カシチー(強飯)

 旧暦の6月24日または25日に新米でカシチー(強飯)を炊いて、ヒヌカン(火の神)や仏壇に供え、収穫の報告と感謝をします。

 『琉球国由来記』には、「稲の一期作を刈り上げ、新穀の糯米をむした白カシチーを神棚、仏壇、火の神に供え、共食して豊作と一家の健康を祝い、親戚にも贈った。」とあります。

 旧暦の8月25日のカシチーは、小豆の入った赤カシチーを仏壇に供え先祖と共にいただき、健康などを祈ります。