七夕は旧暦7月7日の行事で中国の五節句の1つで、古い時代の宮中では「しちせき」と呼ばれていましたが、のちに「たなばた」と呼ばれるようになったようです。現在、七夕は新暦で行われる事がほとんどです。
 七夕の期限には起源は次のものがあります。

1.天帝の娘織女(こと座のヴェガ)と牽牛(わし座のアルタイル)の星の恋物語にちなんだ星祭。
2.農村のみそぎ、棚機女の行事、収穫祭、う蘭盆(旧7月15日)の準備。

 中国の言い伝えで、恋におちた、牽牛(彦星)と織女(織姫)が天帝の怒りにふれて、天の川の両側に離ればなれにされてしまいましたが、年に一度の七月七日の夜にだけ会うことが許され、二人は天の川に翼を広げるカササギに乗って逢う事ができるようになったと言われています。
 七夕では笹竹に短冊や色紙、くす玉、切り紙細工や折り鶴などを飾り、五色(赤、青、黄、白、浅黄)の短冊に、思い思いの願い事を書いて笹に結び付けます