<絶対残るぞJ1!!編その6

2001.11.17 Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ第14節
対柏レイソル戦
(日立台柏サッカー場)
それにしてもひさびさの遠征になりました。プライベートでいろいろ忙しかったせいもあったのですが、何より1stステージで遠征しすぎてお金がないというのが真相なのは秘密です。
さて、毎度の事ながら、新千歳空港までは車で移動することになり、札幌北インター→札幌南インターで一旦下車→うめちゃんを拾って再び道央道入り、といういつものルートに乗っかったのですが、実はすでに北インターで札樽道に乗ったところで
「恵庭−恵庭千歳分岐車両火災渋滞3km」なんて情報を入手していたので、「恵庭インターで下車して36号線に入った方がいいかもね」なんて話をしていましたが、あっさりと恵庭インターを通過。うめちゃんには「時間もあるし、野次馬していこうよ!」などと軽口を叩いていましたが、実は恵庭で高速降りるの忘れていただけだったりします(汗)。しかもうちらが通りかかった時は既に現場は事故処理完了済みで、単純に渋滞に巻き込まれただけだったりします(苦笑)。
新千歳空港に着き、荷物を預け、搭乗待合室でいつもの「ビールで乾杯の儀式」をして一路羽田へ移動。いつもなら大体そのままホテルに荷物を預け、競技場へ向かうところですが、今回は夜のキックオフってこともあり、ホテルに荷物を預けたあと、浅草に足を伸ばしました。目的はズバリ
「もんじゃ焼き」。実はもんじゃ焼きなるものを食べたことがないのですよ、私は。そんなわけで浅草寺の出店をちらちら覗きながら、もんじゃ焼きの店に到着。焼きそば・お好み焼き・もんじゃの黄金トリオを食べながらビールを飲んでいい気分に浸っていると、となりに地元カップルが座りました。なんだかオモシロカップルの気配がプンプン匂っていたので、二人で会話を盗み聞きしてしまいました。すると・・・
女「わたしさ〜、浅草ってダイスキ〜。なんか渋谷とかああゆう街合わないんだよね〜。」
(ふむふむ。でも見た目は結構普通の女の子なのに意外だなぁ〜)
などと言っている。確かに浅草には相当なれていることは、手元で焼いている
お好み焼きがものの見事にまんまるになっているのが証明している。と次の瞬間、女の子が「これ、もうひっくり返していい??」とお好み焼きを指差している。男が「いいよ〜」と言ったその時、彼女の浅草好きは身をもって証明された。片手でヘラを持ち、そのままお好み焼きの下に滑り込ませ、そのまま片手でお好み焼きを「パンッ」といとも簡単にひっくり返してしまいました。私もお好み焼きをひっくり返すのはそんなに下手な方ではないのですが、それは両手を使っての話で、片手で「パンッ」にはビックリでした。
そんなネタ満載の昼食も無事終わり、浅草寺の仲見世をぶらぶらして、必勝祈願も済ませて柏へ移動。柏駅に着いて、かの有名な「レイソルロード」に突入!道幅せまっ!北海道の広い道に慣れきっている俺にとっては
「柏のあぜ道」ってカンジ?(柏市民のみなさんゴメンナサイ)。んでも、このレイソルロードにある商店には、結構レイソルのフラッグを掲げているところが多く、街とチームの一体感、っていうのが感じられました。あんまり札幌ではこういう風景ないもんね。だらだらと10分ほど歩いたところで日立台到着。レイソルロード出口の五差路では、レイソルサポの皆さんが「柏の葉移転反対署名」の活動をされていました。このときまでは私は「世の中チームがなくなりそうだ、っていうところだってあるのに、贅沢な反対運動だなぁ」と思っていました(後になってこれが大きな間違いであることに気づく)。アウェイ側の入口にまわると、やっぱ多いわ、コンササポ。すげー行列。いつもなら関東サポのKにくんやMゆきちゃんに恩を売っておいて場所を取ってもらうのですが、今回は売る恩もなく、昨今のドームや厚別での「横入り」に対するブーイングのことも考えて素直に列に並び、入場。

めっちゃ近いじゃん。レイソルサポのほつぼさんには聞いていたけど、まじで
フラッグのポールで選手をちょせます(笑)。今まで大宮とか磐田とか、サッカー専用競技場はいくつか行きましたが、今までで一番近いわ。これ。こんなところでサッカー見てた人たちが、いきなり一方的に柏の葉に行けっていわれたら、そりゃ怒るわ。まじで感動しました。
さて今回は、結局ダンマクも既に場所が一杯で貼れず、フラッグもこんな有様なので振れないので、杉並倶楽部の皆さんのはじっこに陣取りました。あっちこっちで知人に挨拶したあと、富沢君発見。彼を通じてほつぼさんにこの試合のチケット代を払わないとならないので暫く雑談後、入場口付近へ移動し、ほつぼさんとご対面!某サイトのチャットで何度かお話してて結構若いひとって印象だったんですが・・・。裏切られました(爆)。チケット手配のお礼と代金を支払い日立台の素晴らしさについて歓談(笑)。
さて、試合開始時間も近づき、徐々に両チームのサポーターもヒートアップしてきたところで選手の練習開始。普段ならのんびり練習を眺めて写真に収めるところなんですが、このスタジアムは気が抜けません。なにしろ、練習とはいえプロの本気のシュートボールがモロに客席に飛び込むわけですから、下手すると直撃ですよ、直撃。っつーか実際、シュートボールが
私の右の耳を掠めてったし
さて、試合開始前、いつものとおりコールリーダーが選手のコールを始めたんですが、この日はリーグ戦のアウェイ最終戦ということもあってか、選手コールにとどまらず、監督、ホペイロ、通訳、フィジコまでコール(爆)。いやぁ、好きだなぁ、このノリ(笑)。そして試合開始前、一瞬静まり返った日立台に、コンササポの「いて〜ん反対!(どんどんどどどん)」コールが炸裂!スタジアム全体から拍手が・・・。つづいて「ひ・た・ちだい!ひ・た・ちだい!」(き・か・わだコールの要領で)までやっちゃった!。それを聞いたレイソルサポから返ってきたコールが「あ・り・がと!(どどん)、あ・り・がと!(どどん)」(笑)どうやらやっぱりこの手のネタ(彼らにとってはマジメなことでしょうが)が好きなようですな、レイソルサポは。だって、こんなダンマクあったくらいだし。そして選手入場直前に広がった柏ゴール裏のビッグフラッグ。大きさはコンサのビッグフラッグの方が大きいですが、「No Reysol, No Life」の文字が泣かせるじゃないですか。カッコイかったですよ、ホント。
さてコンサのスタメンは森下が家庭の事情で急遽欠場したため、まったり系を感じさせるスタメン。しかしこのメンバー(しかも途中でウィルが負傷退場)のなかでは良くやった試合だったと思いますよ。ホント。
ユ・サンチョルの不意打ちゴールは、カメラの準備をしていてホントに不意打ち食らって見れなかったけど(涙)。まあ、それなりに満足して日立台を後にしました。
さて、日立台を後にし、心を入れ替えて「移転反対署名」でもかまそうか、と思ってうめちゃんと署名活動をしているレイソルサポを探したんですが、居ない(すみません、レイソルサポーターの方、まだ私署名していないので、よろしかったらWebで署名が出来るところあったら教えてください)。どっかの飲み会にでも流れようかと二人で話したものの、我々の宿が浅草だったので、なかなか方角が合わずに断念。途中、「もうひとつの『柏vs札幌』〜しかも朝まで生中国語地獄〜」に参加するたぐさんに会い、お悔やみを申し上げて柏駅に到着。ホームに下りるたところで「ソルデュノ」の彩さんに遭遇!常磐線の車中で
「来週のドームは来るの?」とか「(天皇杯3回戦のある)富山は?」などととても札幌人と岡山人が話す会話とは到底思えないトークを繰り広げ、乗り換えのためお別れ。結局浅草まで戻ってきてから飲みなおすことになり、京成浅草駅前の居酒屋に入りました。
居酒屋では奥の小上がりに通され、そこでぐったりしていると、向かいに座ったうめちゃんが「あれ!あれ!」と指を指す。振り返ると帽子をかぶった黒人が日本人女性2人と呑んでいる。なんだか
ゾマホンに良く似ている。「よく似た別人でない?なんか物静かだし、ヤツはすぐにヒートアップして絶叫からすぐわかるよ」などと言って、私たちも乾杯して飲んでいると、後ろの席の黒人男性が女性としゃべりながら徐々にヒートアップ。その声はやっぱりゾマホンだった(笑)。彼は飲めないんじゃなかったっけ??などと話していると、ゾマホン(推定本人)がトイレに立った。しかし1分半くらいで席に戻ってきた。多分小上がりに居た客全員が「早っ!」と思ったくらい早い(笑)。黒人は尿管も太いらしい(想像)。
彼らが何を話しているか興味津々で耳をダンボにして聞いていたが、結局あまり聞こえない上に、スーパーサッカーの放送時間も近づいてきたので退散し、ホテルへ移動。風呂に入って、見れなかったユ・サンチョルのゴールを確認して眠りにつきました。

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