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人生の方法


[トップ] >人生の方法 >「生きる」意味に気づく

「個々人の存在はアイデンティティーを失い、絶望に直面しているのにも関わらず、それに気づかない、若しくは傍観しているという無関心という病こそが死に至る病なのだ 」 ―キルケゴール「死に至る病」

 哲学者キルケゴールの『死に至る病』という本があります。キルケゴール曰く「絶望を知らない人間は意志を持たない」そうです。「嫌なことは忘れて、今を楽しんだほうがいい」という楽観的な考えはこの病を罹っているかもしれません。当時は、絶対的な尺度である神という存在が揺らいでいたという背景もあると思いますが、現代でも当てはめることのできる考えだと思います。


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 このような個々人のアイデンティティーは失われているのでしょうか、とはいえ、誰しもアイデンティティーというものが必要なので、代替的になにか別のものに求めているのでしょう。昨今、このようなアイデンティティーが局在化している傾向にあると思います。 本来ならば、アイデンティティーは個々人の内面にあることが理想であり(自我同一性)、そうすれば日本も成熟した個人主義の社会に変貌してゆけるのではないでしょうか。

 本を読むより、真剣な恋をして振られた方がよほど哲学は深まる、という格言もあります。しかし、百聞は一見に如かず、使い古された格言ですが、実践することはなかなか難しいです。

 

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