以東岳避難小屋の完成

以東岳避難小屋
平成29年9月30日完成。
解体工事から３年、
ようやく新しい避難小屋が完成し、
10月1日に開所式が行われました。

解体から3年を経て完成した外壁材レッドウッド仕上げの新しい避難小屋。
あいにくの霧の中での看板掛け題字は鶴岡市長より揮毫。	10月1日午前8時より開所式が行われました。
逆光でわかりにくいですが室内でお湯を沸かしています。	木製の二段ベッドは寝心地が良さそう。

以東岳避難小屋の歴史
　以東岳避難小屋は、長い間、農業用水の守護神、赤川水神社として鎮座し、昭和48年赤川土地改良区から旧朝日村に譲渡される際にもその存在を尊重され、以降営々と引き継がれてきました。
　多くの登山者の方々から愛されてきた避難小屋が平成29年に新築されました。
　以東岳避難小屋は、「庄内直路」いわゆる「朝日軍道」として、米沢と庄内を結ぶ歴史的にも貴重な山岳道に位置する小屋です。
　木の香りが漂う当小屋をより大勢の皆様方から大切に扱っていただき、登山の合い間のひとときを楽しんで下さい。

赤川水神社（以東岳）

赤川水神社に関する契約書
　赤川土地改良区連合が旧朝日村に以東岳避難小屋を譲渡する際に交わされた契約書で、農業用水の守護神である赤川水神社を従来と変わらずに安置する旨を約束したものです。

避難小屋内に展示している朝日連峰の登山ガイド
　各登山コースのおおよその所要時間、危険箇所、水のみ場、携帯電話が通じるエリアなども表示しており、登山する人々に細かい山の情報を提供しています。