エリア別登山ガイド

ルートのコースタイムは休憩は含まず、通常歩行の半分程度(時速2キロ)が目安 このマークが日帰り可能な山です。
登山ルートの難易度
良く整備されたルート 距離が短く難所はなく簡単に登れる 初心者向け 特に技術はいらない
楽中 急登坂や岩場等がある 距離が長くても難所や危険個所がない 歩き慣れた人 岩場もガレ場も平気 そこそこ体力もある
距離が長い 急登坂が多い 危険箇所通過がある ペースコントロールができる 体力に自信 岩場も登れる
中高 距離が長い 急登坂が多い 危険個所や岩壁登坂痩せ尾根などがある 重心バランスが取れる 岩壁を恐れない
危険箇所が多く高いスキルが要求される 単独では危険なルート 初心者はガイドが必要 岩壁登攀や高度感にも対応
ロープ確保やルートファインディング能力が必要 単独は不可 岩壁登攀の技術 ルートファインディングができる
分かりにくい、もしくは迷いやすい  GPSナビゲーションがあった方が良い
体力度 低(ハイキング程度の体力) 中(通常の登山に必要な体力) 高(消耗が大きい忍耐力が必要) 極(フルマラソン並)

上信越高原国立公園

浅間山 黒斑山 高峰山 水ノ塔山 西篭ノ登山 篭ノ登山 烏帽子岳 湯ノ丸山 根子岳 四阿山 浦倉山 白根山 本白根山 破風岳 御飯岳 土鍋山
岩菅山 笠ヶ岳 赤石山 志賀山 裏志賀山 苗場山 鳥甲山 佐武流山 白砂山 八間山 堂岩山 平標山 仙ノ倉山 万太郎山 大源太山
谷川岳 武尊山 剣ヶ峰山
浅間山 Mt.Asama 2,568m
浅間山は1万8千年前の噴火で誕生した前掛山と、噴煙を上げる中央火口釜山。およそ2万3千年前に形成されたカルデラのを囲む外輪山の総称。ルートは車坂峠から外輪山を登りトーミの頭という絶景ポイントを下り火口原へ。前掛山まで2時間の急登坂。もう一つは天狗温泉入山口から火山館を経由して湯ノ平を抜け前掛山まで。火山館は浅間火口原の入り口にあり監視員が常駐するベースポイントでトイレと清水、緊急時の非難シェルターもあります。現在は釜山火口へは立ち入り禁止ですので前掛山が山頂。
浅間山(あさまやま)本峰前掛山(まえかけやま) 火山館
ルート 登りの時間 難易度 体力

天狗温泉から火山館 樹林帯から沢筋を登り不動滝の先が二の鳥居 その先は急坂が続き、景勝地のかもしか平から赤い川に出るとすぐ火山館

2時間

火山館から前掛山 湯の平から森を抜けて視界が開けると浅間本峰が見える ザレた急坂を1時間登る シェルターから前掛山は20分

2時間20分
車坂峠から外輪山を縦走して賽の河原を経て前掛山 トーミの頭、黒班山など外輪山の絶壁の尾根は展望が良い Jバンドを降りると賽の河原 5時間40分 楽中
トーミの頭から草すべりを経由して前掛山 草すべりは急坂だが見た目より歩きやすい 湯の平、賽の河原分岐を過ぎると本峰のガレた登り 3時間20分 楽中
テント場 なし 水場 火山館 ビジターセンター(水道)

装備 登山靴かトレッキンッグシューズ レインウェア ヘッドライト ヘルメットか帽子 行動食

近くの温泉 天狗温泉浅間山荘 高峰温泉

浅間山ライブカメラ 火山館だより 浅間山ネット 気象庁火山情報

浅間外輪山 黒班山 Mt.Kurofu 2,404m
浅間の外輪山はトーミの頭、最高峰黒斑山から蛇骨岳 仙人岳 鋸岳といった岩峰が連なります。落差200mの切り立った外輪山からは、草すべりとJバンドという2本のルートで内側の火口原に下れます。火口原の美しい森や丘陵を抜けて、浅間本峰の前掛山へはザレ場の急登坂。車坂峠からは3本のルートがあり、裏コースはあまり人が通らない樹林の中の見通しのない木のトンネルのようなルート。中コースは谷筋を下るルート。一番見晴しの良い表コースは、高山歩きが味わえる変化に富んだルート。
黒班山(くろふやま) 鋸岳(のこぎりだけ)とJバンド(右)
ルート 登りの時間 難易度 体力

車坂峠から表ルート 変化に富んで眺望も良い やや急登坂を登りきると槍が鞘で目の前に浅間山の絶景 左にトーミの頭が見える

1時間半

車坂峠から中ルート 谷筋のルートで見通しはない 樹林帯のややきつい登りが続き突然トーミの頭の鞍部に出る 下山向き

1時間10分
車坂峠から裏ルート 木のトンネルが連続する あまり人が通らずやや荒れている 下山向き 2時間40分 楽 迷
黒班山から鋸岳 気持ちの良い稜線歩き 火口原が一望できる 鋸岳の先に下まで見下ろせるJバンドの急坂 1時間半
天狗温泉から草すべり経由黒班山 全体に急登坂だが歩きやすい 草すべりは九十九折の急坂だが見た目ほどきつくない 3時間20分 楽中
テント場 なし 水場 火山館 ビジターセンター(水道)

装備 登山靴かトレッキンッグシューズ レインウェア ヘッドライト ヘルメットか帽子 行動食

近くの温泉 天狗温泉浅間山荘 高峰温泉

高峰高原ビジターセンター 高峰高原ホテル

高峰山 Mt.Takamine 2,106m 水ノ塔山 Mt.Mizunoto 2,202m
浅間山を起点として西に延びる高峰高原は南に高峰山、東に水ノ塔山がある。この山域は高山帯気候で豊富な高山植物の宝庫。高峰山は長い稜線をもち、独自の植生で美しい森が広がる。山頂付近は岩石が露出し展望が良く短時間で登れる。

水ノ塔山も樹林帯を登り展望地を抜けると巨岩のあるザレ場が続き、高山の雰囲気を持つ魅力的な山。高峰温泉にはスペースが少ないので車坂山荘前の無料駐車場を利用します。入山口までは30分の林道歩き。

高峰山(たかみねさん) 水ノ塔山(みずのとやま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

高峰高原ホテルから高峰山 展望台まではハイキング ゆるい登りの先に平らな稜線歩き 山頂は巨岩があり眺望も良い

40分

高峰温泉手前入山口から高峰山 森をジグザグに稜線まで登り、その先は平らな尾根の樹林帯を行く 祠があるのが山頂

40分
篭ノ登山から水ノ塔山 痩せ尾根やガレ場があり絶壁の稜線を行く ゆっくり慎重に歩けば問題なし 50分
高峰温泉から水ノ塔山 ゆるい森の登りから見通しの効く岩尾根に出ると巨岩が連なる ハードなハイキングコース 1時間10分
テント場 湯ノ丸高原キャンプ場 水場 湯の丸キャンプ場 池ノ平駐車場(共に水道)

装備 登山靴かトレッキンッグシューズ レインウェア 行動食 ヘッドライト

近くの温泉 高峰温泉 鹿沢温泉 菱野温泉 鹿沢温泉紅葉館 新鹿沢温泉真田屋

ルートマップ 高峰温泉

西篭ノ登山 Mt.Nishikagonoto 2,212m 篭ノ登山 Mt.Kagonoto 2,228m
浅間山から続くかつての火山群は東から水ノ塔山、篭ノ登山、西篭ノ登山と連なります。麓に湯ノ丸高峰林道が通っていて春から晩秋まで通行できます(朝7時から午後5時まででゲートが閉まります)。池ノ平湿原の入り口に駐車場があり(ここだけ有料)篭ノ登山への入山口があります。西に縦走すると西篭ノ登、東が水ノ塔山です。この山域は内陸性気候で2,000m級ながら昼夜の温度差が大きく、アルプスの高山帯に見られる高山植物が多く自生しています。
西篭ノ登山(にしかごのとやま) 篭ノ登山(かごのとやま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

池ノ平入山口から篭ノ登山 気持ちの良い森を抜けるといくつもの巨岩あり見どころの一つ 山頂は見晴らしが良い

1時間

篭ノ登山から西篭ノ登山 植生の豊かな森のアップダウンで距離もないので篭ノ登まで登ったらぜひ行きたい

40分
篭ノ登山から水ノ塔山 痩せ尾根やガレ場があり慎重に歩く 50分
テント場 湯ノ丸高原キャンプ場 水場 湯の丸キャンプ場 池ノ平駐車場(共に水道)

装備 登山靴かトレッキンッグシューズ レインウェア 行動食 ヘッドライト

近くの温泉 高峰温泉 鹿沢温泉 菱野温泉 新鹿沢温泉真田屋

UCVライブカメラ

烏帽子岳 Mt.Eboshi-dake 2,066m 湯ノ丸山 Mt.Yunomaru 2,101m
浅間山に連なる高峰山 水ノ塔山 篭ノ登山 西篭ノ登山 三方ヶ峰 見晴岳 湯ノ丸山 烏帽子岳は、太古の火山峰。西の端にあるのが湯ノ丸山と烏帽子岳。烏帽子岳は切り立った山頂が特徴的。山頂に続く稜線からは360度の眺望が楽しめ、晴れた日には富士山も見えます。地蔵峠から湯ノ丸山に登り一旦鞍部に下りて烏帽子岳に登るか、地蔵峠から臼窪湿原を抜けて直接烏帽子岳に行く巻き道があります。どちらも楽に登れて絶景が見られる山です。

入山口の地蔵峠に大きな無料駐車場

烏帽子岳(えぼしだけ) 湯ノ丸山(ゆのまるさん)
ルート 登りの時間 難易度 体力

地蔵峠から湯ノ丸山 ゲレンデの急坂を登るハイキングコース ややきついが眺望は良い鞍部まで下ると烏帽子岳へのルートに出る

1時間40分

地蔵峠から湯ノ丸山経由烏帽子岳 ややきついが眺望が良い楽しいコース 烏帽子岳は稜線まではきついが尾根に出ると絶景が広がる

3時間半
湯ノ丸キャンプ場から巻き道で烏帽子岳 キャンプ場の先に白窪湿原がありやや登ると平らな尾根のトラバースルート 烏帽子の稜線は高山の雰囲気 2時間
角間温泉から烏帽子岳 林道を歩き変化に富んだややきつい登りが続く 迷いやすいのでマークを確認しながら登る 4時間半 中 迷
テント場 湯ノ丸キャンプ場 水場 湯ノ丸キャンプ場(水道)

装備 登山靴かトレッキンッグシューズ レインウェア 行動食 ヘッドライト

近くの温泉 鹿沢温泉 新鹿沢温泉真田屋 角間温泉

ライブカメラ

 白根山 Mt.Shirane 2,160m 本白根山 Mt.Honsirane 2,171m
白根山は麓を志賀草津高原ルートが通り駐車場から30分で登れる活火山で、いくつもの火口湖があります。現在はガスが発生しほとんどが立ち入り禁止。

本白根山は草津白根山ともいう。駐車場から南に2時間弱登山道を歩く。こちらもガスが発生しているため山頂は立ち入り禁止ですが火口跡を周回するコースがあり。太陽火口に続くコースがおすすめ。万座温泉から登るルートは木の階段が多い森林を登る本格的登山道。コマクサの群生地の先に最高地点があり、いくつもある火口跡や本白根山頂も見えます。両山とも現在立ち入りが規制されています。(2018年6月)

本白根山(もとしらねさん) 白根山の湯釜
ルート 登りの時間 難易度 体力

白根火山有料駐車場から周回 気持ちの良いハイキングコース シーズンは観光客が多い

1時間半

万座温泉から本白根山外輪山 万座の広い駐車場から道路添いに入山 深い森を抜けると視界が開けコマクサの群生地 良く整備されている

2時間
白根山湯釜  涸釜以外は立ち入り禁止 観光ルート 10分
テント場 なし 水場 有料駐車場水道

装備 登山靴かトレッキンッグシューズ レインウェア ヘッドライト 行動食

近くの温泉 草津温泉 万座温泉 高山温泉郷

山レコ本白根山 ハイキングマップ 気象庁白根山

 根子岳 Mt.Neko-dake 2,207m 四阿山 Mt.Azumaya 2,354m 浦倉山 Mt.Urakura 2,091m
根子岳はかっての火山で穏やかな稜線を持ち菅平はこの山の総称。山頂の東側直下に28万年前の火口跡があります。ルートは、峰の原から根子岳に登り四阿山までがおすすめ。

四阿山は厳しい岩場があったり痩せ尾根もあるので、しっかりした登山靴や装備が必要です。米子瀑布から急な登りで根子岳に登るルートは人の少ないルート。鳥居峠から四阿山へのルートはシーズン中は林道が開放され短時間で登れます。このルートの途中には的岩という長い一枚岩の岸壁があります。古い的岩ルートはかなり荒れていますので注意。山頂から尾根伝いに浦倉山にルートが伸びる

根子岳(ねこだけ) 四阿山(あずまやさん)
ルート 登りの時間 難易度 体力

峰の原牧場から根子岳 見晴らしの良い草原のゆるい登りが連続するハードなハイキングコース 途中に避難小屋もある

2時間

根子岳から四阿山 爆裂火口跡の岩場を下り鞍部から森の中の急登坂を尾根まで登ると四阿山山頂はすぐ

2時間
菅平牧場から根子岳 見晴らしの良いゆるい登り こけももなどが豊富 2時間半
鳥居峠から四阿山 入山口から2本あるが途中で合流する 展望地から先はきつい登りが続くが変化に富んでいる 下山は的岩を見て下りたい 3時間半
米子瀑布駐車場から根子岳 駐車場から30分で米子瀑布へ鉱山跡の分岐を右に無名ピークを登る その先はやや不明瞭なのでマークを確認 3時間 中 迷
米子瀑布駐車場から浦倉山 鉱山跡から急坂を登り稜線まで2時間 稜線から20分で山頂 その先は四阿山への縦走路が続く 3時間
バラギ湖ロープウェイで四阿山 ロープウェイ駅から尾根道が続く 平坦で歩き易く山頂手前に短い岩場がある 浦倉山へは15分 土日のみ営業 2時間
バラギ湖から茨木山経由四阿山 樹林帯をゆるく登り尾根に取りつく徐々に傾斜が増し最後に岩場がある 3時間半
土鍋山から浦倉山 樹林帯を切り開いたルートだが入山者が少なく藪漕ぎに近い やや緩いアップダウンが続く 2時間半 楽中
テント場 バラギ湖 水場 国道406号線沿い柳清水

装備 登山靴かトレッキンッグシューズ レインウェア ヘッドライト ヘルメットか帽子 行動食

近くの温泉 保科温泉 鹿沢温泉

ルートガイド 山レコ四阿山 山レコ浦倉山 周辺情報 バラギ湖ロープウェイ

 破風岳 Mt.Hafu-dake 1,999m 御飯岳 Mt.Omeshi-dake 2,160m 土鍋山 Mt.Donabe 1,999m
万座温泉から高山村に抜ける上信スカイラインの途中から県道大前須坂線に折れてしばらく行くと、毛無峠がありそこが入山口。その先は小串硫黄鉱山跡。ここはかつて2,000人以上が住んでいた町がありました。峠の反対側に丸い山容の毛無山、続いて御飯岳があります。御飯岳は樹林帯の尾根を歩きますが、ほとんど見通しが効かない深山。破風岳は破風高原に続く太古の火山。写真のように山頂は切り立った断崖になっていて迫力があります。破風岳山頂から尾根続きに土鍋山がありそのまま縦走すると浦倉山を経て四阿山に至ります。土鍋山ルートは山頂手前に危険箇所があります。
破風岳(はふうだけ) 御飯岳(おめしだけ)
ルート 登りの時間 難易度 体力

毛無峠から破風岳 万座ハイウェイを車で登り途中の分岐を毛無峠に行く 駐車場から笹原のジグザグの急坂を登る 山頂からは360度の眺望

40分

乳山牧場から破風高原を経て破風岳 ゆるい草原と森林のハイキングコース

1時間半
破風岳から土鍋山 破風岳から木の根が張った急坂を鞍部まで下り足場の悪い急登を登ると山頂 40分 楽中
毛無峠から毛無山 ハイキングコース 樹木がない岩ゴロのハイキングコース 鉱山跡の朽ちた鉄塔が立っている 20分
毛無山から御飯岳 毛無山の先は見通しのない樹林帯の急坂を行く 山頂も見通しは良くない 1時間20分 
テント場 なし 水場 県道112号線沿い清水

装備 登山靴かトレッキンッグシューズ レインウェア 行動食 ヘッドライト

近くの温泉 万座温泉 子安温泉 高山村温泉ガイド 松川渓谷温泉 七味温泉

須坂市トレッキング案内

 岩菅山 Mt.Iwasuge 2,295m 裏岩菅山 Mt.Uraiwasuge 2,341m 笠ヶ岳 Mt.Kasaga-take 2,076m

奥志賀高原の主峰が岩菅山。奥志賀高原一之瀬スキー場の駐車場の先に入山口があります。山頂からは上信越の奥深い山並みが堪能できます。山頂には避難小屋がありますが、地図にある水場はありません。岩菅山から裏岩菅を経て笠法師、秋山郷の切明温泉に至るルートは登山者が少なく荒れています。ルート上には避難小屋があります。

笠ヶ岳は須坂市から松川渓谷を登り山田牧場の奥にあります。麓を車道が通り志賀高原まで行けます。急な階段が続く登山道を30分で山頂です。車道は5月から10月末まで通行可。

岩菅山(いわすげやま) 笠ヶ岳(かさがたけ)
ルート 登りの時間 難易度 体力

奥志賀公園線入山口から岩菅山 入山口は分かりにくい 沢沿いにゆるく登り尾根筋に出るとややきつい登りが続く 山頂には避難小屋がある

3時間

発哺ゴンドラ駅から岩菅山 アップダウンの多い樹林帯のルート

3時間半

岩菅山から裏岩菅山 やや荒れた稜線ルート マーク確認

30分
岩菅山から中岳 荒れている ルートファインディングが必須 初心者不可 2時間 中 迷
中岳から烏帽子岳 とても荒れている 初心者不可 1時間 中 迷
烏帽子岳から笠法師山 とても荒れている 初心者不可 1時間 中 迷
峠茶屋入山口から笠ヶ岳 とても急な階段と木の根が多い急坂を登るが山頂は絶景 かつてあった女坂 男坂は廃道 30分
テント場 なし 水場 底清水 高山植物園 岩菅山頂の水場はなし

装備 登山靴かトレッキンッグシューズ レインウェア 行動食 ヘルメットか帽子 ヘッドライト

近くの温泉 発哺温泉 石の湯温泉 志賀高原温泉ガイド 高山温泉郷 七味温泉

ルートガイド ルートマップ 笠ヶ岳 岩菅山避難小屋

松川渓谷温泉
赤石山 Mt.Akaishi 2,109m 志賀山 Mt.Shiga 2,036m 裏志賀山 Mt.Urashiga 2,037m

奥志賀高原の大沼池を囲むように志賀山 裏志賀山 鉢山 赤石山が連なり麓には四十八池や大沼池など太古の火口湖や沼が多く点在する。赤石山は山頂がマグマが地下深くで固まった深成岩の岩峰で、樹林の中から急に立ち上がっています。麓の大沼池は、酸性度が高く魚が住めないので透明度が高く、神秘的な青い色で美しい池。

志賀山は5万年前の火山で大爆発して、大量の溶岩を噴出し周辺の景観を作りました。麓の四十八池は有名な観光地。かつての溶岩が堆積して出来た山で岩ゴロ急坂に木の根が張り詰めた歩きにくいルート。急坂のアップダウンは湿地まで続く。

赤石山(あかいしやま) 志賀山(しがやま) 裏志賀山 右
ルート 登りの時間 難易度 体力

大沼池入山口から大沼池 奥志賀名水入口にバス停 トイレと駐車場があり広い平坦な林道を行く 深い青の池は幻想的池を周りレストハウスまで

1時間半

大沼池入山口から赤石山 深い青の大沼池が美しい 湖畔を回りレストハウス横から階段状の急登坂を登り崩落地に出ると山頂はすぐ

3時間
寺子屋峰から赤石山 ゆるい登りの樹林帯のアップダウンが続く 比較的人が少ない 熊鈴やラジオは必要 1時間半
馬止からオッタテ峰経由赤石山 稜線ルートでゆるいアップダウンの連続 5時間
硯川から四十八池経由裏志賀山 ゲレンデから林道を歩き四十八池の木道の先に鳥居のある裏志賀山登山道 距離はないが急坂の連続  3時間 楽中
  〃  志賀山 裏志賀山 林道の分岐を下るとしばらくは平らな木道を行く 岩ゴロのえぐれた急登攀で志賀山鞍部まで下りきつい登りで裏志賀山  3時間
テント場 なし 水場 奥志賀名水 大沼池(水道)

装備 登山靴かトレッキンッグシューズ レインウェア 行動食 ヘッドライト

近くの温泉 渋温泉 石の湯温泉 木戸池温泉 熊の湯温泉 発哺温泉

志賀高原池めぐり 

苗場山 Mt.Naeba 2,145m
長野県と新潟県の県境にある苗場山は、山頂が平らで広大なテーブル状の高層湿原が広がっています。無数の池塘があり高山植物が咲き乱れる湿原の中に木道が続いています。最高地点は日本海側にあります。登山道は5本あり信州の栄村秋山郷小赤沢からのルートが最短。他には苗場スキー場から林道を歩き赤湯温泉からのルートと、和田小屋から神楽ヶ峰を経由するルート。秋山郷の大赤沢からのルートなどがあります。山頂にある小屋遊仙閣は現在閉鎖中で泊まれるのは山頂ヒュッテのみ。
苗場山(なえばさん) 山頂の池塘群
ルート 登りの時間 難易度 体力

小赤沢から 整備された駐車場から木の根が多い登り 六合目の水場から急坂になる 登りきると広大な湿原が広がり木道の絶景を1時間

3時間半 楽中

大赤沢から ロングコースで健脚向き

5時間
和山温泉から 栃川沿いを行く踏み跡が薄く迷いやすい 尾根に出るとややきつい登りで湿原へ 5時間
赤湯温泉から昌次新道で 林道を2時間歩き赤湯温泉へ 沢筋を登り分岐を右に フクベの平まで2時間 山頂までは緩めの長い登り 5時間半 楽中
赤湯温泉から赤倉山経由 沢筋を登り赤倉乗越までは荒れた急登攀 稜線を赤倉山まで行き分岐を右に 龍ノ峰の登りからは荒れた道が続く 6時間 中 迷
和田小屋から 秡川コースはきついコースだが見どころも多い 4時間 楽中
上結東風穴から 熟練者向き 日帰り不可 9時間半
テント場 栃川高原キャンプ場 水場 小赤沢ルート中間清水 雷清水

装備 登山靴 レインウェア 行動食 ヘッドライト 帽子 虫よけ ビバーク装備

近くの温泉 小赤沢温泉 和山温泉 湯沢温泉 赤湯温泉山口館

苗場山頂ヒュッテ 和田小屋 山レコ苗場山 登山マップ

 鳥甲山 Mt.Torikabuto 2,038m
苗場山と魚野川をはさんで対面する鳥甲山は、第二の谷川岳といわれるほど急峻な山。入山口は2箇所あり、稜線の中ほどに山頂があります。屋敷温泉から入山するルートは、尾根まで2時間半の急登坂がありますが、あとは稜線を行くので比較的楽な一般登山者向き。

切明温泉方面のムジナ平からは、急なガレ場や岩壁をクサリで登るルートで、山頂手前にカミソリ岩という難所があり、狭いナイフリッジにロープが張ってあるかなり恐い熟練者向けルートです。安全確保装備があった方が良い。

鳥甲山(とりかぶとやま) ムジナ平から
ルート 登りの時間 難易度 体力

屋敷温泉入山口から 胸突き八丁の急登坂が尾根まで続く 尾根道は植物で見えないが切り立った絶壁の痩せ尾根 山頂は見晴らしがない

5時間半 楽中

ムジナ平から 初めから急登坂で樹林帯の後ヤセ尾根が続く。万物岩のクサリ場、ナイフリッジのカミソリの刃など難所がある熟練者向きルート

4時間半
テント場 なし ムジナ平はテント可能だが動物に注意 水場 切明温泉(水道) ムジナ平入山口から10分入った分岐を左

装備 登山靴 レインウェア 行動食 ヘッドライト ヘルメットか帽子

近くの温泉 切明リバーサイドハウス 切明温泉 屋敷温泉 屋敷温泉秀清館

山レコ鳥甲山 鳥甲山ライブカメラ

佐武流山 Mt.Saburyu 2,192m
秋山郷の南に位置する佐武流山は、この山系では最高峰。登山道が廃道になっていたのを地元の人が復活させました。苗場山から尾根続きのルートも登る人がなく荒れていたましたが、最近整備されました。切明温泉から車道を行くとゲートがあり入山口の表示があります。ゲートから1時間ほど歩くと月夜立岩という岩峰が見えてきます。その先が登山道入り口。水無尾根を3時間登ると西赤沢源頭というピークに着きます。その先に池糖があり1時間で山頂。きびしい山歩きですが、秘境の山旅が味わえます。
佐武流山(さぶりゅうやま) 月夜立岩(つきよたていわ)
ルート 登りの時間 難易度 体力

切明温泉から 405号線から林道に入り月夜立岩がみえると入山口はすぐ 水無尾根の登りはややきついが山頂まで整備されている

5時間半

苗場山から 地元の人によって整備されましたが長くきついルート 龍ノ峰や天狗庭という湿原が美しい

7時間半 中 迷
赤湯温泉から 沢筋を登り木の根が露出した急登を赤倉乗越まで1時間強 赤倉山から西赤沢源頭までは4キロの藪漕ぎ 分岐からは歩きやすい登り 7時間半 中 迷
テント場 なし 水場 切明温泉(水道)

装備 登山靴 レインウェア 行動食 ヘッドライト ヘルメットか帽子 磁石 地図は必須

近くの温泉 小赤沢温泉 切明温泉 和山温泉 切明温泉 赤湯温泉山口館

佐武流山山レコ

白砂山 Mt.Shirasuna 2,140m 堂岩山 Mt.Douiwa 2,051m 八間山 Mt.Hakken 1,934m
群馬、新潟、長野の県境にある白砂山は奥深い深山。秀麗な山容は古くから人々を惹きつける魅力があります。群馬県の野反湖が入山口。森の急登坂の登山道を登ると、秋山郷との分岐の地蔵峠まで1時間。前衛の堂岩山までは2時間半。手前の水場の先は急登坂。堂岩山山頂は展望がありませんがしばらく進むと八間山(はちけんざん)の分岐を過ぎ、稜線に出ると展望が開けます。アップダウンをいくつも繰り返し、最後の急登坂を登りきると甲信越の山々が見渡せる山頂です。やや厳しいロングルートですが、人の少ない深山が味わえます。夏は虫が多いので対策を。
白砂山(しらすなやま) 堂岩山(どういわやま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

野反湖から堂岩山 入山口はキャンプ場手前 沢に降り地蔵峠から尾根筋に登るややきついコース 山頂は展望がない

2時間半

 〃 白砂山 堂岩山から先は気持ちの良い稜線歩きだがアップダウンの連続のやや急登坂。4つのピークを越えた先が山頂。山頂先のルートは廃道

4時間半
堂岩山から八間山 堂岩山の先の分岐を右に行く 気持ちの良い尾根道で野反湖まで戻るルート 1時間40分
野反湖から八間山 湖の入り口に入山口がある ハイキングコース 1時間40分
テント場 野反湖キャンプ場 水場 堂岩山手前の沢

装備 登山靴 レインウェア 行動食 ヘッドライト 帽子 虫よけ

近くの温泉 湯の平温泉 尻焼温泉 尻焼温泉露天風呂 京塚温泉

白砂山 八間山 野反湖キャンプ場 山レコ白砂山

大源太山 Mt.Daigenta 1,599m
谷川連峰の主稜線の北端に位置する岩峰。標高は低いが豪雪地帯にありその鋭利な山容は東洋のマッターホルンと言われるほど高山の風格がある。西にある大源太湖周辺はリゾート開発が進み行楽地になっているが、大源太川の源流に進み林道終点からのルートが最短。このルートは渡渉個所があり増水時は登れない。北の幻の国道清水街道からのルート、土樽から蓬新道ルート、谷川主稜線の縦走ルート、土合から朝日岳を越えるルートもある。渡渉点や痩せ尾根岩壁登攀がある中級山岳。
大源太山(だいげんたやま) 東洋のマッターホルン
ルート 登りの時間 難易度 体力

大源太キャニオンから大源太山 林道終点に駐車場 北沢を渡渉して尾根に取り付く クサリの急登攀で岩稜の尾根を行く 山頂まではかなりの急登攀 

2時間半

蓬新道で大源太山 土樽から林道 入山口から蓬ヒュッテまで4時間北の分岐を右 笹原の池塘の多い稜線を七ッ小屋山へ先の分岐を左で山頂

5時間
蓬新道からシシゴヤノ頭経由大源太山  蓬峠の北の分岐を左に稜線を歩き谷まで降りて登り返す 山頂への急登攀はクサリ場もある 8時間20分
清水街道から大源太山 林道を」1時間半で謙信尾根に取り付く2時間強で清水峠へ 猫池の湿地を抜けると山頂への急登攀 1時間で山頂 5時間半
テント場 大源太キャニオン 蓬峠 水場 清水峠 蓬峠2か所 蓬沢林道終点 大源太キャニオン

装備 登山靴 レインウェア 行動食 ヘッドライト 帽子 虫よけ

近くの温泉 越後湯沢温泉 

登山口情報 山レコ大源太山 大源太キャニオン 谷川連峰小屋

平標山 Mt.Tairappyou 1,983m 仙ノ倉山 Mt.Sennokura 2,026m 万太郎山 Mt.Mantarou 1,954m
谷川連峰の西端に位置する平標山から東に連なる山塊は美しい稜線の花の山系。谷川岳まで続く稜線ルートは穏やかな山容と眺望、高山植物の群生など見どころが多く人気のルート。仙ノ倉山は谷川連峰の最高峰。平標山は第2の標高。平標山は国道17号の火打峠に入山口がありアクセスも楽で登りやすいので、シーズンは非常に多くの登山者が集まる。
平標山(たいらっぴょうやま) 仙ノ倉山(せんのくらやま)
ルート 登りの時間 難易度 体力

土樽から平標山 平標新道はロングコースで上級者向き

6時間半 中高

二居大橋から平標山 林道を1時間歩き松手山に尾根に取り付く 稜線まではやや急な登りが続く 比較的人が少ないので春先は荒れた箇所もある

3時間45分 楽中
元橋から松手山コースで平標山 最初から急登坂が2時間稜線まで続く。山頂から鞍部かけてお花畑が広がる 3時間10分 中高
元橋から平元新道で平標山 岩魚沢林道を1時間歩き木の階段が続く平元新道を登る。平標山ノ家に美味しい清水があり。山頂まで階段が続く 3時間15分 楽中
川古温泉から大源太山経由平標山 赤谷林道を歩き途中から大源太山(河内沢ノ頭)から稜線を歩く 5時間40分 楽中
朝貝から三角山経由平標山 ゲレンデを登り三角山から稜線を北上 よく整備された 3時間40分 楽中
平標山から仙ノ倉山 気持ちの良い稜線ルート シャクナゲの群落や小さなお花畑が楽しめる。木道と階段が多いが歩き易い登り 50分
土樽から吾策新道で万太郎山 林道に入山口2ヵ所 ややきつい登りで大ベタタテノ頭からは緩い稜線歩き 4時間半
谷川岳から万太郎山 岩場の急坂がありオジカ沢ノ頭 小障子ノ頭 大障子ノ頭というピークを越えていく 避難小屋が2ヵ所 3時間40分
テント場 特になし 水場 大源太入山口の先 平元新道入口 大障子避難小屋 毛渡乗越から南に30分

装備 登山靴 レインウェア 行動食 ヘッドライト 帽子 虫よけ

近くの温泉 法師温泉 川古温泉 猿ヶ京温泉 貝掛温泉 越後湯沢温泉

山レコ仙ノ倉 松手山ルート 越後湯沢周辺登山情報 湯沢町登山情報 谷川連峰小屋 平票山登山口情報

谷川岳 Mt.Tanigawa-dake 1,977m
群馬県の水上温泉の北、新潟県の県境にある谷川連峰は、ロープウェイで簡単に登れるようになる前は、非常に難度の高い山でした。昭和初期にはこの山の遭難事故がよく報道されました。急峻なやせ尾根に海から強い風が吹きつけ天候が急変する厳しい山域ですが眺望も素晴らしく神秘の山です。山頂は有名な双耳峰。登山口の無人駅土合駅も有名。写真の一ノ倉沢はクライマーの聖地といわれ今でも多くの登山者を惹きつけています。林道に沿っていくつものレリーフがあります。
谷川岳(たにがわだけ) 一ノ倉沢(いちのくらさわ)
ルート 登りの時間 難易度 体力

土合から西黒尾根経由 樹林帯を登るとラクダのコブ その先は急登坂の連続

4時間 楽中

天神平から谷川岳 ロープウェイで天神平まで 木道を行くと岩稜帯に入り登るほどに急になる尾根を行く

2時間半
谷川温泉からいわお新道経由 二俣分岐から天神尾根に取りつく急登坂 4時間
谷川温泉から中ゴー尾根経由 谷川を遡上し二俣分岐を直進尾根取りつくと急登坂の連続 6時間
土樽から茂倉岳経由 茂倉新道は急登坂が多く見どころも多い 茂倉岳から一のノ倉は楽 5時間半
マチガ沢から 巌剛新道は大滝まで沢筋登り ラクダのコルで西黒ルートに合流 3時間40分
万太郎山から いくつもピークをこえてゆるい稜線を行くオジカ沢の頭から急坂や岩場がある 3時間半
テント場 二俣 土合駅は宿泊可 水場 多数

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト 行動食 ヘルメットか帽子

近くの温泉 四万温泉 片品温泉 谷川温泉 水上温泉ガイド 越後湯沢温泉

谷川岳ロープウェイ 登山指導センター 肩の小屋 土合山の家 谷川岳山レコ

武尊山 Mt.Hotaka 2,158m 剣ヶ峰山 Mt.Kengamine 2,020m
水上の片品地籍にある武尊山は、日本武尊が東征の折に登ったのでその名がついたといわれてます。この山は成層火山で南側の太古の火口を囲むように剣ヶ峰、前武尊、セビオス岳など複数の峰が連なる連峰です。武尊山の登山道は、最短が浦見の滝の先の武尊神社からですが、高度差800mを一気につめる急な登りと山頂手前のクサリ場がやや苦労します。

尾根続きの剣ヶ峰山も山頂へは急登で、特に武尊神社からのルートは半分から上が40度以上の斜度のルートで、武尊山から縦走し剣ヶ峰に登り下山に使う周回が最適。

武尊山(ほたかやま) 剣ヶ峰山(けんがみねさん)
ルートと 登りの時間 難易度 体力

武尊神社入山口から武尊山 浦見の滝まで林道を行き駐車 急坂を登り尾根に出ると途中にクサリ場がありますが、概ね楽な登り

4時間 楽中

武尊神社入山口から剣ヶ峰山 沢筋を登る急登坂の連続 岩や木の根が露出した歩きにくいルート 上のルートと同じ分岐に戻るので下山向き

2時間半

武尊山から剣ヶ峰山 笹原に下り平坦なルートを行く 山頂手前が急登坂 手前の分岐を下ると登山口に戻る

1時間
奥利根水源の森から武尊山 湿原を抜けゆるい樹林帯の登りゼビオス岳を越えるとクサリ場もある 残雪が多い 4時間
武尊高原キャンプ場から武尊山 高手新道 最初に急登があり尾根からは徐々に高度を上げる 西峰剣ノ峰を通過する 5時間半
前武尊から武尊山 稜線のアップダウンを行く山頂手前に難所があるので巻き道を行く 2時間
上の原入山口から武尊山 谷筋を行く長いルート不明瞭な個所がある手小屋沢から稜線に登り裏見滝ルートに合流 5時間
テント場 川場野営場 武尊牧場 宝台樹 水場 手小屋沢避難小屋 中ノ岳笹清水

装備 登山靴 レインウェア ヘッドライト ヘルメットか帽子 行動食

近くの温泉 猿ヶ京温泉 武尊温泉

武尊山南部ルート 山レコ武尊山

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