十和田湖最速物語〜ヘアピン〜
綾:「こんばんわ・・・恵子ちゃん・・・」
恵:「おはよう!早速行っちゃいますか?」
綾:「いえ・・・少し待って・・紹介したい人がいるの・・・」
そう言うと綾さんは車に手招きをする。
がちゃ・・・
助手席から一人の少女が降りてくる。
みるからに少女といった感じだ。
恵:「(私より背低いかも・・・わたし152しかないのに・・・)」
少女:「こんばんわ・・・」
恵:「あ・こんばんわ・・・」
綾:「実はね・・・昨日走ってたのはこの子なのよ・・」
恵:「え・・・この子が?」
綾:「こう見えても20歳よ・・・」
恵:「・・・・(中学生位かと思った・・・)」
少女:「・・・あ。私・・・奈菜っていいます。」
恵:「あ、はい・・・私は恵子っていいます」
奈菜:「よろしく〜」
しかし信じられない・・・こんな子が・・・(でも私も周りから見れば同じかも・・)
綾:「それじゃ・・行きましょうか?」
恵:「・・・綾さんは走らないんですか?」
綾:「私・・・この間ちょっとぶつけちゃって・・・」
恵:「は〜・・それじゃ行きましょう」
3人(でも二台)は走り出す。徐々にスピードを上げる。
対向車は何台かいるが、支障のない程度だ。
じりじりとスカイラインが後ろから詰めてくる。
そのとき、後ろからパッシングされる。全快までアクセルを踏む。
キャキャキャキャ!80キロ位からアクセルを床まで踏むと、ホイルスピーン
を始める。
あっという間にコーナーが迫ってくる。
キャーーーーー
タイヤを限界ぎりぎりまで使う。外側までギリギリ!自分の知っている限界を
使う。
バックミラーを覗く。先ほどと変わらない間隔でスカイラインは付いて来る。
まだ様子をうかがうような走りだ。
コーナーを抜けるたびにスカイラインがじりじり詰めてきている気がする。
次はS字。できる限りにストレートをとり、抜けきるとスカイラインがバック
ミラーに写らない。
恵:「!?どこ?」
はっ!気がつくと横にいる。
恵:「抜かれる!」
そう思ったがスカイラインはスピードをさげて後ろにつく。
恵:「からかわれているの?・・・」
いつもよりスピードは出ている。それを上回るスピードでスカイラインは付いて
くる。
恵:「はやい・・・」
でもあきらめない。さらにアクセルを踏む。
・・・・・・・・スカイライン・・・・・・・・
綾:「恵子ちゃん・・・案外速いわね。」
奈菜:「・・・勿体無い・・・」
綾:「?何が?」
奈菜:「あのエボはもっと速いはずなのに・・まだ扱えてない。」
綾:「そう?」
奈菜:「ええ。もうちょっとアオれば本気出すかしら?」
綾:「そうね〜・・・やってみれば?」
・・・・・・・・恵・・・・・・・・・・
恵:「・・・・・」
私はいつも以上に真剣だ。
そろそろコーナーがきつくなり、コーナーも増えてくる。
そのとき、
スカイラインがさらに近づきパッシングをする。
恵:「!まだスピードを上げろって言うの?・・・」
コーナーが迫ってきた。
いつもより突っ込みのスピードが速い。しかし、きれいにコーナーを抜けていく。
自分が限界だと感じていたスピードを遥かに超えている。
恵:「・・・・どうなってるの?」
自分の限界は私の限界だっただけかも知れない・・・そう思った。
次のコーナーもきれいに抜ける。
じょじょにスピードは上がってきているが車にはまだ余裕さえ感じる。
恵:「???????今までの私は何?」
・・・・・・・・スカイライン・・・・・・・
奈菜:「気がついたみたいね・・」
綾:「?何?」
奈菜:「恵子さんは車の限界の高さに気がついたみたい・・」
綾:「そう?・・たしかにスピードは上がってきているけど」
奈菜:「でも・・気がつくのが遅かったみたいね・・」
綾:「?」
・・・・・・・・恵・・・・・・・・・
だんだんと調子に乗ってきた。
コーナーを抜けるたびに徐々にスピードを上げていく。
後、3,4個コーナーを抜けるとヘアピンが待っている。
まだ限界は高いように感じる。
三つのコーナーを抜けると少し長めのストレート。
その先にヘアピンがある。
ストレートをいっぱいに踏む。
すぐ先にヘアピンが現れる。
いつもよりかなり速いスピードでコーナーに入るが。
恵:「あんだーが・・・」
きつめのアンダーステアに見舞われる。
スカイラインはそれを予測していたのごとく、インを割って入ってくる。
恵:「う・」
私はアンダーを押さえるのがいっぱいいっぱいだった。
スカイラインは私の前に出ると、次のコーナーに突っ込んで行くが
私はアンダーのせいでさっきより突っ込むことができない。
そのままスカイラインとの差は広がる一方であった。
恵:「あ〜ん・・負けちゃった・・・」
奈菜:「少し気がつくのが遅かっただけですよ。もう一回やればわかりません。」
恵:「そうかな〜・・・全然走りが違うような気が・・」
綾:「でもスタートしたあたりより、スピードはかなり上がってましたよ」
恵:「・・・・うーん・・・もっともっと練習しないと・・・」
奈菜:「がんばってください。完璧にあの車を使えるようになったら、また
一緒に走りましょう。」
恵:「うん!約束」
奈菜:「はい」
恵:「今度練習に付き合ってね」
奈菜:「いいですよ」
綾:「それではもう遅いので帰りましょうか?」
恵:「それじゃ。ありがとう。また今度」
奈菜:「はい」
私は綾さん達と別れると、家に向かう。
いつも以上に体力を消耗した気がする・・・
家に帰るとすぐさまに眠りについた。
続く・・・・・・・・
DJ恵子のはがきコーナー
こんにちは〜・・・
やっと作者のやる気に非がつきました。(火?)
しかし。作者はこのようなアクション?系は得意ではありません。
え〜・・・今回のお葉書・・
ペンネーム 奈菜は七のZ?さんから
どこが十和田湖最速物語なんですか?
・・・・別に十和田湖の最速を決めるような物語ではありません。(たぶん)
ただ私(恵子)を書きたかっただけ?(いちを主人公?かな)
らしいです。
それではまた今度〜