【奥久慈四季の風物】

         小さな旅

                                   三春の桜

                         
- 28.04.09-

 


滝桜(正面より)
五分咲き

日本三大桜に数えられる名木
推定樹齢1000年

エドヒガン系のベニシダレザクラで、大正11年に国の天然記念物の指定を受け、
日本三大桜のひとつに数えられている。
樹高は13.5m、枝張りは東西に25m南北に20mに達する。
四方に伸びた太い枝に、真紅の小さな花を無数に咲かせ、
その様がまさに水が滝のように流れ落ちるように見えることから、
滝桜と呼ばれるようになったと言われている。



 


滝桜(裏側より)


 


アップ画像

 

三春に隣接

紅枝垂地蔵桜(咲き始め)郡山市

地蔵堂の上に咲く古木

三春滝桜の娘といわれるベニシダレザクラで、樹齢約400年と言われている。
その名のとおり、紅色に染まる花びらは多くの観光客をうならせる。
桜の下に地蔵堂があり、昔からの地区の信仰の場所である。
この桜のある中田町一円には、多くのしだれ桜が点在しており、
三春滝桜を含めたお花見ルートとしてたくさんの人が訪れる。


 

三春に隣接

上石の不動桜(咲き始め)郡山市

不動明王をまつる不動堂の境内にあるため名付けられた桜。
樹齢は約350年といわれ滝桜の子孫と考えられています。

 

三春市内

福聚寺の桜

戦国時代に三春を支配した田村氏の義顕・隆顕・清顕を「田村三代」と呼ぶが、
福聚寺にはこの田村三代の墓所があることでも有名である。
 境内にある2本の見事な枝垂れ桜は、樹齢がそれぞれ250年、
470年と伝わる古木で、長く枝垂れた枝に紅色の花を咲かせる姿は圧巻である。
満開時には、背後の竹林の濃い緑がより一層、桜を浮かび上がらせ、
それがまた美しい。





 
 ネモヘェラ