【解読】 |
扁額(1) 也 恪 之 徳 敬 |
読み下し (右側から読みます) |
敬(けい)は徳(とく)の恪(かく)也(なり) |
語意 敬・・・うやまうこと |
徳・・・人の道の正しい行為 |
恪・・・つつしむこと |
敬恪(けいかく)・・・うやまいつつしむこと |
解釈 敬うということは、徳を謹んで行うことです。 |
関防印 任 件 (じんけんのてき) |
語意?? 任・・・まかすこと。 |
件・・・区分すること。 |
?・・・ひづめ、足踏みすること。 |
解釈 行動を分担してそれぞれに任せて自分は佇(たたず)むこと。 |
落款 鐡堂(てつどう) |
落款印(白文) 風 顛 曰 痴 (ふうてん いわく ち) |
語意 風 顛(ふうてん)・・・考えや行動が正常ではない人のこと。 |
曰(いわく)・・・言うこと。 |
痴(ち)・・・愚か者のこと。 |
解釈 考え方や行動が普通でないと、人は愚か者と言います。 |
落款印(朱文) 鐡堂(てつどう) |
以上 |
文責:尾臺 成大 |