山(りょうかみさん) 主稜線
ルート 登りの時間 難易度 体力

上落合橋から八丁峠経由 八丁峠まではゆるい樹林帯の登り。稜線は痩せ尾根でクサリ場が連続。初心者不可

3時間半 中高
日向大谷から両神山 全体にゆるい登り。何体も石仏があり歴史を感じる。クサリ場ロープはあるが難しくはないので初心者にはちょうど良い。 3時間半
白井佐新道から 山が個人の所有なのでピストン専用ルートで、下山時に整備両1,000円を払う。最短ルートで楽に登れる 2時間
テント場 なし 清滝避難小屋 水場 弘法の井戸 清滝避難小屋

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

小鹿野両神ハイキングガイド 両神山 登山マップ 国民宿舎両神荘 清滝避難小屋

皇海山 Mt.Sukai 2,244m

古くから修験道の山として知られる庚申山と尾根で繋がる皇海山。ルートは群馬県沼田からと栃木県足尾から。足尾の銀山平からは長い林道歩きで一の鳥居の入山口。猿田彦神社跡から始まるお山めぐりコースはもろい岩場や岩壁の多い上級者向けのルート庚申山から11ピークと超える尾根道はルートファインディングが出来ないと危険。垂壁やクサリ場が多く、鋸山からも急な岩場の上り下りになる。群馬側は短時間で登れるが林道が荒れていて、事前に通行確認が必要。皇海山は古い成層火山で、きびしい分達成感も高い。どのルートも登山道はやや荒れていて道迷いの危険もあるので単独での入山は危険。群馬側のみ日帰り可能。
皇海山(すかいさん) 左が鋸山(のこぎりやま)右皇海山
ルート 登りの時間 難易度 体力

一の鳥居から庚申山経由 入山口まで林道歩き いくつもピークを越える難易度の高い修験道の道 お山めぐりコースは難度が高い

6時間 高 迷
一の鳥居から女山経由 庚申山荘から樺平抜けて六林班峠まで縦走(迷いやすい) 女山から尾根縦走し鋸山から急坂をコルに下りきつい登り返し 6時間半 中高 迷
不動沢入山口から 林道を1時間強で入山口へ 2時間で不動沢のコル分岐を左に登ると40分で山頂(2015年現在林道は通行止め) 2時間40分
テント場 銀山平キャンプ場 庚申山荘(土日以外無人) 水場 庚申山荘(水道)

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 足尾温泉 老神温泉

沼田市皇海山ガイド 山レコ皇海山 周辺情報 国民宿舎かじか荘

富士山 Mt.Fuji 3,776m

日本の最高峰富士山は河口湖、須走り、御殿場、富士宮に入山ルートがあります。最短は富士宮ルートで4時間弱です。高度があるため高山病の予防が必要です。車で駐車場に着いたら1時間くらい休み体を高所順応させます。水分を多く取り急いで登らず休憩を多く取る。開山は7月1日です。閉山は8月いっぱいでそれ以降は山小屋が閉まってしまうのでトイレがありません。
初冬の富士山(ふじさん) 山頂気象台
ルート 登りの時間 難易度 体力

スバルライン5合目から 最短コース

5時間 低中

須走口から 

5時間40分 低中
御殿場口から  7時間半 
テント場 なし 水場 各山小屋

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子 携帯酸素 高度差が大きいので高山病対策は必須

近くの温泉 富士山周辺の温泉

富士山ネット ルートガイド 富士登山ガイド 

白山 Mt.Hakusan 2,702m
富士山、立山、白山は日本三大霊山といわれ、古くから山岳信仰の聖地として毎年多くの人が訪れます。山頂はエリアが広く大汝峰、剣が峰、最高峰の御前峰の3つの峰で構成されています。山頂には池や祠が多数あり、室堂をはじめ山小屋もいくつもあります。奇岩や清水も多くあり、1泊してゆっくり縦走するのがおすすめです。登山ルートも多く4県にまたがっているます。最短は市ノ瀬温泉から入り別当出会いから登る砂防新道。
左が前御前(まえごぜん) 右が剣ヶ峰(けんがみね) 大汝峰(おおなんじほう)
ルート 登りの時間 難易度 体力

大白川温泉から御前峰(平瀬道) 全般にやや急坂が続く 大倉山から先は急登坂が連続 崩落地は要注意

5時間

別当出会から観光新道か砂防新道で室堂 共に尾根の取りつきは急登坂 弥陀ヶ原まではきついが歩き易い

5時間
新岩間温泉から楽々新道で大汝峰 岩間道と合流する長丁場だが歩き易いルート 見どころも多く楽しめる 9時間半
テント場 南竜湿原 水場 多数

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 白山市 周辺の温泉

白山観光協会登山情報 白山小屋案内

笈ヶ岳 Mt.Oizuruga-take 1,841m
白山の稜線の北に位置する。明治に陸地測量部が三角点を設置した時筒経や仏像などを発見し、奈良時代の泰澄上人が開いたとされる。本来登山ルートはなく積雪期のみ登山可能とされてきたが、近年のブームで登山者が急増し福井県側から谷伝いにルートが出来つつある。しかし稜線は踏み跡はあるものの藪が覆っており体力と技術が必要。残雪期のルートはいくつかあるが、無雪期に登れるのは現在1本のみ。中宮雄谷林道を終点までつめて谷を登る。ダムを渡り水晶谷から尾根の取り付く。
笈ヶ岳(おいずるがたけ) 冬期
ルート 登りの時間 難易度 体力

清水平から山頂 林道を歩き取水ダムから谷を歩き尾根に取り付く はっきりした道があり稜線にも踏み跡がある 岩壁をう回してからが強烈な藪漕ぎ

6時間
テント場 なし 水場 

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子 ビバーク装備

近くの温泉 白山里野温泉 中宮温泉 親谷の湯 新岩間温泉

やぶこぎネット 笈ヶ岳山レコ 

月山 Mt.Gassan 1,984m 鳥海山 Mt.Choukai 2,236m
出羽三山の主峰月山は神話の時代から神の山として信仰を集めてきました。高度は2,000メートル弱ですが、おだやかな姿に似ず天候が変わり易くハイキングで登れる山ではありません。装備は充分に整えて登りましょう。天気が良い日はおだやかな稜線歩きが楽しめる霊峰です。

鳥海山は山形県の名峰。山域が広く複数のピークがある。登山道も整備されていて東西南北にある。ゆったり日程を取って回りたい雄大な山です。

月山(がっさん) 鳥海山(ちょうかいざん)
ルート 登りの時間 難易度 体力

本道寺から月山 林道を1時間半歩き地蔵森山の稜線へ 尾根筋のアップダウンを4時間で胎内岩を通り山頂 途中の分岐の先に行人小屋水場

5時間

肘折温泉登山口から月山 いくつもピークを越えて念仏ヶ原湿原を行く その先は3時間の急登坂の連続 非常に長いルートで健脚向き

9時間半 中高
湯殿山神社から月山 月光坂(がっこうざか)という沢を登り、ハシゴが連続する金姥から稜線をトラバース 牛首から先は急登坂 4時間20分
大清水山荘から鳥海山 樹林帯を抜けてゆるい登りを3時間強で山頂 屏風岩に先に避難小屋がある 4時間
鉾立から鳥海山 白糸の滝、賽ノ河原を抜けて稜線へ鳥海湖を見て文殊岳、伏拝岳、行者岳 崩落地の先が新山山頂 4時間半
テント場 大清水(鳥海山) 水場 多数

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 肘折温泉郷 湯ノ沢温泉

ルートマップ ライブカメラ 月山頂上小屋 鳥海山登山ガイド

安達太良山 Mt.Adatara 1,700m 鉄山 Mt.Tetsu 1,709m
福島県の中央にある火山。9キロに亘って連なる安達太良連峰の主峰安達太良山は、別名乳首山とも呼ばれ人気がある。登山ルートは四方にあり、どのルートでも温泉があります。鉄山からとったくろがね小屋は通年営業の温泉付き山小屋でおすすめのルート。最高峰は箕輪山。ゴンドラで奥岳から入山しての縦走コースもおすすめ。冬も入山できる人気の山ですが、森林限界を超える縦走は天候の急変、雷雲の発生も多く、綿密な計画でゆとりを持って登ります。
安達太良山(あだたらやま) 右 鉄山(てつざん) 別名 乳首山(ちちくびやま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

奥岳登山口から安達太良山 あだたら高原スキー場から林道を登る 分岐や林道交差が多数 くろがね小屋からは急登坂が続く

3時間

塩沢温泉入山口から安達太良山 このルートも分岐が多い 金剛清水、屏風岩、八幡滝、天狗の庭を通りくろがね小屋へ その先は森林限界を越える 

3時間半
野地温泉から箕輪山 鉄山 安達太良山縦走 温泉ホテルから入山ゆるい樹林帯をのぼり鬼面山、箕輪山を経由して稜線を行く 5時間
ゴンドラで奥岳 薬師岳経由安達太良山 山頂駅の先に薬師岳があり森林限界を越えてややきつい登りを1時間強で稜線へ 山頂はすぐ 2時間半
沼尻から胎内岩 鉄山経由荒船山 林道を1時間歩き白糸の滝をみて分岐を左に、崩落した歩きにくい道を登り胎内くぐりの先は急登坂 3時間
横向登山口から箕輪山 安達太良山 箕輪スキー場の長い登りを2時間で箕輪山山頂へ 稜線のアップダウンを1時間で乳首山 4時間
テント場か指定地 なし 水場 多数

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 くろがね小屋 岳温泉 野地温泉 

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