ウンジャミ


 毎年旧盆明けの初亥の日に行われる豊年祈願行事で、ウンジャミ、ウンガミ、ウナイウガミとも呼ばれ、本島北部から中部にかけて行われる海神を祭る豊漁と豊作祈願の祭りです。
 ウンジャミは海そのものの神ではなく、幸福をもたらす「ニライの神」と思われ、海を渡って来る神なので「ウンジャミ」と言われるようになった。
 ニライカナイからくる神々を未明の満潮時に浜辺に迎え、そのあと神アシャギで神々に奉納する神遊びが行われます。
 ウンジャミは、女達が中心となる祭で、古い時代に北部の村々で起こり、塩屋湾では比較的昔のままの姿を残して盛大に行われます。
 平成9年には国指定重要無形民俗文化財にも指定されています。【保護団体:田港区、屋古区、塩屋区、白浜区】