サマジャン天国

 

俺は宝くじが好きだ。 

全国規模のでっかい奴(サマー、グリーン、年末ジャンボetc)は大抵買うし

ロト6やTOTOなんかにもたまには手を出す。      

 

なんで好きかってーと、                

 

 

 

夢をもらえるから(ひぇ〜バカっぽい)

 

 宝くじって買っただけで、当たった時のことを夢見れるんだよなー。


「今イチオクあったらさー、とりあえず仕事やめて、海外に移住しよ。    

 オーストラリアあたりがいいかー、金はあるある、車も買えるぜー」        

 

はー宝くじって買っただけで、もうサイコウ!!          

 

 

 

なんて理由もあることねゃーあるが、  

 

イチバンの理由はやっぱ  

 

 

         

まじで当たりそうな気がするから

 

ひえ〜やっぱバカっぽい〜。  

 

でもマジ「当たりそう」って思えるんだよ、宝くじって奴は。    

 

1等当てるのなんてスゲー確率低いじゃんとか言ったって  

CMでやってるよーに日本全国で150人近くには当たるっても完璧事実。      

 

しかも買った人どうしのハンデはいっさいなし。      

ちなみに俺は高校生の時、

偏差値50足りねぇぐらいの平凡な奴だったけど、  

東大入学者が何千にもいると知ったとき  

「俺でも受けたら入れるんちゃうん」と真剣に思ってしまうかなりずうずうしい奴でした。      

 

風水がどうのとか、何座の人が当たりやすいとかたまにTVとかでやるけど、  

あれは単に結果論  

宝くじよく買うひとはそーゆーことに気をつかってるってだけで、

当たる確率はみんな完全に平等。          

 

 

 

 

 

だったら俺にだって当たるんじゃねーの。

 

俺ってけっこう頑張ってるし。  

そこそこいい奴だし。

神様お願い!          

 

 

 

と思ってたら、2001年のサマージャンボ宝くじで転機が訪れちゃったよ!  

 

 

 

 

 

 

        

2001年8月某日 某宝くじ売り場にて

 

俺はいつもバラ10枚(3000円)ぐらいしか買わないんだけど、  

去年の夏は結構いい感じのボーナスもらったばっかだったし、  

日常にブルーはいってたりでちょっと気合入れて、  

100枚(30000円)買ってやろうと店に向かった。          

 

その店は最近できたばっかの売り場らしく、  

まだ慣れてない感じの店員さんがヒトリ座ってた。    

 

俺「サマージャンボ、バラ100枚ください」(心臓バクバク)

店員「えっーと(まじ?100枚も買うの? と思ってたかどうかはさだかではない)、

   10枚、20枚、30枚」(慎重に数える〜間違ったら大変だもんね)  

 

俺「(おーしっかり数えてくれよ、なんか周りも注目してるみたいだ、ちょい気分いいな〜)」

店員「(数え終えて)はい、バラ100枚30000円になります」  

 

俺「(ぐっ予定通り高い。しっかし100枚ともなるとこんなに分厚いのか〜)はい、3万円)」

周り「ザワザワ」   店「でわ、どうぞ。ドサッ。お気をつけてお帰りください。」

 

俺「はい、どうも」  

といいつつスーパーの透明な袋しか持ってなかった俺は、そこに無造作に入れるのであった。      

 

すげー普通だ。普通の会話だよ。

 

 

 


こんとき俺も店員も周りの誰も、とんでもないコトに気付いてなかったのだった。

 

店員は数秒後に気付いて、焦りまくったかも知れんが、俺はそんころ余裕でゲーセンで遊んでた      

 

 

 

宝くじ買って数日後、俺友達に話してたんだよね。

100枚買ったこと。  

100枚ってやっぱ、すごいじゃん?バカじゃん?

みたいなノリで。    

 

 

そしたら100枚ってどんな厚さなん?

みたいなこと聞かれて、

俺当然わかりまくるから教えてあげたのさー。      

 

 

 

 

 

厚さ10cmはあったね?

 

まじで〜?すげー分厚いじゃん?って反応。

まー当然だよね。  

  

宝くじなんてペラペラな紙だよ。

それが10cmになるぐらい厚いつったら、そりゃーたくさんないとさー。

100枚ぐらいないとさー。    

 

 

 

ん?

 

100枚あったからってそんな厚さになるか?  

多いつったって100枚だよ。

厚くても1cmぐらいじゃねーの?  

 

 

俺なんか話てるうちに混乱。わけわかんねぇ〜。          

 

 

 

じゃーあの分厚さはナンなのよ?    

 

 

 

そっからはもう心臓バクバクしまくり。

なんだよあの厚さ?なんかおかしくねぇ?  

「もしかして100枚じゃねぇんじゃねぇのアレ?」

 

そんな疑問が抑えられず、速攻家に帰ったよ俺。    

 

 

 

 

  

きたぁ〜!

 

部屋のテレビの上に無造作に置いてあった宝くじの束、即効数えたよ。

 

10枚、20枚、30枚・・・・・ってこんあペースじゃ、全然間にあわねぇ。

だってまだ厚さ数ミリだよ。  

100枚超えても、まだやっと1cm程度。  

 

や、やばい。マジでやばい!100枚、200枚、300枚・・・・・・          

ハイ、1000枚です!      

 

ぎょぇ〜、うひょ〜。

こんなことあっていいのかってぐらい信じられねぇことが起こったぁ!!!  

 

信じられる?

 

店の人、間違えて1000枚を渡してたんだよ、俺に。

しかも俺も全くそのことに気付かず過ごしてたとゆ〜。

お互いがすげー間抜け。      

 

 

 

 

 

逃亡生活

 

俺、闇にもぐったね。

 

もちろん正直に返しに行くって選択もできたけど、そんなの俺になんの得もないし。

どの店で買ったかも忘れたし・・・(うそです)。  

 

新聞とかに載ってねぇかと、ちょっと調べたりしたけど、載ってなかった。

お店にも指名手配写真が貼ってねぇし。

ここは黙っとこう。  

 

俺ってラッキー。

神様ありがとう!

もしかしてこのままイチオク当てちゃったりするんじゃないの?  

 

 

 

 

   

運命の発表日

 

第427回全国自治サマージャンボ宝くじ抽選日の翌日。

新聞の当選番号のページを前にいよいよ俺の長い戦いが始まった。  

 

なんてたって、相手は1000枚。

 

 

しかも全てバラ!  

 

気合だ。気合しかねぇ!  

狙うは1等2億円。前後賞でも5000万。

 

番号は「94組 141229」。  

 

 

 

よーし、この宝くじ束の中から、ゼッテーこの番号見つけてやるぜ〜。      

 

 

 

4番違いじゃん!

 

快調にチェックを続ける俺、そしたらイキナリ、こんなの発見しちゃったんだよ。
TAKARA.JPG - 4,851BYTES

1等2億円と組も一緒。

番号も下一桁まで完璧同じ!

4番違いだよ?!前後賞となら3番違い。  

 

しかもチェックしたのは、まだ1cmぐらい。

残り9cm。

ぜってぇーある!  

 

や、やばい緊張しすぎで、心臓止まりそう。

汗止まんねぇ。

 

 

 

 

      

あ、当たっちゃった。

 

やった〜1万円GET。  

ってオイ。

俺が目指してるのは2億円だよ!  

 

 

やった〜また、1万円GET。  

わーい、嬉しい。

 

今度は3000円だ〜。

まただ〜。

うひょー。  

 

 300円は10枚に1回必ずでるし。

俺こんなに当たりくじみるの初めてだよ〜!  

おー、また一万円。  

 

お〜出る出る〜。

キャー。      

 

 

 

 

(30分後)      

 

 ・・・・・あっ。      

 

 

 

終わっちゃった。      

 

 

 

 

終了〜!

 

 

 

ぢくじょー。

 

1000枚もあったのに〜。

 

4番違いもあったのに〜。      

 

まじアッサリ終了。    

 

 

 

 

 

転機訪れてねぇじゃん!(これがオチかな?)

 

後日、俺が買った売り場見に行ったら、  

「億万長者の出た売り場」の看板置いてありました。

 

あーやっぱ当てた人いるのね(涙)    

 

運がいいのか、悪いのか。

2001年俺の夏の思い出終了〜。  

 

 ・・・・・いい夢見させてもらったよ。    

 

 

 

 

          

2002年、夏。某宝くじ売り場にて

 

俺「すみません、サマージャンボ宝くじバラ100枚ください!」

店「ハイ、100枚」

 

俺「(くっ間違えなかったか。さすがに同じ間違いはしないのね。てか人違うし)」

店「ありがとうございました〜」        

 

 

 

来年こそ再び・・・。

 

 

 

 

 

いつか絶対、1等数億円当ててやる!

 

 

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