エリア別登山ガイド

ルートのコースタイムは休憩は含まず、通常歩行の半分程度(時速2キロ)が目安 このマークが日帰り可能な山です。

登山ルートの難易度
良く整備されたルート 距離が短く難所はなく簡単に登れる 初心者向け 特に技術はいらない
楽中 急登坂や岩場等がある 距離が長くても難所や危険個所がない 歩き慣れた人 岩場もガレ場も平気 そこそこ体力もある
距離が長い 急登坂が多い 危険箇所通過がある ペースコントロールができる 体力に自信 岩場も登れる
中高 距離が長い 急登坂が多い 危険個所や岩壁登坂痩せ尾根などがある 重心バランスが取れる 岩壁を恐れない
危険箇所が多く高いスキルが要求される 単独では危険なルート 初心者はガイドが必要 岩壁登攀や高度感にも対応
ロープ確保やルートファインディング能力が必要 単独は不可 岩壁登攀の技術 ルートファインディングができる
分かりにくい、もしくは迷いやすい  GPSナビゲーションがあった方が良い
体力度 低(ハイキング程度の体力) 中(通常の登山に必要な体力) 高(消耗が大きい忍耐力が必要) 極(フルマラソン並)
妙高戸隠連山国立公園
妙高山 火打山 焼山 金山 天狗原山 雨飾山 大渚山 海台山塊 黒姫山 飯綱山 霊仙寺山 高妻山 乙妻山 戸隠山 戸隠西岳
妙高山 Mt.Myoukou 2,454m

2万年前にカルデラが形成され8,000年前に大噴火が記録されている活火山。富士浅間火山帯の北の端に位置し、山麓には温泉がいくつもある。妙高高原赤倉温泉からのルート、笹ヶ峰牧場からのルート、燕温泉からのルートがある。笹ヶ峰ルートは入山口に駐車場があり入りやすいのですが、十二曲りという急坂や黒沢から山頂までの急坂がありかなりきつい登山を強いられます。燕温泉から入り、滝を見て登る燕登山道や、ロープウェイを利用し同ルートに合流するのがおすすめ。山頂手前に鎖場があります。北側の燕新道は距離はありますが、湿原を抜け外輪山を眺めながら木道などを歩く変化に富んだルート。途中に黄金清水があります。特に下山におすすめ。

妙高山(みょうこうさん) 光明滝と称明滝
ルート 登りの時間 難易度 体力

燕温泉から燕登山道経由 燕温泉駐車場から入山 林道を登り2本の滝までは整備された道 長丁場だが変化に富んだコース 山頂手前にクサリ場

5時間 楽中

赤倉温泉から赤倉登山道(ゴンドラ利用) 途中から燕登山道に合流

4時間半 楽中
カナメから池の平登山道 ややきつい 途中から燕登山道に合流  2時間半 楽中
燕温泉から燕新道で 湿原を抜けるロングコースで最後に急登坂 途中にある黄金清水は美味しい 下山向き 6時間
笹ヶ峰から黒沢池 笹ヶ峰入山口に駐車場 最初は木道で黒沢から十二曲りという難所が始まる 急坂を登り分岐を過ぎると平坦になる 3時間40分
黒沢池から妙高山 大蔵乗越まできつい森を登り鞍部に下ると見上げるほど強烈な急坂が見える かなり体力が必要な登りを1時間で山頂へ 2時間半 中高
テント場 黒沢池ヒュッテ 水場 血ノ池 燕新道黄金清水 黒沢 黒沢ヒュッテ

装備 登山靴 レインウェア 手袋 ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 赤倉温泉 妙高温泉日帰り温泉 関温泉 燕温泉

ルートマップ ルートマップ2 妙高スカイケーブル 黒沢池ヒュッテ案内 ライブカメラ 山レコ妙高山

火打山 Mt.Hiuchi 2,462m
信越県境の名山火打山は、妙高高原の笹ヶ峰牧場に入山口があります。隣に焼山、反対側に妙高山という二つの活火山にはさまれた死火山。木道を行き十二曲りという急登を登り稜線を行くと、天狗の庭や高谷池(こうやいけ)湿原という紅葉の名所があります。黒沢岳を縦走して山頂へ至る手前に雷菱という爆裂火口跡も見えます。その先は木道や階段が多い急な登り。山頂は360度の眺望。

火打山から焼山、金山へのルートは立ち入り禁止が解除になり現在は通れます。雨飾山へも縦走できますが長丁場でルートファインディングできる熟練者向き。この山域は雷鳥が生息する北端の山です。

火打山(ひうちやま) 左は影火打 天狗の庭
ルート 登りの時間 難易度 体力

笹ヶ峰から高谷池経由火打山 木道の樹林帯を行き黒沢の先十二曲りから急登坂が続く 富士見平から高谷池は比較的平ら 火打は登るほど急登

5時間半

笹ヶ峰から黒沢池 笹ヶ峰入山口に駐車場 最初は木道で黒沢から十二曲りという難所が始まる 急坂を登り分岐を過ぎる黒沢まで平坦路

3時間40分
黒沢池から火打山 黒沢の池から茶臼山のややきつい登りで高谷池の分岐へ 火打山の登りは急だか絶景が広がる 2時間40分
金山から火打山 金山山頂の分岐から裏金山は比較的楽 泊岩の先に水場があり焼山の登りはガレ場をロープで登るその先は歩き易い尾根ルート 6時間 中 迷
雨飾山から火打山 雨飾の稜線から分岐をシゲクラ尾根へ 金山の分岐から裏金山、焼山を抜け影火打山を経て火打山頂へ 長丁場 10時間10分 高 迷
テント場 高谷池 黒沢池ヒュッテ 水場 笹ヶ峰 黒沢 黒沢池ヒュッテ 高谷池テント場(煮沸必要) 泊岩

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 1泊装備 ヘルメットか帽子

近くの温泉 妙高高原日帰り温泉 奥小谷温泉

火打山の風 黒沢池ヒュッテ 高谷池ヒュッテ(予約がないと泊めない) 山レコ火打山 ライブカメラ

焼山 Mt.Yake 2,400m
火打山の西にある綺麗な円錐形をした活火山。最近噴火活動が収まり登山規制が解除されましたが、山頂火口は立ち入り禁止になっています。ルートは新潟県の笹倉温泉から入るのが一般的ですが、火打山からの縦走や雨飾山からの尾根縦走。天狗原山、金山からのルートもあります。ルートはすべて長丁場。焼山本体のルートは不明瞭。ルートが長く山小屋、非難小屋がないので慎重に計画を立て装備を整えてください。笹ヶ峰の杉野沢からの古道もりますが、不明瞭で初心者はガイドが必要。
焼山(やけやま) 山頂から火口をのぞく
ルートと 登りの時間 難易度 体力

火打山から影火打経由焼山 影火打までは見晴らしが良く分かりやすいルート 焼山は明瞭なルートはなくガレた岩場の急坂を登る健脚向き

7時間 中 迷

金山から裏金山経由焼山 やや不明瞭なのでマークを確認して登る 藪漕ぎに近い所もあり

3時間 中 迷
笹倉温泉池の平から焼山 林道を3時間登り登山口 ややきつい登りの連続 焼山に入るとルートは不明瞭で崩れやすい岩のルート 5時間 中 迷
杉野沢橋から焼山 沢を登り何度も渡渉し富士見峠まで稜線を登る。不明瞭な個所が多いので初心者は不可 焼山の麓に泊岩という避難小屋あり 6時間半 中 迷
テント場 なし 泊岩(避難小屋) 水場 裏金山

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 笹倉温泉 焼山温泉

焼山情報 気象庁焼山情報 山レコ焼山

金山 Mt.Kanayama 2,245m 天狗原山 Mt.Tenguhara 2,187m
天狗原山は山頂がなだらかな長い稜線で高山植物の宝庫。トリカブトの群生が見事です。小谷温泉から笹ヶ峰に抜ける林道の途中に入山口があります。駐車スペースもありますが小さな看板を見落とさないように。枯れた沢を登りガレ場を越え、4時間で天狗原山の開けた山頂に着きます。やや険しい変化に富んだルート。

金山は天狗原山から急坂を下って登り返し、広大な高原を横切り谷に沿ってトラバースし1時間で山頂。チングルマが多く雷鳥も見られます。雨飾山や焼山、火打山の眺望が良い。

金山(かなやま) 天狗原山(てんぐはらやま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

妙高小谷林道登山口から天狗原山 笹が峰林道入山口から登り途中は谷筋を登る その先はブナタテ尾根というきついコース 山頂は平坦で絶景

4時間

天狗原山から金山 天狗原山から鞍部まで急坂を下る 金山は見晴らしの良い草原のアップダウン トリカブトの群落がある 雷鳥も生息

1時間
雨飾山からシゲクラ尾根経由金山 最近整備されましたが、長く歩きにくいルート ビバーク装備必須 5時間
杉野沢橋から金山 沢を3時間遡行し尾根に取りつく 裏金山を経て笹藪ルートを行く 不明瞭なルートで熟練者の同行が必要 6時間半 中 迷
テント場 なし 泊岩(避難小屋) 水場 ブナ立尾根口(枯れる事もあり) 焼沢 富士見峠

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 小谷温泉山田旅館 小谷温泉奥の湯

山レコ金山情報 山レコ天狗原山 登山地図 山レコ天狗原山

雨飾山 Mt.Amakazari 1,963m 大渚山 Mt.Oonagi 1,566m
雨飾山は名前の通り天候が変わり易く神秘的な山容で人を惹きつけます。雨飾高原キャンプ場から荒菅沢を渡るルートがポピュラーですが、傾斜はきつくハードなルート。稜線手前には岩場やハシゴが連続します。稜線の笹平は絶景です。北の雨飾温泉ルートは比較的登る人が少なく、きつさはありますがゆっくり登れます。西の大綱ルートは、急な登りが連続し危険箇所もあるきついルート。

大渚山は小谷温泉から林道を行き、鎌池から分岐を行くと湯峠に至り、そこが登山口。ルートは短いけれど後半は急登坂の連続。展望の良いピークの先が山頂で、こちらも360度の展望。

雨飾山(あまかざりやま) 大渚山(おおなぎやま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

雨飾高原キャンプ場から雨飾山 キャンプ場から湿原を行く 樹林帯のきつい登りで荒管沢に下る 対岸はさらに急登坂が笹平まで続く山頂手前もきつい

4時間半

雨飾温泉から雨飾山 変化に富むが急登坂の連続 遅くまで雪渓が残る 人が少ないのでゆっくり歩ける

4時間半
大綱登山口から西登山道で雨飾山 最初から最後まで急登坂 ざれた急坂でスリップ注意 健脚者のみ 4時間半 中高
湯峠入山口から大渚山 ややきつい登りだが稜線に出ると平坦路を20分ほどで山頂 展望台がある山頂は平らで眺望が良い 1時間30分
テント場 雨飾高原キャンプ場 雨飾山荘 水場 雨飾荘前 雨飾キャンプ場(水道) 荒菅沢 大曲 大綱登山道2箇所 雨飾山荘

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 小谷温泉 小谷温泉奥の湯 雨飾温泉

雨飾荘 雨飾山荘 雨飾高原キャンプ場

海谷山塊駒ケ岳 Mt.Komaga-take 1,487m 鬼ヶ面山 Mt.Kimen-zan 1,591m 鋸岳 Mt.Nokogiri-dake 1,631m
新潟県の糸魚川には特徴的な岩峰が多く、特に雨飾山から連なる海台山塊と呼ばれる岩峰群は迫力がある峰が連なります。その代表が駒ケ岳で、断崖絶壁に何本も滝が流れ落ち冬には100mのつららが下がる。駒ケ岳から鬼ヶ面山、鋸岳と尾根縦走のルートがあり雨飾山に続きます。途中の分岐をシゲクラ尾根へ進むと金山、焼岳を経て、火打山へ続く。この山域は地元の方が登山道を整備していますが、難所が多く気が抜けない。糸魚川三峡パークからと大神堂、雨飾温泉に入山口があります。かなり厳しいルートなのでガイドや上級者と登り、単独では登らないようにしましょう。
駒ケ岳(こまがたけ) 鬼ヶ面山(おにがつらやま) 右 鋸岳(のこぎりだけ)
ルート 登りの時間 難易度 体力

大神堂入山口から駒ケ岳 岩壁を巻きロープやハシゴを登り樹林の急坂を登る

3時間 中高

三峡パーク入山口から駒ケ岳 きつい登りとクサリ場、岩稜の連続

3時間半 中高
駒ケ岳から鬼ヶ面山 クサリのある垂直の岸壁を下り痩せ尾根を行く 2時間 中高
鬼ヶ面山から鋸岳 足場の悪い痩せ尾根の連続 高度感あり 1時間 中高
雨飾温泉から鋸岳 ザレた急登坂の連続 荒れている この山域は経験者かガイドが必要 3時間  中高
テント場 雨飾温泉 水場 駒清水 三峡ルート中間の滝

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 雨飾温泉

駒ケ岳三峡コース 海台山塊縦走 雨飾山荘

黒姫山 Mt.Kurohime 2,053m
黒姫山は中央にある御巣鷹山の外輪山で太古の火山。火口原にはオオシラビソやコメツガの原生林や笹原があり、いくつもの池もあります。登山道は東西南に4本。最短は黒姫スキーパークからですが入園料がかかります。リフトで(夏は7月から運行)姫見台手前まで行き、越見尾根を登り黒姫乗越分岐を左に行き小泉登山道という滑りやすい急峻な道を2時間弱で山頂です。山頂から下り、池を回って黒姫乗越で合流する1時間弱の周回ルートもあります。おすすめは戸隠牧場先の入山口から古池を回り、分岐から新道を登り2時間半で山頂。妙高高原の笹ヶ峰牧場に出る林道途中の分岐から西登山道を登ると2時間弱。表登山道はやや荒れていますが、見どころも多い。
黒姫山(くろひめやま) 火口の笹原
ルート 登りの時間 難易度 体力

表(東)登山口から 登る人が少なくやや荒れている シナノ木や日ノ出岩など目印やマークを確認しながら 山頂まで展望は効かない

4時間半

黒姫高原登山口から スキー場を登り深い森をトラバースする 尾根に取りつくと小泉山道という滑りやすい急登坂の連続

4時間半
戸隠登山口から古池、新道経由 大橋の隣に入山口 古池から樹林帯の深い森を抜けると林道に合流 分岐からは急坂を1時間強登ると稜線 4時間 楽中
戸隠大橋登山口から新登山道 車道脇に数台駐車可 林道を1時間半歩き分岐の先は木の根の急坂が続く ぬかるみの足場の悪い急登坂が多い 4時間10分 楽中
戸隠大橋登山口から西登山道 林道の新道分岐から大ダルミという湿原を見て西登山口 火口原を2時間弱歩き山頂へ急登を登る 下山向き 4時間45分 楽中
テント場 なし 水場 県道36号線沿い2箇所 古池ルートの沢 戸隠キャンプ場

装備 登山靴 レインウェア 行動食 ヘッドライト ヘルメットか帽子

近くの温泉 苗名の湯(塩素入)

ルートマップ 山レコ黒姫山 ラボランド黒姫(ロッジ)

飯綱山 Mt.Iizuna 1,917m 霊仙寺山 Mt.Reisenji 1,875m
長野市の北にそびえる飯綱山は25万年前に活動した成層火山。古くからの信仰の山でもあり、正しくは飯縄山。稲荷信仰の発祥の地とも言われます。飯綱高原の一ノ鳥居から入る南登山道、戸隠中社から入る西登山道。北西の戸隠キャンプ場からのルート、霊泉寺からのルートなどがあります。南登山道は十三の石仏があり駒つなぎの場、天狗の硯石、千日太夫屋敷跡などの史跡も多い古道。山頂は南北に長く、飯綱神社のある南峰から尾根を10分ほどで石塔が建つ山頂。独立峰なので山頂からはアルプスや戸隠連峰 北信五岳など360度の眺望が。山頂から北へ尾根続きの霊仙寺山へは1時間弱。
飯綱山(いいづなやま) 霊仙寺山(れいせんじさん) 右 瑠璃山(めのうやま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

南登山道で飯綱山 一の鳥居から車道を歩くと入山口 13体の石仏があり目安になる。駒返しの先から急登坂で岩ゴロの道。南峰稜線の先が山頂

2時間40分  楽中

戸隠中社から飯綱山 戸隠中社の横から林道に入り看板が入口 見通しの効かない樹林帯の急坂を抜けると稜線手前で南登山道に合流

2時間半  楽中
いいづなリゾートスキー場から飯縄山 スキー場奥の携帯トイレ回収箱横が入山口 急登坂でやや荒れている 3時間半
霊仙寺から霊仙寺山 登山者が少ないが道は整備されている 古道で史跡もあり樹林帯をゆるく登る 山頂手前で視界が開けきつい登りの後大展望 3時間  楽中
霊仙寺山から飯綱山 ほとんど入山者がなく、やや荒れているが道はしっかりついています  1時間
テント場 飯綱キャンプ場 水場 南登山道富士見の清水 戸隠神告げ温泉

装備 登山靴かトレッキングシューズ レインウェア ヘッドライト 行動食

近くの温泉 むれ天狗の館 戸隠神社神告げ温泉 共に循環沸かし塩素入り

飯綱山ルートマップ 山レコ飯綱山 霊仙寺山ガイド レストランココット

高妻山 Mt.Takatsuma 2,353m 乙妻山 Mt.Ototsuma 2,318m
高妻山は戸隠連峰の北端にあり、この山域の最高峰。ルートは戸隠牧場から沢筋を登って、氷清水という唯一の水場の先一不動非難小屋の分岐を右に。この辺から高妻山が見え始めます。分岐から1時間で五地蔵岳。その先はアップダウンの連続で、山頂手前にきつい登りがあります。どういうわけか戸隠連峰の中でこの山だけが百名山になっています。山頂からは白馬連峰も良く見えます。さらに尾根を1時間登る乙妻山の方が視界が開け、遠望がききますが登山道は荒れています。

最近戸隠牧場から五地蔵山先の尾根まで新しいルートができました。

高妻山(たかつまやま) 乙妻山(おとづまやま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

戸隠牧場から高妻山 戸隠牧場から新しい道が出来、六弥勒まで直登できる その先は木の根が多い尾根を行くと最後に山頂手前の急登坂がある

5時間15分

戸隠牧場から一不動経由高妻山 以前からの登山道。沢筋を登り滝や岩壁を越え稜線に取りつく。一の越から急坂を登り 六弥勒で上と合流

5時間半
高妻山から乙妻山 ルートはやや荒れているが山頂は眺望が良い 1時間 
テント場 戸隠キャンプ場 水場 一不動氷清水

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子 ツェルト他

近くの温泉 むれ天狗の館 戸隠神社神告げ温泉 循環塩素入り温泉ではない

戸隠牧場 高妻山新登山道 山レコ高妻山

戸隠山 Mt.Togakushi 1,904m
長野市の北西にそびえる北信5岳の一つ戸隠山は、古くから山岳信仰の山として信仰を集める戸隠連峰の主峰。登山道は戸隠牧場から一不動、九頭龍山を越えて行くルートが初心者向け。奥社参道を3キロ歩いて社殿横からのルートは、急登坂を登り百間長屋という岩壁を過ぎると鎖場が連続。山頂手前の稜線の蟻の塔渡りは両側が切り立ったナイフリッジを越える屈指の難所で熟練者向け。巻き道もありますが、どちらも気が抜けません。ピークの八方睨みからの眺望は抜群。山頂はもう少し先にあります。西岳方面に下るルートに迷い込まないように
鏡池から見た戸隠山(とがくしやま) 最大の難所 蟻ノ戸渡り
ルート 登りの時間 難易度 体力

戸隠牧場から 牧場から沢筋を登りなめり滝を越え一の越から痩せ尾根に取りつく 急なアップダウンと木の根が多い 片側は断崖

4時間 楽中

戸隠奥社から 最初から急登坂の連続で百軒長屋から先は絶壁のクサリ場の連続 蟻ノ戸、剣の戸渡りのナイフリッジの先八方睨から山頂はすぐ

3時間 高 
テント場 戸隠キャンプ場 イースタンキャンプ場 水場 奥社参道入り口 戸隠奥社

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメット (ハーネス他自己確保用具)

近くの温泉 むれ天狗の館 戸隠神社神告げ温泉 循環沸かし塩素入り温泉ではない

ルートマップ 山レコ戸隠山 戸隠地域登山情報 うずら屋 戸隠そばたんぼ

戸隠西岳 Mt.Togakushinishi-dake 2,053m
戸隠山の西にある西岳連峰は5つのピークを持つ切り立った岩峰群。かつてはルートがいくつかありましたが、現在はルートは1本。戸隠山の八方睨に西岳への分岐があり、急な絶壁を降り、たくさんの鎖場の先に本院岳、第1峰、西岳と続きます。第1峰から先は今はルートがありません。1峰に登るP1尾根ルートは上級者でも手こずる難ルートでしたが廃道になりました。ロープやハーネスは必須で初心者や経験者でもガイドなしで行くのは絶対止めましょう。
戸隠西岳(とがくしにしだけ)連峰 右本院岳(ほんいんだけ) 奥が西岳
ルート 登りの時間 難易度 体力

戸隠奥社から八方睨経由本院岳 八方睨みの先70度以上の急坂を下り その先も同じような絶壁が続く ロープ自己確保用具必須

6時間  高 

上楠川登山口から第1峰経由西岳 2016年現在崩落により廃道になっています。

危 
テント場 なし 水場 戸隠村内数箇所

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ハーネス ロープ ヘルメット 他自己確保用具

近くの温泉 むれ天狗の館 戸隠神社神告げ温泉 循環塩素入り温泉ではない

自然保護レンジャーの西岳ガイド 戸隠ガイド組合 西岳登山道について 山レコ西岳

(C) スタジオかんな アウトドア登山ガイド 2002-