去年夏わたしは四国伊予西条と新居浜の街を訪問しました。青春18切符でののんびり旅でマラソン友人との
再会の思い出の街です。そしてここが石槌山の登山口の街です。このときから今年登山を計画しました。
東日本大震災から2月経ちました。親友山友のNomiyaさんの愛車で茨城県日立市から往復2200kmのロングドライブです。
5月14日(土)〜5月22日(日)まで9日間、笹ケ峰、伊予富士,瓶ケ森、石槌山、不入山、奥工石山、剣山,丸笹山、三嶺と9山を登頂できました。
幸い晴天続きで私の77歳の青春山旅の生涯忘れられない旅になりました。

5月15日(日)晴れ  笹ケ峰(1859m)2百名山1等三角点



下津池登山口(標高998m)にて 9:30登山開始

<5/14:日立自宅7:30→常磐・北関東・上信越・中央・名古屋第二環・名神・山陽
19:20吉備SA(車中泊)5/15:6:00・瀬戸中央・高松・松山→いよ西条IC下車(高速休日割¥3100)
国道194→新寒風山トンネル手前→林道→下津池登山口到着9:15>

丸山荘到着(標高1859m)) 10:55通過
<丸山荘は250名・¥7000(素泊¥4000縦走登山者にはベースとして重要なポイント>> 


ブナ、シラベ群針葉樹林帯を過ぎると8合目近く、展望の優れた四国笹ルートにでます。


11:50 笹ケ峰頂上に到着しました。(登り2時間20分)

360度の展望です。左に見える寒風山(1763m)からの縦走組も定番です。
その後方に明日昇る伊予富士が見えます。

遠く石槌山が展望できました。ここからの縦走コース健脚コースもあります。
12:10下山を開始します。復路は同じコースです。

この時期はアケボノツツジが満開です。丸山荘で12:50通過
ここの水のみ場の冷たい水は最高でした。
14:05無事に下山できました。(下山時間1;45)歩行数:21000歩
これから一旦伊予西条の街にでて食料品買出しと
スーパー銭湯「ひろうの湯」サウナで入浴後、国道194号線、寒風山トンネル経由
旧寒風山トンネル南トンネル出口のいの町広場で今晩は車中宿白です。

広場には東屋とトイレあり最適です。野宮コック長の腕に期待です。

5月16日(月)晴れ 伊予富士(1756m)三百名山&瓶ケ森(1897m)三百名山

寒風山トンネル出口6:45発→瓶ケ森林道→登山口7:00→黒森7:22通過→

正面に伊予富士がみえます。尾根筋の気持ちいいルートです。

8:04 伊予富士頂上到着(登山1時間4分)

伊予富士頂上から桑瀬峠を望む、寒風山が魅力的です。
寒風山トンネル登山口から桑瀬峠越えで伊予富士へは2時間の
アルバイトになります。
下山開始8:15→黒森山分岐8:43→林道出会い9:00→登山口着9:30 <12924歩>


笹ケ森林道を土小屋めざしてしばらくいくと瓶ケ森登山口に到着します。
登山口発10:00→男山神社通過10:26→女山(頂上)10:44到着

頂上に石土山大権元が祭られています。ここでの360度展望も感激です。

頂上から明日登る石鎚山が望めます。
頂上発11:00→瓶つぼ(日本の原泉池)11:41→登山口到着12:05<13039歩>

瓶つぼの水のおいしさ最高でした。

土小屋の第2駐車場に12:49到着しました。
今晩の料理です。国民宿舎石鎚で入浴(¥400)をします。
車中泊20時睡眠 

5月17日(火) 石鎚山(1982m)百名山 登山



今日も晴れです。いよいよ前半のハイライト憧れの石鎚山にのぼります。
土小屋からのルートは登り4キロ、3時間のコースです。
駐車場5:40出発→国民宿舎石鎚の前を横切るとまもなく土小屋からの
ルートに合流します。ほとんど尾根道で快適です。
40分ほど登ったところでアケボノツツジ越しにい石鎚山が姿を現します。

AM7:03 約1時間20分来たところで雪渓が現れました。

AM7:16成就分岐点通過→頂上弥山(1975m)到着7:50
頂上には石鎚神社(頂上社)があります。7月1日が大祭です。

石鎚山の主峰は1982mの天狗岳です。AM8:22到着しました。
弥山から天狗岳を見ます。岩石と痩せ尾根の少し緊張するルートでした。

石鎚山は四国最高の日本七霊山の一つです。今回の山旅の目的のひとつで満足です。

天狗岳から土小屋方面いま登って来た尾根ルートがみえます。
帰りは同じルートを下ります。下山開始9:00

Am10:43約1時間40分まで下山してきました。石鎚山が遠くなりました。

11:20 登山者数自動計測装置前通過します。
11:25国民宿舎石鎚に到着、キャンプ地に11:40下山
(6時間 歩数20370)
土小屋発13:30→石鎚スカイライン下り→面河渓谷散策14:15

近くに国民宿舎面河と面河山岳博物館があります。
国道33号と439号線を下り明日の登山不入山口を探します。
愛媛県から高知県へ毎日100km以上の移動です。

今晩のキャンプ地は津の町にある葉山風力発電所(三菱MWF−100A 20機)
のある「風の里公園」にしました。17:24到着

毎日豪華な鍋料理男の野外鍋に感動です。

5月18日(水)晴れ 不入山(1336m)1等三角点 四国百名山



今日も晴れです。気温も朝方15℃くらいです。
キャンプ場を6:30出発→登山口7:00出発 船戸林道を進みます→

途中 森の巨人100選に選ばれた「四万十川源流のモミの樹」を見学します。


不入山頂上にて9:45到着しました。バックに鳥形山が見えます。

頂上からの高知地方の山波です。四国の山は奥深いです。

林道登山入り口からすぐゲートがあり一般車は通行禁止です。高低さがない林道で
森林浴気分で進みます。1時間ほど行くと林道脇に水のみ場があります。
8:15登山口に到着します。コースは幽谷コース(55分)檜尾根コース(1Hr10分)の分かれます。
登りは幽谷コース、下りは檜尾根コースを選択します。
幽谷コースは緑苔の岩の急登りです。尾根との分岐点(1280m)からは深山幽谷、大樹古木
シ、カシ、ヒサカキ、モチの木のルートです。
不覚にもわたしは木の根に靴先を捕られ前方に転びました。幸い骨折にはいたりませんでしたが転倒は
一番恐れたケースです。不入山はその名のように藩政時代から入山禁止の山です。
簡単に入山できる山ではありません。いい経験になりました。
登山口戻り11:46(正味4時間40分:18770歩)


下山後国道439号線、四万十川の源流をめざしますが入り口から20kmで断念します。
ここで給水します。
これから明日の登山口、奥工石山登山口まで移動します。途中国道197号線道の駅<布施ケ坂>でカレー蕎麦を摂り
高知県須崎市の「桑田山温泉」で一汗流します。高知自動車道の須崎東ICより高速に乗り大豊ICで国道252号線県道5号線
(土佐(北)街道を北上、立川〒から林道を10kmやっと奥工石山登山口にある立川工石山山荘に到着しました。(18:40)


5月19日(木)晴れ 工石山(1515m)四国百名山 1等三角点百名山 
高知県には工石山が二つあります。今日の山は奥工石山、地元では立川工石山(くいしやま)と呼ばれています。
工石山山荘(白山神社)出発6:20→頂上(祠)到着7:30→三角点(7:50)下山登山口到着9:06
(9592歩)

登山口からは植林された杉林の急登りが30分続くと尾根にでます。
岩場もあり気が抜けない。吉野川源流の沸き岩清水を通過します。
この時期はアケボノツツジが満開です。

頂上(ほこらゆるぎ岩)7:30到着

二ツ岳始めとする赤石連山が続きます。

白髭山方面 やっぱり四国は山また山の国です。

工石山の1等3角点です。

工石山山荘を9:35分に出発してこれから徳島県の剣山登山口をめざします。

途中大歩危渓谷と奥祖谷(おくいや)を経由して剣山登山口の見ノ越を下見して
キャンプ地は三嶺山登山口の名頃駐車場に17:00到着しました。(111km移動)

5月20日(金)晴れ 剣山(1995m)&丸笹山(1711m)登山

剣山は四国第2の高山で日本百名山です。深田久弥が登った時代は見の越までくるのも大変なときだから
登りがいのある山であったと思います。
現在観光地化されて見ノ越からリフトも運転されているので
ハイキング気分で登れる山となり私にはちょっともの足りない百名山の印象でした。
名頃の駐車場をAM6:10出発11kmで見ノ越駐車場6:33到着
登山口は剣神社前から6:48出発(H=1500m)リフト下のトンネルをくぐり
祖谷川源流にそってリフト西島駅につきます。

リフト西島駅からいよいよ頂上を目指します。7:40通過

剣山の頂上に到着8:25、しめ縄のなかに安徳天皇の御剣が埋められています。
1等3角点も頂上は大草原で木道で保護されています。

ほんとうにおだやかな頂上から三嶺山えの縦走コースを展望します。
頂上出発8:55→尾根道コースを下ります。

大剣神社直下に御神水(日本名水百選)があります。
ありがたくいただきます。

西島駅まで下山してきました。9:47平日は20人〜50人の利用だそうです。
(片道¥1000、往復¥1800)見ノ越下山10:30 (12546歩)

これから国道438号線を15分ほど移動して丸笹山登山口につきます。
ここにラ・フオーレつるぎ山があります。

登山口11:00出発

丸笹山頂上11:40

ちょうじょうから360度の展望です。剣山が目の前です。
登山口下山12:30(17111歩)
下山後いやしの湯で入浴、名頃の駐車場15:30到着

5月21日(土)霧雨 三嶺山みうね(1893m)二百名山
昨日まで続いた晴天の天気も今日から下りになりました。
今日が最後の四国山旅となりました。

三嶺山は剣山国立公園の西端の山で高知県にまたがる山です。
頂上直下に避難小屋があり縦走組のベース拠点です。山上池もあり
岩石の急登りと登山としては中級の楽しみの多いやまでした。
今日は頂上付近は霧雨のなかまったく展望はありませんでしたが満足です。

名頃駐車場出発5:55→平尾林道をあるきます。→途中登山道を2回選択して
正式の登山口に6:36到着できました。頂上まで3.6kmです。
尾根筋まで樹林地帯の急登りが続きます。

三嶺山頂上に9:04到着できました。

頂上で食べたミニとまととバナナとパン

9:15下山開始します。下山ルートです。10:25登山口→名頃駐車場12:00下山
(22000歩 往復6時間)

いやしの温泉郷(東祖谷菅生)で入浴して帰宅へむかいます。
琴平町経由善通寺ICより高松東高速道にのり津田の松原SAで最後の車中泊

翌5/22(日)神戸淡路鳴門道経由中央道コースでかえります。

関が原付近では激しい大雨です。梅雨が続きました。19:00無事に自宅にもどりました。
リーダーの野宮さんに深く感謝しております。
77歳の今年、念願の四国山旅9日間を無事登山できうれしくおもいます。ありがとう。



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