十和田湖最速物語〜最速の男〜
青いスカイラインから降りてくるのは、15、6の少年だった。
恵:「・・・高校生?(奈菜ちゃんぐらいの年にしか見えない{でも奈菜ちゃんも
若く見えるだけだもんね})
兄:「・・・・」
青いスカイラインから降りた少年?はこちらに歩いてくる。
少年?:「速いね!びっくりしちゃった・・・」
兄:「・・・!だめじゃねーか!高校生が車乗ったら!」
少年?:「失礼だな!こう見えても23だよ!!!!!」
兄:「・・・嘘付くな・・・」
少年:「・・・・ほら、免許証!これでも信じない?」
私とお兄ちゃんは免許証を覗く。
紛れもなく、その少年?のような人間が写っていた。
兄:「・・・偽造・・・」
少年?:「・・・・」
しばしの沈黙。
恵:「あの〜・・・あなた、本当に23歳?」
少年?:「ええ。免許証の通り・・・」
兄:「・・・速いのおまえ!高校生には思えないな!イニシャル●か?」
少年?:「・・・・あんたは馬鹿か!」
兄:「・・・・悪かった。23歳、それでいいんだな」
少年:「ふ〜・・・やっと信じてもらえました?」
恵:「ごめんなさい」
兄:「悪い」
かなり時間は掛かったが、お兄ちゃんも私もやっと信じることが出来ました。
少年:「俺、須藤 栄治(すどう えいじ)。」
恵:「私!有田 恵子!よろしく〜」
兄:「・・・・よろしく」
お兄ちゃんはどんな人間にも名前を教えない。
須藤:「はやいね、びっくりしたよ・・・ぜんぜん離れないんだもん」
兄:「おまえもな、あの10メータードリフトには参ったよ」
須藤:「大体は付いて来ても、あれをヤルとみんなブレーキ踏んで離れるん
だけどな・・・よく分かったね!あのままドリフトするなんて」
兄:「尻が流れたにしては安定感が違ったからな」
須藤:「あれを使って付いてきた人は今までにあんたを合わせて三人しか
いないよ」
兄:「・・・白いインプレッサ。赤いNSX」
須藤:「ぴんぽーん」
恵:「・・・(顔だけでなく、しゃべり方も子供みたい・・・)」
兄:「黄色いシビックは見たことないか?」
須藤:「いや。俺もたまにしかこないからね」
恵:「・・・あの・・・その白いインプレッサと赤いNSXには勝ったんですか?」
須藤:「いや。負けました。あの二台は俺なんかと桁が違うよ・・」
兄:「そいつらが何時走ってるとか知らないか?」
須藤:「知らないな・・・風のように現れて、風のように去っていく人達
だからね。俺みたいに話し掛けてりしないよ」
恵:「・・・」
兄:「・・・」
私達と須藤君はしばし、話をした後、帰ることにした・・・・
・・・・・・・・次の日・・・・・・・・
朝から奈菜ちゃんが血相かいて現れた。
恵:「・・・うにゅ?何?・・・まだ7時だやぉぉ・・・」
奈菜:「お兄さんが青いスカイラインに勝ったって本当ですか?」
恵:「・・・くぅぅ・・・」
奈菜:「立ったまま寝てる・・・すごい・・・」
奈菜ちゃんは私を部屋まで運び、起きるまで待っていた。
恵:「いや〜、ごめんごめん。まさか寝るとは思ってなかった・・・」
奈菜:「びっくりしました。立ったまま寝る人なんて始めて見ました。」
恵:「あはははは」
奈菜:「で。お兄さんが勝ったって本当ですか?」
恵:「うん。ほんとうだよ」
奈菜:「すごい・・・お兄さんって本当に凄い人ですね」
恵:「そうかな?・・・ところで綾さんは?」
奈菜:「!あ!忘れてきました。・・奥入瀬の入り口で待ち合わせてたんだ・・」
恵:「・・(おいおい・・)」
私と奈菜ちゃんは綾さんの待つ場所に向かう。
案の定、綾さんは一人たたずんでいた。
綾:「ひどい・・・ひどい・・・」
奈菜:「ごめんなさい・・・」
綾:「ひどい・・・奥入瀬で自殺してやる・・・」
奈菜:「ちょっと・・ちょっと綾さん?」
綾:「いいもーん。もう奈菜ちゃんと遊ばないもーん!」
奈菜:「ごめんなさーい」
恵:「まぁまぁ・・奈菜ちゃんも謝ってるんですから・・・許してあげて
くださいよ」
綾:「ぷい!」
綾さんはソッポを向く・・・
奈菜:「アイスおごりますから・・・」
綾:「・・・・」
奈菜:「二段重ねですよ」
綾:「(ピク)」
恵:「(あ、綾さんが動いた)」
奈菜:「さらに、綾さんの大好きなチョコチップ入り」
綾:「ゆるそー!」
恵:「・・・・」
綾さんはアイスが大好きらしい・・・これで万事OKらしい・・
アイスを食べながら、しばらく話をしていた。
恵:「そういえば、綾さんの車って何乗ってるんですか?前はぶつけたとか
言ってましたけど・・・直りました?」
綾:「・・・・わたしの車はCITYよ。」
恵:「・・・・してぃーってホンダの?」
綾:「そうよ、しかも色がパールホワイト。いいでしょ」
恵:「・・・それで走ってるんですよね・・・十和田湖・・・」
綾:「ええ・・・」
奈菜:「あまく見ないほうがいいですよ。綾さんのシティー。
シビックのエンジンに乗せ換えて、フルチューンですから・・・
私の車に付いて来ますよ、余裕で・・・」
恵:「うそ・・・でもシティーでしょ・・・」
綾:「あ〜、シティーを馬鹿にしたな〜・・・・」
恵:「いや。そんなつもりはないんですけど・・・」
綾:「車治って来たら、ぜっったい!後ろからあおってやる〜」
恵:「はははあはははは・・・(勝てそうだけどな・・・)」
しばし、雑談をした後、帰る事にした。
明日には治るらしいシティーに期待しよう・
DJ綾の!お葉書コーナー(ゲスト出演。恵子)
綾:「今回から私がやりまーす」
恵:「・・・・」
綾:「恵子ちゃん?どうしたの?元気ないなぁ」
恵:「・・・・作者の馬鹿」
綾:「・・・・」
綾:「では、一枚目のお葉書です。え〜。ペンネーム
高校生がスカイラインさん
綾さんに代わった感想はどうですか?作者さん
作者:「恵子よりはいい」
綾:「やった」
恵:「作者は馬鹿」
奈菜:「わたしも出たいんですけど・・・」
作者:「個人的に奈菜ちゃんは嫌いです。出しません」
奈菜:「・・・・作者さんを首にします」
作者:「!何を言うんだセニョリータ。そんな事出来るわけがない」
奈菜:「夜歩くときに、後ろ、気お付けたほうがいいですよ。ね、恵子さん」
恵子:「作者、殺す」
綾:「こわいですね〜・・・・」
作者:「うそだ。うそだ〜」
綾:「すでに作者さんは錯乱状態なので、今日はこの辺でばいばい〜」
恵:「質問おまちしています〜」