山根はり灸整骨院

  上殿皮神経障害由来の腰痛 戻る

トリガーポイントの施術もマスコミなどで話題になっていますが当院は話題になる前からその療法はやっております。

また下記以外の大変珍し療法もやっております。

何をしても効果が出ない方一度当院の施術を試して下さい



中国の腰痛分類では上殿皮神経損傷 日本では馴染みのない疾患名です。

上殿皮神経の痛み(お尻に痛み)が特徴です。

日本では胸腰椎圧迫骨折の既往者・高年齢者に上殿皮神経障害が多い傾向にあります。

中国では寒冷地や肉体労働者、炭鉱労働者に発症しやすいそうです。

腰臀部の痛みが出現します。

一般にL3横突起と腸骨稜の中後に圧痛 ラセーグ試験陰性 腱反射正常です。

中国医学の臨床ではさらに風寒湿痺、横絡絞扼に分類されます。
横絡絞扼は私が勝手に近い言葉に直しています。中国語では横絡**で**は日本語にない文字です。
**は挟むとか圧迫の意味だと思います。
風寒湿痺
   腰背部痛、常に臀部外側よりふくらはぎ足の放散痛が伴うことが多いようです。
   腹痛や脊柱の痛みがある場合があります。腰の前後屈の運動制限がみられることがあります。


横絡絞扼
   風寒湿痺に比べて長期慢性化した状態です。

上殿皮神経損傷は臀股風・腰部傷筋・腰痺などに分類されます。
中国医学の概念の一つに経絡というツボの流れが一般に知られていますが、この疾患は筋肉の流れ(経筋)の障害といわれています。
経筋が長期に打撃やねじれ引き伸ばされて痙攣を誘発、さらに寒気・寒風が侵略して症状を悪化させる
この反復により経筋損傷が瘢痕化 経絡・気血が不通になったことで頑固な症状を形成しています。
   
治療原則 舒筋散結、活血通絡


中国では色々な方法が発表されています。

経筋障害であるので、火針も使用されています。
火針は中国最古の医学書の霊枢経の官針に記載されております。
寒性の疼痛に現在もよく使用されています。苦手でなければ当院でも施術しています。
私の場合は足の少陽胆経筋・足の太陽膀胱経筋の経筋穴とトリガーポイントに施術します。

G6805-2の電気針を使用する方法も発表されています。
腰部と膝のツボに疎密波を10から15分通電します。
この治療器は国内では流通していません。
出来るだけ治療効果を上げたい想いで海外から購入しています。


梅花針 当院でもよく利用している方法

耳針療法 当院でもよく利用しています。

補助療法 患部を手技で緩める。

時間針法治療
人のバイオリズムを利用してツボを設定する方法(当院では施術していません。)

下図 上殿皮神経の走行 臀部の所で大きく3方向に分かれます。


参考 日本では行われていない中国の上殿皮神経障害の施術
 中国伝統医学系の病院では
CT・MRI・レントゲン・理学検査(ラセーグ検査・腱反射))後
例 腸骨稜(左右)に強い圧痛の患者
患者は手術室でうつぶせの姿勢になります。
圧痛部(施術部位)を確認後 印をつけ消毒します。
局部麻酔後 鍼のようなメスを刺入します。(左右2箇所)
刺入方向は高度な技術がいるようでいろいろな方向に入れたり出したりします。
この患者の場合は上殿皮神経が3方向に分岐する根元に刺入します。
術後 指圧止血3分・テープで止めます。
患者は仰向きになり膝と股関節の運動をします。(1、2回)
術後48時間でリハビリをします。1日2回10分
抗生剤は3日間投与されます。
鍼と違い1箇所の施術で効果がでます。
この施術で大幅改善されるそうです。


上殿皮神経障害に対する当院の施術は
 
鍼灸療法+レーザー療法+ソーマダイン療法+クライオセラピーで対応します。

レーザーやソーマダインで 鍼灸をする特殊療法をします。

鍼灸療法
 
    頭針療法・耳針療法・電針療法・平衡針法・生物全息針法・腕踝針法・クロス刺針法・そりかえし針法・阻力針法など

    色々な針法がありますが患者様の体質や病態を診て針法やパルスの種類(微弱電流など)の選択をします。

    血行を促進のためマイクロ波などの理学療法を使用することもあります。

    頭針療法 腰部に関係ある部位に施術します。YNSAなど

       耳針療法 腰部・臀部に関係する部位に施術します。


腰部の周辺部を中心に施術します。

レーザー療法

1)安全で無痛のレーザー治療

当院のレーザー

トリガーポイント照射・腰神経レーザー照射
副作用はありません。鍼灸にはない効果もあります。
レーザーは無痛です。

特殊レーザー療法

腰痛は腰部に障害があります。
しかしこの療法はあえて腰部に直接レーザーを当てない不思議な療法です。
手・頭にレーザーを照射することで腰部の痛みを緩和する療法です。
この療法のみで腰の痛みが大幅に軽減する方がおられます。
鍼灸療法にはない効果があります。
この療法を実施しているところは全国的に少ないと思います。

(腰痛の特殊レーザー療法)

(腰痛の特殊レーザー療法)

(腰痛の特殊レーザー療法)


ソーマダイン療法 

腰部のL1〜L3、上殿皮神経を中心に通電します。

痛みが激しい場合はアイシング、クライオセラピーをします。
臀部・大腿後面の筋肉の緊張が強く見られるときは これらを
軽減するように通電します。



大坐骨孔・梨状筋部
ハムストリング、膝下、腓腹筋なども 施術します。(鍼でする場合もあります。)


ソーマダインの初期のモデルは450万円もしていました。
今も高価な器械ですが価値があります。
漫画ソーマダイン
ソーマダイン電流が血液中に流れ、血流及びリンパの流れが改善される
ことにより3つの作用が促進されます。
@疲労物質(乳酸等)と痛みを発する物質の分解。
A鎮痛物質の生成。
Bタンパク質の合成と、ATPの生成。
以上の働きにより治療期間が短縮され、痛みが軽減されます。


鎮静効果をねらってキネシオテーピングをします。


吸い玉療法(カッピング療法)
腰痛に効果があります。昔から世界中で行われている療法です。
吸い玉のあとがすぐに消えない方もおられます。
吸い玉のあとが1,2週間ぐらい残る人もあれば、すぐに消える方もおられます。
(希望者のみ)




WA療法 (写真はWAの施術写真です)
       写真以外に腰の緊張緩める施術があります。



その他   
鍼灸・レーザー・ソーマダインの施術は単独でも効果が十分期待できる療法です。
       患者さんの状態によりさらに他の治療法も検討します。

       マイクロ波療法・超音波療法・干渉波療法・SSP療法・低周波療法など
  

  


施術費 5000円(保険外診療)
お問い合わせは(075)872-2877
京都市右京区常盤下田町12-3
              山根はり灸整骨院

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