要旨
定年直前、59歳の時に初めて国外マラソン大会(1993年にホノルルマラソン大会から)に参加完走をはたしてから
毎年のように海外マラソン大会に参加してきました。ホノルルマラソンは14回目、バンクバーマラソンは6回の経験です。
今回の第35回記念ホノルルマラソン大会(07’12月9日開催)の様子を中心にまた終了後のオハフ島のハイキングなどの経験を報告します。


第1日目(12月4日(火))曇り時々シャワー
午前8時20分、ANA:1052便は無事ホノルル国際空港に安着しました。峻雨の出迎かいです。11月28日からホノルルは
天気がわるくせっかくの滞在なのに残念です。

通関が無事終ってホノルル国際空港の到着ロビーにでました。
今回もおせわになる手配旅行会社「(株)カナデアンネットワーク:マラソンデスク」の柴田尚仁さんが
出迎いいに待っていてくれました。これからワイキキにある宿泊先ホテル:ワイキキバニアンコンドミニアム
(ASTON AT THE WAIKIKI BANYYAN)に向います。


バニアンU棟です。38階で各部屋はオーナーが所有しています。
上階層の部屋は4千万台といわれてます。

バニアンではU棟36階の13号部屋を取ってくれました。
この写真は12月12日の天気が回復したワイキキ山側の部屋から見える風景です。

13号部屋は角の部屋なのでダイアモンドヘッドからまさに昇る朝日が
見られます。(午前6時25分ごろです)

コンドバニアンはマラソンランナーにとって快適です。
柴田さんの部屋バニアンU棟12階01号室におじゃましました。
U棟はオーナーの部屋ですのでレイアウトは異なります。
ホノルルでの第1日目の仕事は午後3時のチエックインまでの時間の使い方です。
バニアンの隣地の公民館広場での朝市フリーマッケトで野菜類の食料品の買出しです。
火曜と金曜日の朝に二軒の出店がでます。
それからアラモアSCに出かけます。シテーホールでシニアパスの12月のステカー$5を購入します。
これで滞在中はバスは乗り放第です。たすかります。
アラモアナSC内の1レベル、シアーズのそばにフードランドスパーマーケットがオープンしました。

新鮮で安いみんな利用しているそうです。
帰りにワイキキに戻ります。ワイキキショピングプラザビルの地下一階に
VJデスク ホノルル&ホノルルランジがありVISAカードを提示するだけで
休めます。インターネットの利用、日本からの直送新聞、週刊誌などソアーでゆっくり
読めます。ジュース缶もフリーでショピングのあとの一休みに利用させてもらってます。



第2日目(水)曇り時々シャワー
マラソン当日まで4日間、毎朝のジョギングを日課としました。今朝の新聞ホノルルアドバイザーではハリケーン並みの強風で
ハワイ各島に停電や土砂災害がでて学校も休講、ゴルフ場もクローズです。
今朝のジョギングコースはカピオラニ公園からダイヤモンド峠までカラハAVEを往復します。

ダイヤモンドの峠です。帰りの40km地点手前の展望広場です。
曇天で海が荒れているのがわかります。

公園内のバニアンツリーの大木が倒壊していました。
今日からホノルルコンベンシヨンセンター(マラソンエキスポ会場)で受付がはじまりました。

会場前の巨大なハワイ男性のモギュメントのシンボルを指してます。

受付でゼッケンと靴紐につける計測チップ(AVSER/ENHSON)
を受け取ります。
シニアのボランテアの方が受け付けを担当しています。

エキスポ会場で有森裕子(バルセロナオリッピク2位入賞)さん
の握手会で声をかけました。

DCコーナーでの記念写真です。

アラモアSCの屋上パーキング上にサンタが立ちます。

コンベンシオンセンターからアラモアSCまでは歩いて20分です。途中にドンキホ―テイ(旧ダイエイ)があります。
アラモアSCには大勢の観光客がみえ、バス停はトロリーバスの乗り継ぎ場にもなっています。


ワイキキビーチマリオットリゾートのマラソンデスクが立ち上がりました。
現地ツアー会社はデスカバリーツアー社でテント村設営から弁当手配、スタートのアラモアSCまで
バス手配、空港での手配など、滞在中の細かい手配など面倒をみてくれてます。

第3日目 12月6日(木)
マラソン協会の準公式競技であるHonoluluMarasthon Legends of Running5Kが
カピオラニ公園の周遊を2周する5kmのミニマラソンが開催されました。
マラソン当日の調子を確認するための役に立つ大会です。従来からオハフ島在のマラソン愛好者のためのランニングですが
当日朝7時から受け付けでだれでも参加ができます。

今日は500人ほどのランナーが夫々のペースでジョギングを楽しんでいました。

今年の参加は黒沢さんと青柳さんです。

ニューヨークマラソン参加シャツのランナーの後ろに並びます。
この競技には過去の栄光のランナー、フランクショター選手(1972年オリンピック金メダル)アルベルトサラザー選手(世界記録保持者)
など5名が親善参加して盛り上げてくれました。わたしは37分で完走です。

カピオラニ女王さんから祝福をうけました。

第4日目 12月8日(金) 曇り
今日から続々マラソンランナーがホノルルへはいりワイキキは日本人観光客でにぎわってきました。

バニアンの300m先にワイレア運河があります。
ジョギングの仲間が早朝から走っています。今朝は運河沿いにアラモア方面に走り、イリカイホテルから海岸にでて
ワイキキ海岸まで砂浜の感触をたのしみました。
やっと虹がみられました。天気は回復にむかっています。



ダイアモンドヘッドとワイキキ海岸をバックに

第5日目 12月8日(土)晴れ
いよいよ明日が大会です。2日ほど寝汗をかきましたが早寝早起きでハワイのリズムに調整してきましたので
準備はOKです。今朝のジョギング調整はアラワイ運河とアラワイゴルフ場、アラワイ公園一周の
わたしのお奨め12kmコースです。

アラワイゴルフ場です。市営ですので先客優先で安くプレーできます。
今朝はフエアウエーは水たまりが残り閉場です。

マラソンランナーにとって前日の食事は重要です。去年までは遠藤さん達とイタリアンレストラン・アレンチイノで
スパゲッテイをランチしました。今日はバニアンで朝食はナポリアンスパゲテーをご馳走になりました。


午後4時にわたしたちのマラソン仲間はマラソンゴール地点カピオラニ公園内のテントに集合して
顔合わせと情報交換をしました。最長年齢ランナーは七十三歳のわたしで参加回数も15回とみんなから
尊敬をあつめています。



恒例のFINISHゲートまえで記念写真です。

ツアーデスクに戻って明日早朝に食べるお弁当をいただきます。
今晩は午後8時にはベットに横になります。


第6日目 12月9日(日)マラソン当日 曇りシャワー 午後から晴れ
午前2時のモーニングコール、朝食をとって午前3時20分にデスクに集合です。

ホノルルマラソン常連のシニアランナーで私を除いて
右から高橋さん(5時間)鈴木さん(3時間)間宮さん(4時間)の仲間
(アラモアナホテルでトイレ準備)ここからスタート地点まで1kmウオーク移動です



先導のパトカーに試乗させてくれました。午前4時38分
この時点ではまだ余裕でしたがこの後シャワー5分間でびしょびしょの
スタートを迎えることになります。4時55分花火があがっていよいよスタートです。





5時にスタートです。わたしは3分後スタートラインを通過です。道路はぬれています。スリップを警戒最初の1kmは8分です。
気温は25℃、湿度は85%、すぐに汗がでます。5kmは42分、ちょうど9km地点のワイキキマリオットホテルまえで
応援団が私たちを待っていてくれます。60分経過。

行ってきます。9km地点まもなくカピオラニ公園入り口です。ホノルル動物園脇で10km、1時間18分通過です。

ダイアモンドヘッドの登りは慎重にダイアモンド・ヘッドRdとアロヘアAVの交差点から
左折してダイアモンドヘッドをまわるようにカハラモールの街へ向かいます。
もう先頭ランナーのケニアのトロツサ選手がゴールへ疾走していきました。
午前7時を過ぎて、15km地点の時間は2時間18分22秒と掲示されています。

17km地点からカラニアナオレHWYにでます。ハワイカイの街まで7km続く単調な直線ロードです。
折り返してくる先頭軍団のしっかりした走りに感心ばかりしておられません。



ハーフ地点を3時間18分で通過しました。ハナウマベイのあるKOKOHeadがみえてきました。

KAWAIHAEロードへ左折してハワイカイの高級住宅街を一巡してまたHWYに戻ります。

24km地点でいつもストレチイングのため5分ほど休みます。

30kmまで来ました。4時間57分41秒の掲示です。残り12kmです。
1時間6kmのペースで7時間ゴールですが日差しも出てきてこれからが
疲労がでてきます。「あきらめない!歩かない!」気合を入れなおします。




やっとダイアモンドヘッドまでもどってきました。
心配して柴田さん征矢さんが迎えにきてくれます。ありがとう。
あとは下りです。40kmの掲示は6時間49分43秒です。

カピオラニ公園にもどりました。
若松心深ちゃん(1歳8月)とママさんランナーとおばあさんが
私を待ってくれました。涙がでます。

黒ちゃんあと一歩がんばれ!



マラソン朋友の間宮さんが撮ってくれました。

若松さんが走って撮ってくれました。
ゴールのカピオラニ公園にもどってきました。あと700mです。

有森裕子さんまでが私を待っていてくれました。感激です。ありがとう!

ゴールです。7:14:41 去年から10分改善できました。

のらくろ親父がんばったね。

完走シャッツとメタルをもらってリンゴとケーキをボランテアの若者からいただきます。

テントでは先にゴールした仲間が笑顔でわたしを迎えてくれました。

カナデアンネットワーク・マラソンネットワーク ツアーの
参加の皆さんと完走記念写真です。
やっと晴れてダイアモンドヘッドが輝いてます。

のらくろ親父応援團のみなさんとありがとう!

これからバニアンへ戻ります。カピオラニ公園の芝生は田んぼ状態です。午後1時30分
スタートして8時間半まだランナーは続々ゴールしてきます。
最終ランナーがゴールしたのは14:54:12すでに午後8時でした。
大会公式計測記録では20692名が完走となっていますが私を含め3500名以上のランナーの記録が
記録されておらず推定ですが25000人のランナーがゴール、わたしは17000番台でしょうか。
日本人は男子が6位、女子は2位でゴールです。優勝は男子AmbesseTolsa(ケニア)が2:17:26で2連勝、
女子はロシアのAlevtina Biktimirova(25歳)が2:33:8で初優勝しました。

マラソンをおわってリハビリ
マラソン後のリハビリは大切です。わたしのお世話になっているコンド・バニアンの6階のレクリエシオンフロアーに
あるプール、ジャグジ、サウナで癒します。「自分を褒めてやりたい」有森裕子さんの言葉をわたしの足にも

マラソンの翌日にアラモアSC近くのフアイテン・ショップ・アラモアナへ出かけます。


居たんだ足の太ももにチタニームニームテーピングとローシオンを
塗布していただきました。おかげでマラソン後のハイキングも
快適に過ごすことができました。


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