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農と地域のふれあいネットワーク
ふくいの農林水産業を応援する団体です。

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農林水産業イメージアップのための国際交流
1)コシヒカリ国際賞表彰とシンポジウムの開催 H18年4月15日(土)福井県国際交流会館会議の写真
  水稲品種コシヒカリは昭和31年福井県で誕生しました。
稲作の象徴とする「コシヒカリという鎖の輪」を広げ、稲作の発展に繋がることを目的としてコシヒカリ国際賞を創設しました。
受賞者:
 セント・S・ビルマーニ(フィリピン国際稲研究所)
      「ハイブリットライスが拓いた熱帯地域の発展」
 チェ・ヘチュン(韓国国立作物科学研究所)
      「超多収、機能性稲及び直播稲がもたらした韓国農業の発展」

 

コシヒカリ育成50周年記念表彰式プログラム
「コシヒカリのふるさと・福井賞」およぴ「コシヒカリ国際賞」
知事感謝状贈呈式
・故 石墨 慶一郎 (出席者 同夫人 隆子)
・故 岡田 正憲 (出席者 同夫人 貴美子)
「コシヒカリのふるさと・福井賞」表彰式(知事表彰)
 審査講評 福井県農林水産部長 川口 義夫
・株式会社 おたべ
・株式会社 番匠本店
コシヒカリ国際賞表彰式
 審査講評 コシヒカリ国際賞審査委員長 祖田 修
・アフリカ稲研究センター(WARUDA)
     育種主任 ムサシエ(Moussa Sie)博士
・サンパウロ大学ピラシカーバ農科大学
     名誉教授 安藤 晃彦 博士(代理出席)
  お祝いの音楽 曲目 花(滝廉太郎作曲)他
       代田純子(フルート演奏)山岸純子(ピアノ伴奏)
 国際賞受賞者の記念講演

 コシヒカリ半世紀の歩み(スライド紹介)
 シンポジウム
 基調講演「和食ごはん食の文化性と健康性」
   鈴木 正成(早稲田大学教授)
   パネルディスカッション
  「コシヒカリのふるさとで『ごはん』について考える」

【コーディネーター】
   鈴木 正成(早稲田大学教授)

【パネリスト】
 ○矢部 みち子((有)海の恵み 代表取締役)
 ○市丸 勝一(大阪第一食糧 常務取締役)
 ○酒井 宏彰(おたべ 代表取締役社長)
 ○ 中 川  清(福井県指導農業士)
受賞者

安藤 晃彦博士(サンパウロ大学ピラシカーバ農科大学名誉教授、
       サンパウロ大学農業原子力センター客員教授)
「突然変異誘発による作物品種の育成と普及」
1932年 4月16日生まれ 東京都出身
1958年 東京大学農学部卒
1959年 渡伯
1960年 サンパウロ大学ピラシカーバ農大遺伝学科に招碑される。
     放射線実験遺伝学研究室創設
1966年 ブラジル国籍取得
1968年 サンパウロ大学農業原子力センター創立に協力参加。放射線育種研
    究室を創立(2002年に安藤晃彦教授放射線育種研究室と命名)
同博士は40年以上にわたり、放射線を育種に利用した突然変異の誘発による作物の新品
種育成(稲、大豆、インゲン豆、柑橘、黒胡椒など)に貢献した。特に稲では短梓、早稲、
多分げっ、イモチ病抵抗性、多収性、炊飯性などに優れた多くの系統を選抜した。最近は
サンタカタリーナ州農業試験場で育成した新品種「ANDOSAN」は多収、良品質でありブラジ
ルのみならずボリビアでも広く普及している。
 陸稲主体(総生産高の3分の2)のブラジルにおいて生産力の高い水稲が地域の発展に
大きな貢献するものと高く評価されている。また、既に長年に渡り放射線を育種に利用し
実用化段階の研究を蓄積されている成果は国際的な原子力の平和利用への研究を進める観
点から、日本にとっても有益である点が高く評価されました。
 なお、この間に育てた多数の研究者は単にブラジルのみならず、世界各地で活躍してい
る。
 さらに退職後は100ヘクタールの農場を経営し環境にやさしい農業のパイオニアとして
も活躍しておられます。
以上の見地から安藤先生を選考したが、この賞が契機となりブラジルにおける日系人の励
みになり、両国の友好が深まるとともに稲作の発展がさらに進展することを祈念する。


MoussaSie(ムサ・シエ)博士
  サブサハラアフリカ地域に適応する水田用NERICA水稲品種の開発と普及
現所属先:Africa Rice Center(WARDA),01 B.P.2031,Cotonou,Benin
      (アフリカ稲センター、コトヌ市、ペナン共和国)
生年月日:1953年10月20日
生誕地:Dedougou,Burkina Faso(デドゥグ、ブルキナファソ)
              
学歴:
1975年10月  DEUG 1(Dipome d'Etudes Generales):一般教養課程修了に相当。
      Universite de Rouen,France(ローエン大学、フランス)。
1989年12月 DEA:修士に相当。Faculte des Sciences et Techniques,Universite Nationale de Cote
      d'Ivoire,Abidjan,Cote d'Ivoire(コートジボアール国立大学科学技術学科、アビジ
       ャン、コートジボアール)。
1997年7月 PhD:博士。Ecole Nationale Superieure Agronomique de Montpellier,France(モンペ
     リエール高等農業学院、モンペリエール、フランス)。

職歴:
2003年11月より アフリカ稲センター(WARDA)水稲育種家
        現在まで
1999年4月からINERA(国立環境農業研究所、ブルキナファソ)上級稲育種家
2003年11月まで

1998年4月からWARDA客員研究員(潅漑稲作プログラム)サンルイ分室
1999年4月まで

1987年9月からINERA(国立環境農業研究所、ブルキナファソ)上級稲育種家
1994年9月まで

1985年6月からINERA(国立環境農業研究所、ブルキナファソ)稲プログラムリーダー
1987年9月まで

1980年12月からCERCI(潅漑稲作実験センター、ブルキナファソ)稲プログラムコーディネーター
1985年6月まで


2)アジア・太平洋の農耕文化の調査参画および講演開催

 @メコン河流域を船で下り、人、生活、生業を訪ねる旅に参加した会員の交流
  中国 タイ ラオス カンボジア 第1回H16.10.29〜11.7 第2回H17.2.25〜

メコン河の風景の写真 メコン河流域の魚売りの写真
メコン河流域の市場の写真 メコン河流域の果物売りの写真
ベトナムメコン河と市場の風景


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