『デュース・ワイルド』 ネタばれストーリー解説 A







今回はマルコの出番少ないし、ちょっとつまんないです。次回はマルコが出所しますので、あの冷酷ヅラ(でも、ナンか企んでる時はミョーに優しい悪魔♪)がたっぷり拝めますね〜


Chapter 4: Annie the Ice Cube

ボビーは、家の前の建物に越してきた女の子(アニー)に声をかけますが、この女も、クドい顔。なんと言いましょうか、すげー顔 としか言いようがない…(ああ、すみません。人様の顔のことを、ああだこうだと…)

アニーが「(運ぶの)手伝ってよ」と言いますが、ボビーは「そっちは、バイパーズの縄張りだ。俺、デュースのメンバーだから、できない。ごめん」と断りますが、アニーが重そうに荷物を運ぶのを見て、結局手伝います(イイ子だねー♪)

それを見ていたリオン兄貴は、ボビーを上に呼びつけます。「あのポニーテールの子、イイ女だなー♪」なんて言ってるボビーですが、ボーヤ目ェおかしいんじゃないかい? この女優さんは確か「アメリカン・ヒストリーX」で、かなり強烈なガールフレンド役をやってたと思いますが、ヒロインをやる顔ではないですよねぇ。

とにかくリオンは、「あれは、アニーだ。ジミー・ポケッツの妹だよ」と教えます。「ええッ!? 血つながってんの!?」とビックリするボビー。ジミー・ポケッツは冒頭にマルコと一緒に出てきたバイパーズのメンバーで、ヤクを売ってリオン達の弟を殺したようなものですので、まあ一家の仇です。

「あの女には近づくなよ」と釘を刺すリオン。ますますウエストサイド・ストーリーの様相を呈してきました。

建物の中では、ジミー・ポケッツが、「なにデュースの野郎と話してんだよ?」と妹アニーにお説教してます。そして、「今度あいつと話してるのを見たら、ここから追い出してやるぞ。あの気違いの母親と一緒にな」などと言ったりして、こっちのお兄ちゃんは全然 家族思いじゃないようですね。そして、奥の部屋からは「ジングル・ベル」を歌ってるママの声が聞こえます(夏なのに…)

ボビーがピザ屋でピザを食べてるところに、アニーとその友達が入ってきます。さっそくナンパにいくボビー。「金曜日のお祭りに行く?」とおずおずと誘いますが、アニーはかなり冷たくからかって追っ払います。でもボビーは、店のオヤジには「あの娘、俺のこと好きみたいだゼ」と見栄をはったりして(男ってバカよの…)。

このピザ屋も、パラマウントの野外撮影所の中の、ウィリーズ菓子屋の向かいの角にあるそうです。そして、ボビーが食べてるピザは、わざわざNYから空輸して持ってきたとか(そこまでせんでも…)

さて、フィリーがマルコに会いに刑務所の面会に来ます。コンクリート・ブロックを落とされた時のケガで、体中ギブスやらを付けてる上に、杖もついて痛々しい姿ですが、マルコはぜーんぜん同情してくれません。フィリーの話だと、一生びっこをひくことになるとか(お気の毒)。マルコは「これでお前のダンスのキャリアもおしまいだな」と冗談にし、フィリーは「ああ、おかしいよ」とスネますが、マルコは、「いや、おかしくねえよ! お前は恥だ。俺のいとこでなけりゃ、もう片方の腕もへし折るところだ」とものすごい冷たい顔でぐさりと言います(→ちょっとフィリーがかわいそう…)。

このシーン、なぜかノーマンの蒼い瞳が強調されて、すっごくステキ。金網ごしで見えにくいために、よけい顔の輪郭がはっきり映るのでしょうか。とにかく、目がこれでもか、というほど冷酷無情。こんなノーマン、初めて見ます〜。やさしいノーマンもいいけど、冷たいノーマンに足蹴にされるのも、いいかもしれませんねぇ(←ヘンタイ)

そしてマルコは、フリッツィー親分との会合をアレンジするよう、フィリーに言いつけます。面会の時間もなくなり、最後に「バイパーズの連中に、デュースをやっつけるよう言っとけ。いいな?」と言い残し、去って行きます(ああ゙〜まだ行かないで〜)

この刑務所の面会所ですが、アンバサダーホテルの地下の廊下を使ったそう。(予算がないので)エキストラは1人しかいないそうですが、面会所らしい混雑ぶりを表現するために、アフレコでがやがや言ってる声を入れたそうです。何となく大勢面会に来てるように見えますが、ほんとはフィリー以外は1人だけなんですねー(寂)。


Chapter 5: Vipers/War Summit

スクーチがウィリーズに来て、お父さんに「プレッツェルを買って」とねだりますが、ダメだ、と怒鳴られた上に、ひっぱたかれます。それを見ていた良い子の味方リオン(^^;)は、親父さんをぶん殴った上、「2度とこの子に手を上げるな!」と説教します。そして、「プレッツェル欲しいのか?」と言って、マスタードつけたのを買ってくれたりして、きゃ〜っ!ほんっと絵に書いたような正義の味方のお兄ちゃん♪

ところで、いま気がついたんですが、リオン兄貴は左腕に「Allie Boy Eternal (アリー・ボーイよ、永遠に)」とイレズミいれてますね。アリー・ボーイは死んだ弟アリーのニックネームなので、弟が死んだ時に哀悼の意をこめて、彫ったんでしょうか。アリーの死がかなりのトラウマになってるみたいで、だからスクーチを弟がわりに可愛がっているのかもしれません。

プレッツェル持ったスクーチが店を出たところに、バイパーズの連中が鉄パイプ(?)を持って、ぞろぞろとやって来ます。短気なボビーは、ピストルを手に飛び出しますが、なんだ、飛び道具もちゃんと持ってるんですね(じゃ、どうして、鉄パイプやバットなんかで悠長に殴り合ったりするんでしょうか)。もちろん、リオンは「お前、気は確かか!?」と銃を取り上げます。

通りで睨み合って、今まさに乱闘が始まろうという時に、警察が到着。いくら銃を持ってるからって、警官たった2人であんな騒ぎを止められるもんなんでしょうかね。

とにかく、唐突に騒ぎはおさまり、デュースのメンバーは公園で話し合いをしてます。リオンは「喧嘩はするな」と、言い含めようとしますが、メンバーは、「あんた、おじけづいたのかよ? あいつらがけしかけてるんだぜ!? 」と戦争突入の構えです。あくまで戦争を避けたいリオンと、ケンカしか頭にない(単細胞)ボビーは物別れに終り、ボビーはとっとと立ち去ります(←もうッ!お兄ちゃんの苦労がわからん弟だねッ) リオンは「少し考える時間が欲しい」と言い、お祭りに行って大人しくしててくれ、と皆に頼みます。


Chapter 6: Feasting & Fighting

カーニバルに来ているボビーに、フレディーというオッサンが話しかけます。このオッサン何者か説明がないんですけど、後になったら分かるんでしょうか(まだ、後半ちゃんと見てないので…す、すみません) とにかくオッサンは、「バイパーズ達とやりあうなら俺の仲間を貸すぜ。あいつら大群そろえてるからな」などと持ちかけていますが、その意図やいかに?

そこに、濃いー顔のアニー登場。嬉しそうな顔を出さないように無理してるボビーが中々かわいい。見栄を張って、(たぶんルーレットの)1点賭けをし、アニーが「それじゃ100分の1の確率じゃない」と、あきれると、「俺はいつも一か八かの勝負に賭けるのさ」(くっさー)などと、カッコつけてます(あほ)。

一方、リオン兄貴はお祭りなんぞ行かずに、酒(ワインでしょうか?)を持ってガールフレンドのベッツィーの元へ。そして、ソファーで酒飲みながら、キスしてますが、な、なんか おカマとキスしてるみたい。(つっぷし…)

カーニバル会場では、ボビーとアニーが段々仲良くなってます。ボビーが「あんた、あの兄貴と一緒に住んでるなんて悪夢みたいだろうな」と言うと、妹としては普通少しは言い返すものだと思うのですが、よっぽどタマってるらしく、アニーは、「あんたには半分もわかんないわよ。兄さんたら誰も飲めないようにミルクに張り紙をして、それから1日中風呂場にこもってヘロイン打ってビール飲んで… なのにミルクを一杯飲んだら健康になるとでも思ってるワケ? 家のママよりクレイジーだわよ」と、お兄さんの気違いぶりをこぼしています。

ボビーは、「それがクレイジーだと思ってるなら、俺の家を見てみろよ」と気違い度を張り合ったりして、ほんとガキ。それから、ゲームでピンクのテディー・ベアを取ってあげて、アニーさんはご機嫌のようです。

さて、公園を横切ろうとしているデュースのジャッキー君は、バイパーズに囲まれて、ボコボコにされます。そしてバイパーズ達は、車でお祭り会場までジャッキー君を運んで捨ててくれます(親切じゃん →違)。ジャッキーは、お約束通り血まみれで、「公園でバイパーズに襲われた…」と言い残し、昇天(→してません!)。

リオンに知らせなきゃ、ということで、「公園で(戦争を)やる」と、スクーチをお使いにやります。そこにまた、あの怪しげなフレディーというオッサンが、「ボビー、俺の仲間を貸そうか?」と持ちかけます。「ああ、いるだけ連れてきてくれ」と頼むボビー。

そして血相変えたデュースのメンバー達は、倉庫(?)らしきところに走って武器を準備します。監督コメンタリーによると、ここは一応デュースの本部だそうです…(さむい本部…) もちろん撮影セットは、アンバサダーホテルの地下室をちょっと改造。

こん棒やらチェーンやらナイフやらが出てきて、きゃ〜コワイッ(と、いう反応でよろしいのでしょうか、監督?)。それにしても、「あいつらぶっ殺してやる」という勢いの割には、牧歌的な武器たち。こんなんで、強暴なバイパーズを倒せるんでしょうかね?

監督がおっしゃるには、50年代のギャング闘争では、バットやチェーン、ナイフを使うのが流儀で、彼らはそれにプライドと尊厳を持っているのだとか。銃を持つのは負け犬のやること、と嫌われるそうです。(じゃ、それを持ってたボビーって一体…)

さて、ベッツィーと半裸で盛り上がってる(うへぇ〜っ)リオンのところへ、スクーチがドンドンとドアを叩きます。まさに最中のところを中断されたのに、別にリオンは怒ったりせず、「すぐ行く」と服をつかんで飛び出します(いやはや、イイお体ですね〜♪) ベッツィーの下着姿に見とれる性少年スクーチ君が、シッシッと追い払われるのは、ご愛嬌。しかし、ベッツィーさんのブラは、すっごいレトロ。さすが50年代。こんなんで、目が釘づけになるスクーチ君は、やっぱりまだまだ青いですね。

公園へ急いで走るリオンの姿ですが、もちろんパラマウントの野外撮影所で取ってます。問題は、野外撮影所の NY のセットは通りが1本しかなく、40歩も歩いたら、セットから出てしまうとか… というわけで、リオンが同じ通りを走る同じショットを、カメラを替え、アングルを変えて何度も使ったそうです(涙ぐましい努力…ほろほろ)。

既に公園に到着したボビー達デュースのメンバーは、来ているはずのフレディーおじさんと仲間達が見当たらないので、腹を立てますが、構わずバイパーズ達と向かい合います。デュース側の1人が、ぱちんこで石をバイパーズの誰かの頭に当てたのを合図に(→涙が出るほどカワイイ戦い方…)、戦闘開始。痛そうな殴り合いが繰り広げられます。ボビーも出っ張ったお腹でヨタヨタと善戦(^^;)。しかし、やはり多勢に無勢で、だんだんデュースの形勢が悪くなってきて、ボビーも2人がかりでボコボコに…

そこへリオン兄貴が颯爽と登場! あっという間にボビーを殴ってた2人をノシちまいます。ここでも兄は弟のピンチを逃さず助けに来てくれますが、ナゼか「処刑人」ほど燃えないんですよねえ…(苦笑) さて一騎当千とはこのこと、リオンは、一撃で相手をばったばったと倒して行きます。あれよあれよという間に、何十人もいたバイパーズをみんな片付けてしまいました(ちょっと無理な展開ですけど、お兄ちゃんがカッコいいから、ま、いっかー)。

ちなみに、この乱闘シーンでスローモーションになるのは、リオンの心の葛藤を表しているのだとか。神父さんやママに騒ぎは起こさない、平和を守ると約束したのに、(ボビーのあほのせいで)どんどん争いに巻き込まれていき、罪悪感を覚えている、ということでしょうか。

さて、ボビーに駆け寄るアニーと、闘いで気が立ってて拳を構えたまま一瞬にらみ合うリオン。まさにヘビとマングースの戦い!(こわいよー;;)

全てが終わってから今更のようにやってきたフレディーおじさんと仲間達。「どうしたんだ? もう始まっちまったのか?」などと白々しく駆け寄りますが、本当はわざと遅れてきたくせに。ボビーが、「一体どこにいたんだよッ?」と聞いても、オッサンは答えられません。そしてパトカーのサイレンの音が聞こえ、皆とっととズラかります。後にはバイパーズの屍が…(だから、死んでませんって)


(Bにつづく…)





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