わたしとバンクーバーマラソン

1994年,わたしは60歳還暦をむかえたとき、
はじめてバンクーバーマラソンに参加しました。このときはハーフマラソンに参加して2時間16分で完走できました。

そしてフルマラソンにもチャレンジしたいと思い、1997年に開催された第26回のバンクーバーマラソンに参加して
5時間48分で完走できました。

すっかりバンクーバーマラソンにはまって、200年、2002年、2003年の第32大会と参加しました。
年齢は重ねて69歳になり、時間はだんだんおそくなり6時間20分で完走できました。

そして70歳代にはいり、2006年75歳喜寿をまえにして第35回バンクバーバーマラソンに参加
完走はできましたが7時間13分で早足程度のスローランナーになりました。
わたしは歩かずに完走してゴールのテープを切るのが目的なので満足です。
数えてみれば合計6回もバンクーバーマラソンを走ったことになります。

海外のフルマラソン参加は2012年12月のホノルルマラソン18回目の完走(タイムは7時間49分)この時点で打ちとめ
マラソン仲間から祝福をいただきました。

このとき、80歳になったらバンクーバーマラソンで完走したいというわたしの夢をかなえていただくチャンスが
このたび実現できることがかなえることができました。
制限時間が7時間30分とわたしにはきつくそれに遅いランナーはスタートのラインを超えるのに20分ちかくかかり
そして追い討ちをかける終日雨の悪条件が重なりました。

午前8時30分にスタートの合図、5000人のランナーが走りだしました。
わたしは最後列のグループからマイペースでスタート、制限時間を2分オーバーした午後3時32分、最終ランナーとして
涙のテープを切りました。ネットタイムは7時間14分23秒でした。
雨のなかの孤独のランナーとして思い残すことのない80歳の青春を飾る悔いのない走りができました。
有森裕子さんの言葉「自分をこころから褒めてやりたい」その通りです。
これから80代をどう生きていくかまた新しい目標をあたえてくれました。

バンクーバーマラソン主催していただきご援助いただいたエイジェントのみなさなにこころから
御礼申し上げます。ありがとうございました。

マラソン始め滞在中のハイキングの報告は新開設した「のらくろおやじのブログ」をごらんください。


バンクーバーマラソンコースが2012年から今のコースに変更になったこと
制限時間も7時間30分に延長されたことも私の背中をおしてくれました。



2014年5月1日(木)〜10日(土) 10日間のバンクーバー市滞在時の行動実績

月日 主な行動 滞在都市
宿泊ホテル
第1日目
 5月1日
  (木)
TYO(成田)CA AC004便 16:00⇒カナダ(バンクーバー)着9;10  マラソンコース下見 バンクーバー
Carmana Plaza
 2日目  5月2日
  (金)
リッチモンド地区 ステーイブストン(魚村)訪問
 3日目  5月3日
  (土)
USA シアトル市郊外にある (ボーリング社工場見学&アウトレット)ツアーに参加
 4日目  5月4日
  (日)
第43回バンクーバーマラソン完走 7時間14分23秒完走
 5日目  5月5日
  (月)
バンクーバーアクアテックセンターでリフレッシュ
(スイミング&ジャブジ&サウナ)
 6日目  5月6日
  (火)
バンクバー島NANAIMO(ナナイモ)を訪問 フエリーで
 7日目  5月7日
  (水)
ノースバンクーバーにあるLyneCanyonのRiceLake&
SuspenntionBridge周遊ハイキング
 8日目  5月8日
  (木)
バンクーバー市郊外Cambic地区ドライブ
 9日目  5月9日
  (金)
帰国 カナダエアー航空AC003便 バンクバーバー空港12:10発⇒
 10日目  5月10日
  (土)
TYO成田着14:12分 日立自宅 18;00着 帰宅

5月4日(日)終日 氷雨 気温10℃
バンクーバーにて
第43回バンクーバー国際マラソン当日になりました。
天気予報は終日雨です。風はありませんが時々驟雨で最悪のコンデショオンになりました。
この5月上旬の時期はバンクーバーは天気が不安定な時期です。
でも天気にはさかえられません。天にあたえられたものでわたしはいつも前向きです。
バンクーバーマラソンはハーフマラソンのコースが1万人の参加、フルマラソンは5000人の
参加の世界10大マラソン大会に選ばれた名誉ある大会です。
日本人の参加は最近は300人以下で日本からの参加はさらに少なくほとんどカナダの人やシアトルからの
アメリカ人たちでホノルルマラソンのように2500人のうち6割が日本からの参加というのとは
違います。
今大会は80歳以上の区分もあり何人がエントリーされているのでしょうか?
2013年去年の成績表では80歳以上の優勝タイムが8時間12分33秒とのことです。

3年まえから今のコースで運営されているとのこと、
スタート地点はクイーン・エリザベス・パークからとなります。
スタート時間はハーフが午前7時、フルは8時のスタートが8時30分に変更されました。
交通規制で午後4時以降は交通がすべて解除されます。

スタート地点で合図を待ちます。
わたしはもちろん最終ブロックでスタートを待ちます。

前の区分のランナーがスタートして5分まで待ってスタートになります。
わたしがスタート地点をでたのは18分後でした。
ますます制限時間が実質7時間となり気があせりますが
ここはスロースタートでなとしても完走しなくてはなりません。


午後4時32分やっとゴールできました。
おせわになっている向井makiさんがゴールでむかえてくれました。
感激の涙で大感謝です。

公式記録はゼッケン8914 Masao Ishihara
グロースタイム:7:31:35
ネットタイム:7:14:24
80−84歳区分で2/2 つまり2名参加で2位です。
途中13;3km 2:12:21 通過
21:1kmハーフ地点で3:33:04

どういう理由か不明ですがここでゼッケンプレートを回収されあとは自己責任でゴールしてほしい
というランナーにとってとてもきつい条件下で歩道を走ることになります。
ですから30kmの計測記録はありません。
孤独のスタンレーパークの12kmを歯をくいしばってひたすらゴールをまざしました。


優勝者はDC USAのBetrhau Mekonnen選手で2:21:08です。
上の帽子は娘が1954年のバンクーバーマラソン初出場のときの帽子で
一緒に海外マラソン大会を戦ってきたわたしの相棒お守りです。

詳細はブログで報告します。

INDEXに戻る