シヌグ
 シヌグは、旧暦7月の最初の亥の日に行われ、ウンジャミ(海神)祭とならぶ重要な祭祀です。
 男達が中心となる祭で、山の神に農作物の豊作、集落、家族の繁栄をまず祈り、次の海に向かって同様の祈りをささげます。
 行事内容は地域差が大きいが、安田(あだ)のシヌグでは、男達は草木を身にまとい、神に扮して村を浄めるために山を下り、山の神に豊年と無病息災を祈ります。
 国頭村の安田、安波、奥などのようにウンジャミとシヌグを1年交替で行うところもある
 安田のシヌグは、1978年に国指定重要無形民俗文化財になっています。【保護団体:安田古文化財保存会】