十和田湖最速物語〜シティーの弱点〜

走り出した。私と綾さん。
恵:「ついていけるかな?」

不安はあったが、出来る限り、がんばろうと心に誓う。

実際。ストレートでは全く苦なく付いていける。
恵:「やっぱりシティーだね・・・」

しかし・・・
コーナーが迫ってくると綾さんはとたんにスピードを上げる。
ブレーキを踏むことなくコーナーをクリアーする。
恵:「ちょっとまってよ〜」
私はブレーキを踏む。さすがに着いて行けない。
恵:「うそでしょ!」
気がつくと、綾さんが見えない。二つ目のコーナーを抜けると、すでに
三つ目のコーナーを抜けていた。
恵:「着いて行けない・・・」
私がスピードを緩めると、横をものすごいスピードで抜ける車が一台。
恵:「何?」
横を抜けた車は私の前に着くと、ハザードを付けて走り出す。
恵:「黄色いシビック・・・あれがそうなのかな・・・」
黄色いシビックは加速して綾さんを追いかける。
恵:「・・・・やばい・・・綾さん・・・」
私は黄色いシビックが綾さんより速いスピードでコーナーを抜けていくように
感じた・・・


・・・・・・・綾シティー・・・・・・
綾:「・・・あれ?いない・・・」
綾は、後ろに車が居ないことに気が付いた。
綾:「・・・置いてきちゃったかな〜」
そのとき、後ろに車の影が見える。
綾:「着たかな?・・・違う。恵子ちゃんじゃない・・・」
後ろに現れたのは黄色いシビック。
綾:「これ?恵子ちゃんのお兄さんに勝った車って・・・」
考えている間もなくシビックは綾さんにパッシングをする
綾:「やる気なの?いいわ。相手してあげる〜」
綾はハザードを炊くと、一気にアクセルを踏む・・・

シビック乗り:「・・・(シティーにターボ?面白い)・・」

一つ目のコーナー。綾さんは限界ギリギリで抜ける。
シビックは一瞬離れたかと思うと、また綾の後ろに付いて来る。
綾:「パワーはあっちの方が上ね・・・」

綾は立ち上がりを捨てて、突っ込みに掛ける。
確かに突っ込みは綾のほうが上だが、立ち上がりで絶対に後ろを離れない
 シビック

綾:「はや〜い。私のシティーは240馬力はでてるのに・・・あ!
   インタークーラー・・・あのシビックもターボ・・・」

綾はさらにアクセルを踏む。

離れないシビックにだんだん嫌気が差してきた。

シビックはさらにシティーとの距離を詰める。さらにパッシング

綾:「・・・む!」
綾はさらにアクセルを踏もうとしたが、アクセルはいっぱいいっぱい。
綾:「(知らないあいだにスピードが上がってた)」

しかし、スピードを緩めるわけにはいけない・・・
この緊張感に綾は冷や汗が出てきた

・・・・・・・恵子・・・・・・・・
恵:「全然見えなくなっちゃった・・・」
私も私なりに追いかけては見るものの全然ついていくことができない・
恵:「私の実力なんてこんなものなのかな・・・」

・・・・恵子はスピードを下げて、ゆっくりと走り出す。

・・・・・・・・綾・・・・・・・
綾:「もう無理・・・限界・・・」
限界を感じたのは久々だった。
シビックが抜きに掛かる。
綾が限界なのを感じてのことだった。
シビックは前に出たものの、中々差を広げない。
綾:「どうして?なんで差が開かないの?」
シビックは綾のスピードと変わらないスピードで走っている。
ここは長いストレート。離されて当たり前だと思っていた。

ストレートの終わり。
シビックは急に速度を上げた。
綾:「?なんで?」
シビックは我慢していたかのようにスピードを上げた。
コーナーをものすごいスピードで抜けていく。
綾:「私をまっていたの・・・」
シビックはさらにスピードを上げて行く。
もう綾には付いていくことが出来なかった。

綾:「ストレートで待ってもらった時点で私の負けね・・」

綾はスピードを下げて車を近くにあった駐車場に止めた。

電話を掛ける

綾:「あ。恵子ちゃん。●●●駐車場に居るから・・・」


・・・・・・・・・恵子・・・・・・・
恵:「・・・決着が付いたのかな?・・・」
私は綾さんの居る場所に向かう。


黄色いシビックのバックテールが綾の頭から離れなかった。



    DJ綾のお葉書コーナー
綾:「うぇぇぇん・・・負けちゃった〜」
奈菜:「今回は出番がなかった〜」

作者:「・・・・」
恵子:「・・・」

綾:「さて、お葉書いきま〜す」

ペンネーム 黄色いシビックさん

   今回、綾さんのシティーは240馬力だと言ってましたが・・・
   私のシビックは何馬力でしょうか?

作者:「・・・いちを・・・2XX馬力」
綾:「私も知りたいな〜」
作者:「それでは265馬力」

綾:「25馬力も違うんだ〜」
奈菜:「すごい馬力ですね・・・」

作者:「・・・・」

綾:「そう言えばサブタイトルのシティーの弱点ってなんですか〜?」
 
作者:「・・・・それはまた明日」

綾:「てな訳でまた明日〜?」

作者:「・・・・・」