最近、深夜徘徊やプチ家出など社会問題になってます。安全で安心して生活できる場から離れて生活する事が「楽しい」と子供は言いますが、本当はどうなんでしょうか…。

 本当は、
家族に本来の魅力がなくなっているからではないでしょうか。(ToT)

 家族は子供を「人」に育てていく大切な「場」ですが、最近その単位が崩れているように感じます。家族が個々に生活し、「あっ!最近、子供と話してないな〜。」「久しぶりに顔を見るな〜。」なんて事無いでしょうか。(>_<)
 そこで、家族の役割について考えてみました。

1.経済活動の場 
 家族は、
経済活動を行う場です。親が労働に従事し収入を得て、家計を維持し、保護し、扶養します。子供は、家族の中の経済活動により、その仕組みを知り学習・経験していきます。
 現代社会では多くの場合、「消費する事」が主な活動となりましたが、以前は、生産活動(例えば、農家では重要な働き手となってました)の重要な単位となってました。


2.人間形成の場
 家族に子供が誕生すると、言葉を教え、「基本的生活習慣」を身につけさえ、社会での行動の仕方を教えることをします。つまり、
「躾(しつけ)」を行い社会生活に必要な基本を教える場になります。
 子供は、家族の躾により、ものの見方や考え方、性格、感情、行動が形作られていきます。

3.いこいと休息の場
 家族は結び付きが最も強く、安全で安心して接する事ができる単位であり、家族が生活する場は、
最も心身の疲れを癒し、リラックスできる場になります。子供は、家族の愛情や自由にくつろげる場で安らぎを得て成長していきます。



家族のはたらき