研究紹介

  

漢 文 解 読
【本文解読】
座 邊 師 友
【落款解読】
魯 山 人
【読み】   座(ざ)邊(へん)師(し)友(ゆう)

  

【直訳】  辺(あた)りに坐(ざ)すものは、師友である。

  

【大意】 自分の身の回りのものすべてが学ぶ教材であり、
自分の身辺や周辺の生活空間にあるもの全てが
己の師友である。

   

【語意】  師友(しゅう): 自分の学問や人格の向上に役立つ友。

    

【作者】  魯山人:北大路 魯山人(きたおおじ ろさんじん)
1883年(明治16年)3月23日 - 1959年(昭和34年)12月21日)
日本の芸術家。本名は北大路 房次郎(きたおおじ ふさじろう)
晩年まで、篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家などの
様々な顔を持っていた。
解読文責:尾臺成大