<今年こそ戻るぞJ1!!J2 2年目編>
2000.3.12 | Jリーグ ディビジョン2 第1節 対サガン鳥栖戦(鳥栖) |
それは、一通のメールから始まった。 家に帰ってメールをチェックすると、とあるビョーキ系コンササポU君からメールが来ていた。 そこにはたった一言「こんなのあるけど、どうします?」とだけ記され、URLが一行書き残されていた。 「なんだろう?」と思い、そのURLを開くと、そこには「JTBコンサドーレ札幌開幕戦鳥栖戦観戦ツアー、一泊二日で29,000円」という字が躍っていた。「おいおいマジかい?」即U君に電話をし、鳥栖行きが決まりました。 今年は3/30の平日日中が道内開幕戦であり、観戦が非常に厳しい上に、3月のアウェイの試合は全くTV中継がないとのことなので、このチャンスを逃すと3月は一試合も観戦できなくなってしまう。これは納得が行かない!っていうのが最大の理由でした。たまたまアウェイ貯金をしていたので、資金面は問題ない。ならば行ってしまおう!ってところです。 さて当日。新千歳空港の団体カウンターに出向くと、ロビーが「ビョーキ持ち」で溢れかえっているではないか(笑)みんなに混じっていざ九州へ! さすがに福岡直行便。2時間以上の長旅だったので、サッカーダイジェストとサッカーマガジン、そして極秘ルートから入手したイヤーブックを持参して読みふけっては仮眠、読んでは仮眠を繰り返しやっと福岡に到着。ここで数名で集まり、どうせなら空港近くの博多の森で福岡VS川崎Fをやっているので見に行こうということになり、タクシーで直行。 博多の森は初めて行きましたが、サッカー専用スタジアムなのでピッチが近く、しかもきれいで立派!こんなチームにはもったいない(爆)ってくらいでした。ここは当然J2にたたき落とされた蜂よりも去年までJ2の仲間だった川崎Fを応援しようということになり観戦したが、「これがうちらを蹴散らしてJ1昇格したチームか?」と思うほどコンビネーションが悪かった。とにかくパスが繋がらない。それに福岡もお付き合いして拙攻の数々。去年とはまったく別のチームでした。スタジアムの中も、福岡がゴールを決めても立ちあがって声援を送る人達もまばらで、やっぱり厚別はそういう意味でも別格なんだな〜と改めて思い知らされました。 夜は佐賀在住の東芝時代からのサポーターである藤島さん主催の前夜祭。STVの取材が急遽入ったり、今は亡き?コータの生写真争奪じゃんけん大会が開かれるなど、大もりあがりでした。その後、長浜まで足をのばしてとんこつラーメンを食べ(もちろんかえだまもしました^^)、再び博多駅前に戻り、二次会に合流。スーパーサッカーが始まる12時前にお開きとなりました。 翌日、博多駅から特急で鳥栖入りしました。噂には聞いていましたが鳥栖スタジアムは駅の本当に目と鼻の先にありました。スタジアムも、外見は骨組みが見えてやや安っぽく見えるものの、中に入ると芝生はきれいだし、2階席もたっぷりあるし、ピッチは近いし、仙台の次にいいスタジアムでした。 開場になり、こんなところまで来たことを会社の人に知られるのも恥ずかしいので、今回はテレビに映りにくい場所に陣取りました。(週コン見たら、映っていなくてやれやれでした(;^_^A )私とU君で用意した赤ゴミ袋140枚をアウェイサポの代表的存在のひぐまさんに渡して、速報HPとJW留守番部隊ににスタメンを連絡。すると、30代後半くらいの女性が来て、「ダンマクを貼りたいのだけどだめなの?」と聞いてきました。実は鳥栖スタジアムのゴール裏は、観客席の比較的すぐ下に広告があるので、広告が隠れるダンマクは2F席に貼らないとならず、 それを説明し、2F席かバックスタンドに貼ることにしたとのこと。詳しく話しを聞くと、その女性は長崎から来ていて、もともと森を応援していたので、移籍と共にコンササポにくら替えしたとのこと。こんなビョーキの連中の仲間入りするとはなんて奇特な人なんだろう(爆) すると、ピッチにお馴染みの石屋製菓・石水社長登場!サポからの「エメのパス買って〜」の声に苦笑していました。鳥栖サポとのエール交換もそこそこに、ついにコンサのJ2 2000年シーズンキックオフ!(というものの、鳥栖のキックオフでゲーム開始でしたが)今回は応援本体からやや離れたところでDAN−DAN SCのななちゃんと観戦しました。 序盤からボールを奪うと積極的に攻めあがるコンサ!「去年と全然違うぞ!!」「まるで別のチームみたいだ(爆)」など驚きの声が上がり、コンサペースで試合が展開されました。そして前半15分、右サイドからのシュートを鳥栖GKが弾いたボールが転々と播戸の前に!これを播戸が冷静に決めて早くもコンサ先制!あまりの早い展開に、私はHPの速報とJWへの連絡をしたものの、せっかく遠路はるばる持参したフラッグを振り忘れてしまいました(爆)その後もエメルソンが相手DF二人とGKまでもを交わしてゴール前にパスするなど、決定的なシーンが続出! 「今年のコンサは一味も二味も違うぞ!!」と思った矢先の前半41分、エメルソンがDF2人をかわしてシュート!決まった〜!!今度はフラッグをしっかり振って、電話を入れて、HPに速報を入れましたが、今度は写真を撮り忘れた!(爆)やっぱり一人4役はつらい(自爆) ハーフタイムに入り、喫煙所からJW留守番部隊に電話していると、石水社長がやって来て、ぺこっと会釈をしてくれました。そして、携帯でどこかに電話していました。小声で「エメがいいぞ」などと話していました。(誰に電話していたんだろう??) そして後半に入り、今度は13分、ペナルティエリアで播戸が倒されてPK!先に左手で携帯で連絡を入れ、繋ぎっぱなしにして右手でデジカメを持ち、決定的瞬間を電話速報しながら撮影に成功!!コンサ3点目!すぐにデジカメを放り投げて右手でフラッグを振り、落ち着いたところでHPに速報を入れました。(アシスタントしてくれたななちゃんありがとう!)そしてとどめはまたもエメルソン!後半29分、ゴールライン際の角度の無いところからGKをかわしてゴール!一瞬播戸が決めたかとおもいましたが、さすがはピッチが近いサッカー専用スタジアム。エメが蹴ったボールがゴールラインを割るところがしっかり見えていました。4−0となったので、私は余裕ぶっこいて喫煙所からの観戦でした。途中エメルソンが下がった後に播戸が負傷退場してしまいFWが深川一人になってしまいましたが、まもなくタイムアップ!なんと4−0で勝利!!戦前の予想をはるかに上回る点差にサポーター全員ビックリ!!口々に「今年は行けるぞ!」と言っていました。 フラッグとダンマクを片付けた後スタジアムを出て移動していると、丁度選手のバス乗り場付近でタクシーが一台、コンササポの中を縫うように通りすがりました。乗っていたのはまたしても石水社長!石水さんはサポーターの輪の中心ほどでタクシーを止めると、わざわざドアを開けてサポーターに手を振ってくれました。私たちも「いしみず!(ダダダン)いしみず!(ダダダン)」と石水コールで送り出しました。(隣に乗っていたのはご家族でしょうか?そのコールに照れくさそうに笑っていました^^) 鳥栖スタジアムを後にして福岡に戻ったところで気が付きました。私たちは熱狂のあまり昼ご飯を食べ忘れていました(爆)そのまま福岡空港に行き、帰りの航空券の配給を待っていると、やっぱり来ました選手・スタッフ一同が!今回はちゃんとデジカメのバッテリーが残っているので写真を撮るぞ!と思ったのですが、何せ移籍選手が多い今年は、まだ選手と名前が一致しない人が多い!(爆)それにいい歳こいて選手にお願いするのも何だし(全員年下だし(笑))、と思い、岡田監督と写真を撮らせてもらいました。岡田監督に「今日はナイスゲームでしたね!」と話し掛けると「ありがとうございました」と笑みを浮かべてくれました(^^) チケット配給後、遅い昼ご飯(といっても夕方5時過ぎですが)を摂って搭乗待合室に行き、ビールで勝利に乾杯!ほろ酔い気分で搭乗し、離陸と共に心地よい眠りにつき、気が付けば羽田空港。札幌行きの最終便に乗り換え、機内販売のヱビスで再び乾杯!新千歳に着いてU君と別れたあと、ヨーデルさんたちと快速エアポートの車内で祝勝会をしました。無事に札幌に着き財布を見てビックリ!3万円持って昨日出発したのに、すでに財布の中から万札が無くなっていました(T▽T)今月は給料日まで赤貧生活だ!(爆) それにしても、往復旅費29,000円(1得点あたり7,250円!(爆))でこんなに楽しい思いをして、最高のアウェイ観戦でした! |
2000.4.23 | Jリーグ ディビジョン2 第8節 対モンテディオ山形戦(函館千代台) |
きっちり朝6:30に起床。今日はいよいよ函館入り。4月も下旬だし、函館だし、すっかり荷物も軽くして札幌を出発。札幌駅で高橋さんを、平岡東急ストアでうめちゃんを拾い、一路大曲の小林団長の自宅へ。前々日のJWFCの練習で地図を書いてもらっていたので、それを見ながら無事団長宅へ。大河原さんも合流し中山峠経由で函館へ出発!中山峠で昼食を摂り230号線を移動していると、何だか様子が変だ。普段こんなところで目にするはずの無いコンテナ車かやたらと多い。それもそのはず、JR室蘭線が有珠山の噴火で不通になり、トラック輸送に切り替えられているためなのだ。そのうち230号線から豊浦に抜ける道道との交差点に差し掛かると、国道をパトカーが封鎖している。だんだん物々しくなっていく様を見て、一行の口数がだんだん少なくなっていく。道道を豊浦に向かっていると、なんと今度は自衛隊の装甲車に遭遇しびっくり!w(゚o゚)w 長万部を通過したあたりから一同の疲れが見え始め、どこか温泉に寄っていこうということになったが、なかなかいい温泉が無い。結局函館入りしてからスーパー銭湯に寄ってホテルへ。 今回宿泊したホテルは函館国際ホテル。何と明日の対戦相手の山形の選手たちが宿泊しているではないか! 「明日の彼ら(山形の選手たち)の朝飯に一服盛るか?(爆)」などと毒舌をかましながら徒歩五分の前夜祭会場へ。ここで森さん&奥田君と合流し、会場の中に入るとビョーキ系サポがいっぱい(笑)主催者のミリダラの方曰く140名も集まったそうで。ミリダラ企画部長のあいみさんの司会で開会!ヨーデル山本さんの乾杯の挨拶で宴会スタート!この後色々な方々の挨拶があった後、なぜか「イカ踊り講習会」が始まってしまった(笑)。「んなもん、恥ずかしくて踊れるか〜!!」などと言っていた私たちでしたが、気が付くと全員踊っていました(爆)。しかも会場を見渡すとサポ全員が踊っている(核爆)ミリダラメンバーの術中に見事はまってしまったサポーターたち(笑)きっと知らない人が見てたら新興宗教だと思ったでしょう(大爆笑)そして、お待ちかねの抽選会!最近この手の抽選やビンゴ大会で負け知らずの私は、また大物をゲットしようと手ぐすねひいて待っていましたが、当ったのは毎度お馴染み「Join ノート」(爆)。私は3/11福岡−川崎Fで2冊、3/12鳥栖戦で1冊、3/30新潟戦で1冊すでに入手しており、これで6冊目(笑)。「こんなにあっても仕方ない」ってことで、何も当らなかった奥田君にプレゼントして1冊減ったぞ〜(笑)。(しかし次の日の試合でついに7冊目を入手してしまうことになる(;^_^A )最後に会場の外にあるイカのモニュメント前で記念撮影してお開きとなりました。JWメンバーはヨーデルさんや山岸さんたちと居酒屋で2次会をしたあとホテルに戻り、スーパーサッカーを見る前に寝入ってしまいました。 翌朝はきっちり6時に起床。私と、同室のうめちゃんはシャワーに入りすっきりしたところで携帯が鳴った。あねごだった。彼女は前日ライブを見に福島入りし、そのまま北斗星で函館入りしてきたらしい。「シャワーを貸せ!」とのことなので仕方なく部屋に入れ、その間に私たちは食事を摂りにロビーへ。そして9:30にホテルを出発し、一応ホテル周辺を散策。金森倉庫周辺を散策して、景気付けにやっぱり一杯引っ掛ける(笑)。 市電で千代台に着き、昼食と飲み物を仕入れ、入場ゲートに行ってビックリ!!厚別公園陸上競技場でもこんなことないぞ!っていうくらいの長蛇の列!!!ざっと250mはあっただろうか?結局開場から15分かかって競技場の中にやっと入れました。今回はメインスタンド以外はすべてB自由だったことから、久々にゴール裏に陣取りました。ダンマクを貼って、席に座って飯でも食うか!と思ったところで気が付いた。 「むちゃくちゃ寒い!」こんなことならベンチコート着てくれば良かった。がたがた震えながらキックオフを待ちました。見渡すと千代台の競技場が赤と黒に染まってる!こんなに入るとは・・・。これだけでも函館でのホームゲーム開催の意義を感じました。札幌から300km近く離れていても、「ホームアイランド北海道」なんですね。ちょっと感動。 しかし!そんな感動も無残に打ち砕かれる・・・。ま、去年のまったり系の試合を見慣れていたから、きちんと攻撃ができていたこの試合は、去年のDFラインでボールをまわしているだけの試合よりはましでしたが、鳥栖で見たあの試合は幻だったのか?サイドチェンジは皆無だったし、エメのスピードも今一つ。決定的なチャンスも外しまくり・・・。「取れる時に取って置かないと、点取られるぞ〜」と俗に言われるが、まさにそのとおりの展開が待っていた・・・。相手右サイド、センターラインよりややコンサゴール側から上がったセンタリングはクリアしようとしたディフェンダーの頭上をすり抜け山形の選手へ。胸トラップからシュートが打たれ、先制されてしまう。 「ま、まだ前半だし、まだ大丈夫!!」とみずからを励ますように声をだして応援再開したものの、後半ロスタイムにオフサイドを掛け損ないGKと1対1なり、あっさり追加点を許してしまい、そのまま前半終了。前半の戦い振りから見て「こりゃ追いつけないわ・・・」と思ったら、やっぱりそのとおりだった(;^_^A 後半も攻めながらも決定的な場面に持ち込めない。GKのファンブルを右WHに途中から入った中尾がシュートもゴールの右。。。そしてタイムアップ! ミリダラメンバーを中心に3年も懸けて実現した函館での公式戦は、思いもがけない結果で幕を閉じた。選手が一生懸命プレーしていたことは理解するが、ミリダラメンバーのことを思うととてもじゃないが拍手では迎えられなかった。(ゴール裏ではブーイングしている人も居たが、私もその一歩手前だった) 片づけをして、競技場から出ようとしたら、ミリダラのニケさんに会ったが、なんとも言えない無念そうな表情だった。リーグ戦のことだけを考えれば、以前私がHPのTOPの一言で書いたようにたかだか1/40である。しかし、函館開催の意義を考えると、絶対に負けは許されない試合だった。 ホテルの駐車場に戻り、私の運転で函館を後にしたが、やっぱり車内は物静かだった。私も大野新道で怒りの蛇行をかましてしまった(笑)(実際は右から左への車線変更の時に左車線に車が居たのに気がつかず、慌てて車線に戻ったら蛇行してしまったのだか・・・)帰りの道のりが長いからこそ勝って欲しかったのだがなぁ〜。なんとなく去年の最終節のアウェイ仙台戦遠征を思い出してしまった・・・。次のホームはいよいよ厚別だ!今度は負けるなよ〜〜! |
2000.6.4 | Jリーグ ディビジョン2 第17節 対浦和レッドダイヤモンズ戦(駒場) |
アウェイ遠征は早起きから始まる。今回の浦和戦ツアーも早起きしました。6時に起きて、シャワーを浴びて、ご飯を食べて、車で出発しました。5日の日に直接会社に向かうので、車を会社に置いて行く必要があったためです。タクシーで札幌駅へ移動し、快速エアポートに乗り込むと、ポツリポツリとコンサな人達が乗っていました。ほどなく空港に着くと、ヨーデルさんやうめちゃんと遭遇。HTSのカウンターで航空券を受け取り、手荷物を預けて搭乗待合室に行き、アウェイ名物「どこでも酔っぱらい」モード突入!早速クラシックで乾杯し(しかも2杯)飛行機に乗り込みました。 実はこの乾杯にはもう一つ理由がありました。それは飛行機の中で寝ることです(笑)。程なく眠気に襲われて、軽く昼寝をかましました。zzzz〜。 「どすーん!」という音と共に目が覚めました。「一体なんなんだ!」と思ったら、なんのことはない、飛行機が羽田に着陸した音だった(爆) 空港に降り立ち、とりあえず荷物が邪魔だな〜と思った私とうめちゃんは、とりあえずホテルに行き荷物を預けることにしました。空港の到着ロビーを出ようとしたところで、男性2名、女性1名の3人組の方に声を掛けられました。彼らも一旦ホテルに行きたいが、地理が不案内のため一緒に行ってくれる人を探していたそうで、総勢5名で移動を始めました。京浜急行で品川に出て、そこから京浜東北線で上野に向かい、何とかホテルに到着。しかし部屋は掃除中のためチェックインはできない、とのことなので荷物をフロントに預けて再び上野の街へ。ここで元灯台、いや元東大職員のうめちゃんがうまいラーメン屋があるとのことで、妖しい風俗街の中にあるラーメン屋に向かう。ちょっと寄り道したい衝動に駈られながらラーメン屋で食事。これが結構美味かった。塩味であっさり系のラーメンと餃子とライスを平らげ、再び上野駅に行き、東北線の電車に乗り一路浦和へ。 浦和の駅に降り立つと、またもやヨーデルさんご夫妻に遭遇(^^;;駒場まで歩くのがおっくうな怠け者の二人はご夫妻に提案してタクシーで駒場入りしました。タクシーは見事長蛇の列を成しているレッズサポの目の前で停車(爆)。「このまま降りたら襲撃されるのでは?」などと思いながら下車して、ビジター席の入り口を探していると、「いた〜!!」コンササポが既に100名くらい列を作っていました。列の後方に並ぼうとおもったら、列の前方にみゆきちゃんとななちゃんを発見。「一緒に並ぼうよ〜」との誘いを断れず(というか待っていた(^^;;;;)一緒に並ぶことにしました。(真面目にちゃんと並んでいた皆さんゴメンナサイm(_ _)m) それにしても暑い!と思っていたら、ななちゃんに「なんでそんな格好してるの?」と聞かれた。それもそのはず、この日はビジター席以外でレプリカなどのコンサな格好をしていたら危険だ、との情報を耳にしていたので普通の格好をしたものの、何か物足りないと思い、あろうことか、もう一つのチームカラーである黒づくめの格好をしていたのだ(笑)。黒の靴、黒の靴下、黒の綿パン、黒のTシャツと真っ黒けになったのはいいが、周囲の熱と直射日光を集めまくり!試合前から汗ダラダラになっていました(笑)。この喉の渇きを癒そうと、売店に行きビールを購入、そのまま列に戻ろうとしたら、吉村さんたちが私を呼び止めた。振り向くとそこには、去年の10/17五輪予選のタイ戦の後に一緒に飲んだレッズサポの工藤さんと村越さんが居ました!しばし歓談の後、村越さんたちとの試合後の集合場所を決めて列に戻ると、また私を呼び止める声が。今度は京都の彩さんだった。彩さんが載ったニッカンスポーツの話題でしばし盛り上がっていると駒場の係員の誘導でAビジター席の入り口まで誘導された。ロープで仕切ってあるとはいえ、すぐ側をバックスタンドに向かうレッズサポが通りすぎて行く。緊張のひととき(笑)。そんなとき、「こ〜んさど〜れ!」とコールをしながら通り過ぎてくレッズサポが2人。「なんだ、結構フレンドリーじゃん!」などど微笑ましく見送った。(しかし、AGREの橋本さん曰く、この連中はその後大声で「白い変人にはまけたくね〜よな〜!!」などと我々を挑発していたらしい(;^_^A ) そしていよいよ開場!しかし列の進みが遅い。入り口近くで係員が「持ち物検査をしますので、かばんをあらかじめ空けておいてくださ〜い!」とのたまってる。「ほぉ〜さすがに持検あるんだ〜」と思いながらかばんを差し出すと、係員がかばんを覗き込んだ。さて先に進もうと思ったら、その係員の手が伸びて来て、なんとかばんの中に入って行く。しかもかなり中を引っ掻き回していた。サッカーの試合や歌手のコンサートでもここまでチェックされたことね〜ぞ〜(笑)ってくらい引っ掻き回して、やっと入場できました。中に入りビジター席(レッズサポの間では「檻」と呼ばれているらしい(^^;;)に上がっていくと、これがまた狭い!一説には600人近くコンササポが集まるというのに、こんなところに収容できないんじゃないか?っていう程狭い!あっという間に座席は一杯、1時間もしたら立ち見が出てきました。見渡すとフラッグは20本ほど、ダンマクも一杯ありました。今回はこんなことになることを予想し、フラッグ&ダンマク持参を断念してましたが、その予想が見事に的中してしまいました。(ちょっとフラッグを振りたい衝動に駈られましたが(^^;;)様々なサポーターの方と雑談していましたが、席取りを依頼されていたあねごの姿がない。電話すると、今電車に乗っているとのこと。やれやれ、レッズ戦だろうがなんだろうがマイペースなやつだ(笑)と思っていると、どうやら間違えて埼京線に載ってしまったらしく、結局キックオフ30分前くらいになってやっとあねご到着(^^;;;;。そうこしているうちにスタメン発表。コンサの選手の紹介になった途端、レッズサポから猛烈なブーイング!!しかし、我々コンササポものんきなもんで、「すげー!」などとそのブーイングに感動してしまっている(自分を含む(^^;;;;)。そしてコンサコールが始まった。これがまたすごかった!今まで見て来たアウェイの中で一番すごい声量だったんではないかな?そして選手が入場すると、コンサもレッズもサポーターのボルテージが上がる一方! ついに試合が始まった。予想していた通りコンサが押される展開。いきなり永井のシュート!クビツァのヘッド!防戦一方の展開にビジター席は悲鳴の嵐。前半は押される一方で、田渕のミドルシュートが唯一の見せ場でした。レッズサポの応援は、東側(通常のホームゴール裏)に陣取るUB(Urawa Boys)と西側(通常だとアウェイサポ席)の二手に分かれてのものすごい声量の応援でしたが、西側が東側のコールに合わせる形で応援しているため、輪唱になってしまい、その中間のサポーターは絶対にコールを合わせられない状態でした。(この試合の後レッズサポの間でもこれが問題視されていたようです) そして後半開始。キックオフ後しばらくすると、ん?劣勢のなかにも、徐々にコンサペースになってきた。そうしているうちにファウルをもらいフリーキック。お?早いリスタートから優津樹が飛び出しグラウンダーのセンタリング。その先にはビジュが!!!あっさり蹴り込みなんとコンサが先制!。ビジター席はもう蜂の巣をつついた大騒ぎ!!勝ってしまったら帰りが危険になるかもしれないってのにコンササポは壊れまくり(笑)。私も近くにいる人とだれかれとなく抱き合っていました(^^;;;;しかし、冷静にならざるを得ない事態が発生!エメルソンが相手DFを蹴り倒し、2枚目のイエローを貰い退場に!!この時のレッズサポのものすごいブーイングを聞いて、なおさら無事に帰れなくなることを覚悟しました(爆)。その後試合はまたもやコンサがレッズの波状攻撃を受ける展開。しかし、レッズに決定力がない!(笑)シュートがなかなか枠を捕らえられない。というかJ2で最少失点を誇るコンサディフェンス陣の捨て身のディフェンスでレッズサポにシュートコースを与えない。そしてついにロスタイム。予備審判のロスタイム表示は3分。私の人生の中で、一番長い3分間だったでしょう。その間にも攻めら続けるコンサ。しかしついにコンサの勝利を告げる主審の笛が響く!「やったぁ〜!勝った〜〜〜!!」またもや壊れるサポーター。私も壊れました(笑)そしてビジター席では「好きですサッポロ」の大合唱が始まった!選手が我々の前に意気揚々と登場!ビジュも壊れてしまい、我々の「好きですサッポロ」に合わせて踊っている(爆)そして選手と共に万歳三唱!! 試合後、コールリーダー達から言われて、全員コンサな服装から迷彩を施すため、ビジター席は普通の格好への更衣室に大変身(笑)私も入場前のブラックな服装に戻りビジター席を後にしました。その後、村越さんたちとの待ち合わせ場所へ移動したところでいきなり携帯が鳴り響いた。(これがまたコンサのコールを着メロにしていたので、回りにバレやしないかとヒヤヒヤもん(^^;;;;)会社の先輩(サッカー好き)からでしたが、いかんせん場所が場所だけに小声で結果報告(笑)。程なく村越さんたちと合流し浦和駅近くの居酒屋さんに移動しました。 居酒屋さんに着くと、すでに村越さんたちのお友達のレッズサポの野田さんという方が待っていて、一緒に飲み始めました。野田さんは「うちのシュート、枠行かなかったしな〜」などとぼやくことしきり(笑)しかし最後の方にはだんだん落ち着いてきたのか、「来週大分きっちり倒して下さいね!」とにっこり笑ってくれました。レッズサポとコンササポによる「大分包囲網条約」締結の瞬間でした(笑) その後、浦和駅前で私は明日が早いことからみんなと別れ、一路上野へ。ホテルに着いたら丁度12時。BSの「速報J2」で今日の結果を確認し、シャワーを浴びて床に就きました。 次の日、3:30起床。しかし眠いので4:00まで二度寝(笑)。ハッサン2世杯の中継のエンディングが目覚ましになりました(笑)。早速出勤の準備をし、ホテルを出発。上野駅に着いて京浜東北線のホームに着くと、コンサな人が一人。なんとフラワードーレさんだった。フラワードーレさんと一緒に昨日の試合を振り返りながら空港までごいっしょさせて頂きました。空港に着いたのが5:37。なんと飛行機の出発時刻の12分前!急いでチケットをもらい、搭乗待合室の売店でおみやげと朝御飯を購入し搭乗口へ向かいました。離陸するや否や朝食を摂り、爆睡。行きと同様、着陸時のドスーンっていう音で起床(爆) そのままJRの駅へ向かい、そのまま苗穂で降りて出社しました。結局この日は眠いのと、前日に頭の中が真っ白になってしまってたせいで仕事になりませんでした(核爆)。 次の私のアウェイ観戦予定は湘南戦(6/25)今度は日曜日のうちに帰ります(笑)だってやっぱり飛行機通勤はきっついしぃ〜(笑) |
2000.6.25 | Jリーグ ディビジョン2 第21節 対湘南ベルマーレ戦(平塚) |
本当は行くつもりじゃなかったんですよ、この試合。でも気がついたら航空券買ってました(爆) 6/24朝、千歳を10時に飛び立ち、11:30羽田着。この日はJ1のセカンドステージ開幕日。んで、せっかくだからってことで川崎Fvs福岡(等々力)を見に行こうってことになって、一路川崎へ。なんと私とうめちゃんはこれで川崎Fvs福岡ホーム&アウェイ完全制覇。両方のサポーターにだってほとんどいないぞ、この快挙を達成した奴(核爆)。 実は私、等々力に行くのは初めてでして、そういう意味ではいろいろ堪能させていただきました。この日はすごく寒かった(半そでしか持っていかなかった私が悪いんですが^^;;;)んですが、等々力の売店にはラーメンあり、おでんありと暖を取るには最高のラインナップ(笑)。さて、試合はというと、これもまた寒かった(^^;;;。ついでに言えば観客席も寒かった(爆)。すっかり間延びした展開に飽き飽きしておでんを買いに行ってたときの出来事ですが、おでんを買って観客席への階段を上っていると、私の目の前にはフロンサポのカップルが歩いていました。彼らが4,000人程度しか入っていない客席を見て言った一言が「お!結構入っているじゃん!!」え゛?んじゃ普段は一体何人入ってるんだ!(爆) 試合に見入っていると、突然携帯が鳴った。会社からだった。業者さんからの緊急の問い合わせ(実際は全然緊急じゃなかった^^;;;)ということで話をしていると、アビスパが先制点を入れた瞬間でした。おい・・・・(^^;;;。せっかくの得点シーンが見れなかったじゃねぇか!ふざけんなよぉ〜業者A!(爆)。しかもこの得点がこの試合の唯一の得点となり、アビスパが1−0で勝ちました・・・。突然大きな歓声とため息が! この後東横線に乗って渋谷に出て、かに&みゆきちゃんと合流し国立で行われる東京vs横浜を観戦しに行きました。地下鉄の駅を降りて、一路国立に向かって歩いていると、突然と突風が・・・。だれかれとなく、「やめっか!」ということになり、。恵比寿のガーデンプレイスで飲むことにしました(自爆)。んで、どうせならってことでななちゃんを呼び出して5人で宴会。途中、imodeで大分と浦和が引き分けたのを知り、急遽祝宴に変更(爆)。その後渋谷に出てカラオケボックスで2次会。いつのまにかになり、盛り上がるというか、腹痛かった(^^;;;。結局ホテルに戻ったのは夜の12時近くになってしまい、とっととシャワーを浴びて寝ました。びゅ〜〜ぅ観戦中止(爆)裸族替え歌大会 さて、翌日。品川から東海道線に揺られて一路平塚駅へ。ここで関東サポのみんなと待ち合わせをして競技場へ。1時間ほど競技場入り口で待って、いよいよ入場。ダンマクを貼って、フラッグの準備をして、飯を食おうと思ったら、ピッチで女子サッカーの試合が始まった。突如盛り上がるコンササポ。サポ席の目の前でコーナーキックになるとなどとコールする始末(^^;;;。ピッチの選手も苦笑いしていました。そして、選手の練習が始まり、徐々にテンションが上がっていくサポーター達・・・。「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!オ〜〜〜〜〜!ハイ!」 いよいよキックオフ!そして「おいおい早すぎ(^^;;;」なんて声も上がりながらもコール(笑)しかし、やや押し込まれる展開にはらはらしてると、ペナルティエリア右手前で湘南のFK。なんかいや〜な予感がしてたら、突然!「まぶし〜」と思った瞬間、その後は一進一退の攻防が続き、前半終了。展開は今一つながら、なんか負ける気がしないんですよね、今年のコンサは(笑)。瞬く間にエメの先制ゴール!!!「ビバ!エメルソン!!」閃光がJ2ハゲ3号・松原の同点ヘッド! そして、後半。前半とはうってかわって出足の早いコンサ。面白いくらいにパスがとおりまくり!そして、エメのが決まったぁ!その後も猛攻を繰り広げ、そしてディフェンスも安定して守りきりコンサ勝利!!ここで気がついた。あれ?(爆) 5/4の厚別での対戦のときもそうだったけど、前園がゲームから消えてしまうんだよね〜。相変わらずスタミナね〜のかなぁ〜・・・。ヘロヘロ決勝ゴール前園居たか? 高谷さんたちと湘南サポの案内で歩いて平塚の駅に戻り、東海道線で横浜駅に移動。高谷さんたちはちょっとだけ祝勝会をするっていうのでここで別れて私とうめちゃんは羽田空港へ移動し、羽田の到着ロビーにある「ライオン」で祝勝会。ほろ酔い気分で搭乗口に行くと、やっぱり今回も選手と一緒の飛行機に!おお!エメ・ビジュ・アウミールが談笑してる!田渕は一人でゆっくり読書中(なんか田渕らしくってよかった^^)。当然到着ロビーは即席サイン会に変身。ああ、こうなるのがわかっていながら、何でフラッグとレプリカを荷物の中に入れて預けてしまうかなぁ〜、俺ってば(爆)。せめて写真だけでも、ってことで、エメと2ショット、ビジュ&アウミールと3ショットを撮りました。 これで私の今期のアウェイ遠征は一段落。当分はアウェイ遠征に行きません。(お金続かないしぃ〜^^;;;)昇格&優勝が決まりそうになったらどこであっても行く予定です(^^) |
2000.7.16 | Jリーグ ディビジョン2 第6節 対浦和レッドダイヤモンズ戦(室蘭入江) |
有珠山の噴火で延期になっていたこの試合、予定通りに4/9に行われていたらコンサのこの快進撃はなかった気がする(笑)。本当に運がよいかもしれないぞ今年のコンサ。 JWメンバーと協議の結果、当日はかなりの混雑が予想されると考え、午前3時出発。総勢6名がJW応援団長の小林さんの自宅に集合したのが午前4時(爆)。そして、そんなに急ぐ必要もないのに高速で室蘭へ。 5時半に室蘭・入江に到着。すでにコンサ側で10人ほど、レッズ側で5〜6人ほどの徹夜組が居ました。さて、これから、何をするっていうと、そんなわけで宴会開始。みんなでクラシックで祝勝前祝いをしていると、徐々にコンササポが終結し始めるが、私は眠くなってしまい、そのまま一旦爆睡。「やまざきさ〜ん」と私を起こす声で目が覚めたら、並んだ列を移動させるとのことでしぶしぶ移動。なぜか競技場の円盤投げ用のゲージを動かすのに動員され、朝ご飯を食べながらまたビールを飲む。結局、7本持っていったビールはみんなで開場前に空けてしまいました(爆)開場までの6時間飲むしかない(爆) 8時過ぎから入場口の列が急激に伸び始め、会場直前にはメインスタンド左側のB自由席入り口から、時計回りにバックスタンド裏を横断し、バックスタンド端で折り返し、また入場口付近で折り返し、結局再びバックスタンド裏を横断するという今までコンサの試合で見たことがない行列になりました。 当初の予定より15分早く、11:15に開場になり、早速A自由に陣取りダンマクを貼って席に戻ったが、午前中は雨でも降りそうな空だったってぇのに・・・。開場前まで冷やしておいたお茶はすっかりあったかくなってしまった(^^;;;「暑い!」 さて、レッズサポは・・・・と思って目をアウェイ側スタンドに目をやると、居ることは居るけど、思ったほどじゃないなぁ〜。というのが正直な感想(でも彼らの声量はすごかった!はっきり言ってコンサ側が負けてました)。でもやっぱり脅威は感じました。 そうこうしているうちに、選手の練習時間になり、先にレッズの選手がピッチに登場!すると途端にホームゴール裏から6/4の駒場の仕返しとばかりに猛烈なブーイング(^^;;;さらに浦和サポからのものすごいコールに反応して、猛烈なコール!試合前から緊張感が漂う中、一服の清涼剤となったのが「サポ〜ロ」このダンマク(爆)。この形このポジショニング、おいしすぎです(笑) そして試合開始!6/4とはうって変わって、コンサがレッズと互角に渡り合っている!「おお〜っ」と感涙していると、ビジュがパスカット、エメにボールが渡って一気にゴール前までドリブル!そして打った!なんと早くもコンサが先制!!予想もしない展開に私も狂喜乱舞!もうこうなったらデジカメで写真を撮っている場合じゃない!(爆)全体的に前半は攻撃の形ができていないレッズに対し、出足が早いコンサが主導権を握る展開でした。うわぁ〜入ったぁ〜〜〜!! 後半開始。レッズはクビツァ投入。そんなにいい選手とは思ってなかったが、やっぱり高さがあるってことで怖い存在の選手。なんて思っていたら、早速で抜けだしクビツァが洋平と一対一!スタンドから悲鳴が上がる!洋平もかわされた!ゴールにさくっとボールを流し込むクビツァ!ああぅ・・・とそこにがクリア!なんと大森が洋平の後ろに回りこみクビツァのボールをたたき出した!!いいぞ〜〜大森!!しかし、その数分後、やっぱりクビツァがセンタリングを胸トラップしてボレー!ボールは洋平の手をはじきゴールに吸込まれる・・・・。同点。その後足の止まったコンサに対し、浦和が攻撃を重ねる展開。しかし、コンサも懸命のディフェンス!結局両チームとも決め手をかいて延長戦へ。延長も永井のシュートがバーをたたくなど、危険な場面もありながら、なんとか引き分けに持ち込みました。でも今日は引き分けでもいいと思っていた私はそんなにショックじゃありませんでした。岡野のいんちきスルーパス突然現れた赤黒の選手 これで対戦成績はコンサの1勝1分け。 レッズにJ2の厳しさを教えるためにも、次の厚別は絶対に負けられない!! |
2000.7.29 | Jリーグ ディビジョン2 第25節 対浦和レッドダイヤモンズ戦(厚別) |
チケットは発売数日で売り切れ、某HPのオークションではとんでもない高値がついた(仮にも2部の試合だぞ!2部の!!)この試合、そんだけチケットが売り切れれば、自由席が席の奪い合いになるのは人の常。そんなこともあって、なんと厚別初の徹夜組まで出る有様。よりにもよってJohnnie
Walkersのニューダンマク(池内バージョン)のお披露目の日でもありました。何せ出資者のジュニアユースのSC札幌の選手・父母の皆さんの前で「テレビ映りがいい場所に貼ります!!」と宣言してしまった手前、貼れなかったじゃ済まされません(笑)。そんなわけで小林応援団長が明け方3時半に厚別入りし、私も7時過ぎに厚別入りして準備に入ります。とはいうものの、準備といってもすることは並ぶだけしかない。こんなときにどうするか?っていうと、「飲む」(爆)ってことで、結局クラシックを空け始める(笑)前回の浦和戦(7/16)のチケットのお礼に、ということでマウちゃんからいただいたビール券を有効活用させていただきました!(ありがとうm(_
_)m>マウちゃん)結局ビール券で買ったビールはまたも試合前に飲み干してしまいました(爆)この試合、予想通り開場の何時間も前から長蛇の列が出来ました。(B自由用の5番ゲートはゴール裏スタンドを2往復してサブグラウンドを半周したそうです) そして開場とともにダッシュ!無事ダンマクの場所をゲットしました。そしてふとアウェイゴール裏に視線を向けると、居るわ居るわレッドデビルが数千人!そうは言ってもマイペースの俺はA自由席で酔っ払っていました(爆)。あっという間にキックオフの時間が近づき、何事も無かったように自分の席へ移動。(実はドーレ君がアウェイゴール裏で攻撃を受けるなど何も無いどころじゃなかったのですが^^;;;)そして選手入場!いつもより気合が入っているのが自分でも判る。ふと、ゴール裏に目をやると、赤黒の12番の人文字が!!う〜〜んやってくれるぜ!!USを始めとするゴール裏の面々。この気持ちは絶対選手に伝わるはずだ!!さて、浦和サポはどうだろう?と振り返ってみると、もうもうと赤い煙が上がっている!!(コンササポとは違う意味で)やってくれるぜ浦和サポ(^^;;;。 そしてキックオフ!!6/4に駒場で見たような押し込まれる展開ではまったく無い。この間の室蘭の試合から2週間しか経っていないのもあるせいなのか、まったく互角に戦っている。いや、正確に言うとややレッズ優勢か。今回スタメンにはクビツァが名を連ねている。室蘭で同点ゴールを決めているだけに何か嫌なものがある、とおもっていたら、前半39分に右からのセンタリングに胸トラップからちょっとタイミングの外れたヘディングでゴールに流し込む。3巡目の対戦にして初めて先制点を奪われる。そしてそのまま前半終了。しかし、このままでは終わらない気がしていた。そしてその予感は的中する。後半18分、左サイドやや下がり気味の位置にいたエメから大きく右へサイドチェンジのボールが右サイドのやや上がり目の位置にいた田渕へきれいに通った。いつもなら職人芸のセンタリングを上げるところが、何故か田渕は猛然とゴール前へ突進していく!!厚別の観客のボルテージが上がっていく!!DFを1人、また1人と交わし、浦和の選手がスライディングタックルに行くその僅か手前のタイミングで田渕が左足を振りぬいた!!ボールは浦和GK田北の手をかすめてゴールに突き刺さった!!同点だぁ〜〜〜〜!!瞬間、厚別が揺れたような気がした。もうこうなると勢いはコンサのもの。じりじりした一進一退の攻防が再び続き、「延長」というコトバが脳裏をよぎった後半41分、浦和ゴールのペナルティエリアの5m程手前の混戦から浦和の選手が出した横パスを完全に読みきっていた大森が猛然とオーバーラップしてカット!そのままドリブルで駆け上がり、浦和・ペドロビッチも振り切りゴールラインスレスレのところでGKと1対1!ゴール前にはエメや高木も詰めている!しかし大森は思いっきり左足を振りぬく。浦和GK田北の右腕とポストの僅かな隙間をすり抜けてゴールに突き刺さった!!素直に白状します、この瞬間、ちょっと泣きました(笑)。しかもその後は覚えていません。主審の岡田正義さんの終了のホイッスルが鳴るまでのあいだ、頭の中が真っ白だったようです。 これで浦和との対戦成績は札幌の2勝1分。誰が一体こんなことを予想したでしょうか。 |
2000.10.21 | Jリーグ ディビジョン2 第39節 対湘南ベルマーレ戦(平塚) |
今回の遠征はかなり早い段階から決めてしまっていました。2ヶ月ほど前から「10/21湘南戦がX−DAYだ!」と読んだのですが、まさにその通りになるとは(笑)。遠征前から知り合いの人たちから「すばらしい読みだ!」と絶賛されてしまいました(爆) さて、今回はマイル欲しさから敢えてHTSの観戦ツアーには乗っからず、自分で旅行会社のフリープランを手配しました。当然のごとく観戦ツアーよりは高くなるんですが、都内のホテルが確保できるし、次の日遊びに行くには便利ということもあったので、まあいいかな?って感じでした。 21日朝、同じ東区に住んでいるということで、りおんさんの車で空港へ移動することとなり、りおんさんの家まで車で移動→りおんさんの車に乗り換え→うめちゃん宅経由で空港入りしました。空港に着いてチェックインして空港内をぶらぶらしていたら、アトリウムで「コンサドーレ札幌写真展」なあんてやってるじゃないですか!3人で鑑賞してから搭乗待合室へ移動し、恒例の空港で一杯(笑)。HTSのツアーより1時間早いということもあって、あまりコンサな人は居ませんでした。2杯目のビールを買って3人で談笑していると、見慣れた顔が・・・。ダイエーファンのお客さんが目の前に(爆)そうそう、世の中では「ON対決」などと言われて盛り上がっているらしい日本シリーズがあるらしく、それを観戦しに行くとのことでした。(日本シリーズを見に行くと話した瞬間、周りのコンササポからブーイングがでたことは言うまでもありません^^;;;) 羽田に着いて、荷物を受け取って到着口に出てきてびっくり!何故かコンサライブの永井さんが出迎えてきているじゃないですか!実はフロンティアタイムスの取材で観戦ツアーの客を追いかけようと思っていたらしいのですが、UめちゃんがアウェイMLでガセ情報を流してしまい、一時間早く空港に陣取っていたらしい(笑) ここで平塚に直行するりおんさんとヨーデルさんとは一旦別れ、私とうめちゃんは一旦浜松町に入り、ホテルに荷物を預け、昼食を取った後一路山手線に乗ろうとしたその時!昼食を取った浜松町駅の喫茶店にフラッグ用のポールを思いっきり忘れてしまい、ホームから改札を抜けて再び喫茶店へ。再びホームに戻り、品川で乗り換えて一路東海道線で平塚へ向かいました。(平塚までの車中、黒ラベルを開けていたのはいうまでもない^^;;;) 14時半すぎに平塚競技場の第6ゲートに着いてびっくり!!今までいろんなアウェイに行っていますが、こんなに行列が出来ているのは初めて見ました!!去年の最終節の仙台戦(仙スタ)でも相当な行列になっていましたが、開場2時間半前だってぇのに、列がトグロを捲いているではないか(笑)とにかくヨーデルさんとりおんさんを探して合流、暫くは2人やアウェイサポとサッカーをやって遊んでいました。 結局開場時間を繰り上げることもなく、17時に開場となったころには、辺りはすっかり薄暗くなるは、列の後ろはすっかり見えなくなるはで、一種異様な雰囲気になっていました。17時に競技場から音楽が流れ出し、開場となりましたが、列の進みが遅い。10分ほどかけてゲートにたどり着いてびっくり!チケットのモギリのボランティアがたったの一人しか居ない!!「これじゃ時間もかかるわけだよ〜〜」と独り言をつぶやきながら観客席への階段を駆け上がり、フラッグの場所を確保し、ダンマクを貼ろうとしましたがとき既に遅し(^^;;;スタンドの下はすっかりダンマクを貼るスペースがなくなっていました。ここでスタンド最上段を確保できなければ、テレビには殆ど映らないゴール裏に貼るしかなくなってしまう!と思った私は一気にスタンドを駆け上がり何とかテレビ映りが良さそうな場所を確保しました。(ちゃんと映っていたでしょ?<池内ダンマク&JWダンマク) ほっとして水を飲みながらスタンドを振り返ると、思っていたほど席が埋まっていない。「なんだぁ〜、たいしたことなかったな〜〜」と思ったのは大きな間違いでした。スタンド下の売店までビールを買いに行くのに階段を下りてびっくり!!ゲートにはまだ長蛇の列が続いているではないか!しかもモギリは相変わらず一人(笑)。あのモギリのおねえちゃんはきっと腱鞘炎になったことでしょう(爆)人づてに聞いた話では、列の最後尾が競技場に入れたのは開場から1時間後だったそうです。 ピッチではママさんサッカーチームの試合や少年団の試合が行われ、のどかなムードが漂っていましたが、それも終わって選手の練習が始まると一斉に応援が始まりました。何せ2,000人です。当然湘南サポを凌駕するに人数ですからすっかりホーム状態。それにしてもビョーキ系サポが多いチームだ!(それはお前もだ!)。そうこうしていると、キックオフ10分ほど前に、湘南のマスコットのキングベルがコンササポ前に登場!相手チームサポーターを煽る事で一部で有名なこのキングベル。今回も両手を顔の両側に持ってきて「ベロベロベ〜〜〜」なんて今どき小学生でもやらない煽りをかましてくれましたが、何を思ったのか、コンササポからそれにあわせて「おっは〜〜〜!」なんて声がかかる。一同爆笑、そしてコンササポから「アンコール」かかる始末。しかしキングベルもノリノリで、コンササポの「おっは〜〜!」に合わせてまたもやポーズを取ってくれ、コンササポの大拍手に見送られて退場していきました(爆)(しかしこれが昇格がかかった試合の10分前のサポーターが取る行動だろうか^^;;;) そしてFIFAのテーマに合わせて選手が入場し、湘南ボールで遂にキックオフ!!一進一退の攻防が続いていたが、いきなり中盤でボールがビジュに渡り、ドリブル突破を開始!一人また一人と湘南DFをかわし、ついにGKと一対一!打つかと思いきやエメに横パス!エメが強烈なシュートを放つが湘南GK水谷がスーパーセーブ!!このあたりから徐々にコンサペースになってきました。その数分後、右からのCKをゲット。優津樹が蹴ったボールはゆっくりとファーサイドに流れ、キャプテン名塚へ、これをポッカリあいたゴール左へヘディングであわせ、早くもコンサ先制!!!!前回の湘南戦程ではないけれど、先制点ゲットが早すぎ(笑)これで私のアウェイ遠征は6/4の浦和戦を除いて前半20分以内に先制するという奇妙なめぐり合わせが生まれました。ディフェンシブなチームなのに珍しい(笑)試合は再び一進一退となり、そのままハーフタイム。ハーフタイムでは関東サポーターが用意した1,000本の赤色の紙テープが配られましたが、あっという間に品切れ。サポーターズ席とボックス席の境目に居た私は何とか10本ほどを入手しボックス席に回しましたが、焼け石に水(笑)ボックス席のサポーターには残念ながら殆ど紙テープが渡らなかったようです。 後半に入り、出だしはやや湘南ペース。しかし、湘南の2度の決定的場面をバーが救ってくれた瞬間、「今日は勝った!」と確信しました。そうしているうちに山瀬のサイドチェンジからアウミールが抜け出しシュート!GK水谷弾く!こぼれ球が播戸の目の前へ!これを播戸が冷静に蹴り込み、再び水谷の手を弾いてゴールへ!!昇格にさらに一歩近づく2点目!!フラッグを振り、跳ね回っていると、急に右手が軽くなり、それと同時に「ガシャーン」という音が・・・。足元を見ると、なんと私のデジカメが転がっているじゃないか!!おかしい。右手にストラップをぐるぐる捲きにして絶対に落ちないようにしていたのに・・・。そう思って右手を見てみると、そこにはストラップの残骸が(笑)。どうやら跳ね回っているうちにストラップの根元の細い部分がブチ切れたようだ(笑)それにしてもよくピッチに落ちなかったもんだ。落ちていたら今ごろデジカメはバラバラ死体になっていただろう(^^;;;仕方がないので撮影はあきらめ、応援&フラッグ振りに集中することにしました。試合はそのままロスタイム突入、GO WESTを歌っていると、中盤で播戸がボールをカット。すかさずエメにスルー!そのままドリブルで持ち込み、GKをかわし3点目!!半狂乱状態のサポーターズ席!!その前に現れたエメにすかさず「ビバ!エメルソン!!」コール!!! その3分後、遂にコンサの勝利を告げる主審の笛の音が響き渡る!!あっちこっちから「やったぁ〜〜〜」という声が響き渡る。。。その後はよく覚えていません(笑)。選手や岡田監督をはじめとするスタッフ陣がサポーターズ席前に現れ、フラッグを振って歓声に応えていたこと、フラッグに後ろの席から飛んできた紙テープが絡まり振りにくかった事、洋平がそのフラッグを客席に投げ込んで、もう少しのところでゲットできなかったこと(笑)(横でフラッグを振っている男の人がゲットしましたが、すぐ近くに居た子供に渡しているのを見てほのぼのとした気持ちになりました)くらいのことしか覚えていません。気が付くとみんなで紙テープを片付け、ダンマクをしまい、フラッグをたたんでいる自分が居ました。でも、正直言って「昇格」という実感が湧いてきませんでした。むしろ「湘南との試合に勝った」っていう事実が自分の中では大きかったです。「昇格は1つ1つの勝利の積み重ね」と常々語っていた岡田監督の「岡田イズム」がいつの間にか自分にも染み付いていたのでしょうか? その後競技場を出て、うめちゃんとアウェイサポの飲み会に合流することにし、平塚駅前行きのバスに乗車。バスの中ではエスパルスサポの方とお会いし、お祝いの言葉を頂きました。お礼ということで、バスを降りてからエスパルスコールでお返し(笑)。そしてバス降り場から駅まで歩いていると、なんと玉木さんと遭遇。みんなで記念写真を撮りました。その後東京方面行きの電車に乗ることになったのですが、なんとO沼君が私財をはたいてKIOSKで黒ラベルを箱で購入しみんなに振舞うなんて出来事もあり、全員で乗り込んだ電車はすっかりコンササポ専用列車状態(笑)。他の客には白い目で見られていたようです(実話)。一行は川崎駅で下車し、居酒屋でささやか(でもないか)な祝勝会。かねてから関東サポの宴会は凄いと聞いていましたが、ここまでとは・・・(笑)。J1・J2・JFLの応援コールのオンパレード。しかもコンサのコールは全然ない(爆)。本当にコンササポの飲み会なんだろうか?(笑)。さすがについて行けず、しかもかなり疲れてきたのでお先に失礼させていただきました(^^;;;。その後タクシーで浜松町まで移動し、ホテルにチェックイン。そのまま泥のように眠りに就きました。 翌朝、目が覚めると同室のSANOさんは既に起床済み。起床済みどころか、朝食も摂って、スポーツ新聞まで買って読んでいる!SANOさんは翌日比較的早めの便で帰札するので先にチェックアウト。私はのんびりと朝食時間ギリギリにレストランへ。一人でぱくぱく朝食を摂っていると、ヨーデルさんご夫妻が登場し3人で食事を摂りました。ヨーデルさんご夫妻は仲良く「ライオンキング」を見にお出かけ。私はうめちゃんと浜松町駅で待ち合わせして、サッカーカフェで「大分vs浦和」を見ようか、それとも大宮サッカー場で開催される「大宮vs甲府」を見に行こうか、どっちにしようかと相談した結果、俺がまだ大宮サッカー場に行った事がないので「大宮vs甲府」を観戦することにしました。大宮サッカー場に到着した後、どこの席に陣取るか、という話になりましたが、ひねくれものの私たちは甲府のゴール裏に陣取ることにし入場しました。すでに甲府サポが10数人ほど陣取っていたので、そのやや斜め後ろに陣取り、コールの様子なんかを観察してました。それにしても、噂には聞いていましたが、ピッチがむちゃくちゃ近い!甲府の選手がピッチ練習を始めると、手が届くくらいの距離だし、シュート練習のボールはボンボン飛び込んでくるし(笑)、(爆)売店の焼きそばは妙に麺がモチモチしていて美味しくないし←全然ピッチには関係ないですが(^^;;; そして試合開始。脅威の連敗街道を突き進んでいた甲府とは思えないくらい、この日の甲府はいい試合をしていました。攻め手にやや難があるものの、ディフェンスはかなり堅く、大宮がなかなかシュートまで持ち込めない。結局0−0で前半終了。この前半の戦い振りを見て、心はすっかり甲府サポ状態になってしまいました(笑)。そして後半開始。後半甲府サポ側のゴールは大宮が守ることになり、元コンサの大宮GK白井選手がゴールの前にやってきました。すると甲府サポーターが「白井く〜〜ん!こんにちは〜〜〜」などと声を掛けている(爆)。ゴールまでの距離が近すぎて無視できないと思ったのか、白井選手は胸のあたりで手を上げて甲府サポに応えていました(笑)。そして試合は再び息詰まる展開。それにしても甲府DFの踏ん張りは賞賛に値する戦い振りでした。大宮が再三サイドからセンタリングを上げるが、それをことごとく高い打点のヘディングで跳ね返す。しかし終了直前、再び大宮の左サイドからセンタリングが上がる。しかし、この試合、唯一甲府DFが跳ね返せなかったこのボールを、大宮・磯山がドンピシャのヘッドで合わせて遂に1−0。そしてそのままタイムアップ!甲府は残念ながら連敗を止めることは出来ませんでした。そして我々は延長戦にならなかったことに安堵しながら大宮サッカー場を後にしました。 羽田空港でりおんさんと再び合流し、羽田空港の「ライオン」で一日遅れの祝勝会。しみじみと昇格決定の余韻に浸り、そのまま飛行機に搭乗。無事に新千歳空港に到着。その後りおんさんの車で千歳市内のコンビニをハシゴし、スポーツ新聞各紙をゲットしたのは言うまでもありません(笑) |
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