研究紹介

中國 古詩    
             
                          責 解読:  尾臺成大
  

人 静 魚 月 耀
風 窓 荷 更 香


    録古詩句 贈 地神幸夫先生
  一九七八年十二月書於中國武漢

解読
人静かにして、魚 月に輝き
風窓、荷更に香し

    録 古詩句  地神幸夫先生に贈る
      1978年12月に、中國の武漢に於いて書きました


  ひと しずかにして うお つきに かがやき
  ふうそう か さらに かぐわし

荷香(かこう):ハスの花の香り

    詩句の大意:  人影もな無く静かな夜です。月に魚が照らされて耀いて見えます。
              窓際に居ると、蓮の花の香りが風に運ばれて一層良い香りがします。