定年後からいままで2003年までに46山の登山ができました。このページでは2002年の山行きの中から私があこがれの南アルプス連峰、仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳の報告をいたします。

2002年7月21日(日)〜23日(火)

仙丈岳登山(第1日目)


北沢峠にある長衛荘です。ここに2泊ベースキャンプです。


仙丈岳へは藪沢コースを行きます。藪沢の出会いです。


馬の背尾根に出ました。仙丈岳が見えます。


仙丈避難小屋まで着ました。甲斐駒ケ岳がバックに


仙丈ケ岳頂上にて、花の仙丈岳へ登山できて満足です。


帰路は小仙丈岳経由北沢峠へ、小仙丈岳頂上にて
日時 2002年7月21日(日)〜23日(火)

天候 晴れ
参加者 29名(四季の山旅)
形態 33人乗りバス(日立電鉄バス)
コースタイム
7/21日立6:00⇒芦安11:25⇒広河原14:10

7/22起床4:00⇒北沢峠(長衛荘)5:00⇒
藪沢横断6:30⇒馬の背8:15⇒仙丈小屋9:10
⇒仙丈岳頂上9:50/10:35⇒小仙丈岳12:00
⇒大滝の頭12:55⇒北沢峠着14:30
登山日記
7/21(日)晴れ
わたしにとって南アルプスの花の名山仙丈岳と甲斐駒ケ岳を登山することは初めてで、憧れの山でした。夏休み明けの今日、登山口の北沢峠は登山客であふれていました。今日は日立から途中芦安までは日立電鉄バスで、ここからは村営バスに乗り換えて無事北沢峠に着くまでが仕事です。宿泊の長衛荘はバス停のすぐ傍です。宿はもちろん登山者で超満員です。一人半畳の布団に横になります。午後8時には全部消灯になります。
/22(月)晴れ
今日は仙丈岳(3033m)に登頂します。4時には起床、朝食は弁当です。静かに起きだし、外の暗闇の中で済ませ、午前5時には出発です。
今回の仙丈岳へのコースは主ルートの藪沢コースを選びました。
一旦大平山荘に下り、コメツカ、トウヒなどの樹林帯を行きます。やがて藪沢の出会いにでます。ここで小休止します。ここからが急登りとなり、やがて渋沢大滝がみえます。ここで5合目です。
やがて馬の背ヒュッテにでました。ここから仙丈岳がちょっと見えます。
馬の背の尾根にでました。展望が一気に開けます。この時期、ハクサンシャクナゲの淡いピンクの花がきれいです。仙丈小屋の手前に最後の水場がありました。そのおいしいこと、ペットボトルに補給しました。あとは下山まで水はありません。
仙丈小屋には6台の風力発電機(750w)が設置されていて印象的でした。
仙丈岳には仙丈カールを見ながら迂回して、9時33分に到着しました。
ここからの北岳白峰三山、鳳凰三山、中央アルプス、北アルプスの360度の展望は感激です。天気に恵まれたこともラーキーでした。
帰りのコースは小仙丈岳経由大滝の頭を経て無事全員北沢峠に下ります。午後2時30分予定通り全員事故なく下山できました。

甲斐駒ケ岳(第2日目)


駒津峰に向かう森林限界を越えたところで北岳が
展望できます。


駒津峰から甲斐駒ケ岳が眼下に迫ります。


甲斐駒ケ岳頂上にて


甲斐駒ケ岳頂上から仙丈岳と北岳を望みます。


甲斐駒ケ岳頂上眼下に摩利支天がせまります。


下山です。双児山を通過します。
コースタイム(第3日目:)
7/23 起床3:30⇒北沢峠(長衛荘)4:25⇒
仙水峠5:30⇒駒津峰7:35⇒甲斐駒ケ岳頂上
9:30/10:10⇒駒津峰11:50⇒双児山12:30
⇒北沢峠着14:00/15:30バス出発⇒
広河原15:55⇒芦安温泉(入浴)16:30/17:30
日立着23:30

登山日記
7/23(火)晴れ
今日も好天気です。昨日の仙丈岳の疲れはとれました。
早い別登山者は午前1時分に甲斐駒ケ岳に出かけていきました。
頂上でご来光を仰ぐためです。甲斐駒ケ岳への登山は長衛小屋まえを北沢渓流沿いに岩石の中を仙水峠まで上ります。
ここで朝食です。これから駒津峰(2800m)まで森林地帯の高低差536mを上ることになります。やがて森林限界を抜けると視界が開けてきます。ハイマツ地帯を通過すると最初の目的地駒津峰につきました。ここからの展望はすばらしくしばらく小休止します。目的の甲斐駒ケ岳が目前に迫ります。
ここからが緊張を要するハイマツのやせた岩稜の下りと登りを繰り返します。花崗岩の巨岩の六方石を通過、摩利支天への砂利道のトラバースは気が許せません。
そしてついに甲斐駒ケ岳に到着しました。感激です。
好天気で360度の展望です。駒津峰までは同じルートを取ります。
砂利に足をとられスリップします。イエローカードです。
駒津峰には小学生のグループ登山の元気な姿がみられました。
こらからの下山ルートはハイマツ帯を双児山に向かいます。
双児山からは600mの下りを森林地帯のなかひたすら北沢峠に向かいます。北沢峠発のバス発車時間は最終15:30ですので、どうしてもこの時間までに北沢峠に全員下山しなければなりません。
全員がんばって午後2時に北沢峠に下山しました。
午後3時30分、北沢峠発、途中芦安村の南アルプス温泉ロッジで入浴して気分さっぱり遅くなりましたが午後11時30分には日立に帰りました。



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