※ 「週刊中野龍三」 の最新記事&バックナンバーはこちら!
※ 最新ニュースは 「トップページ」 へ!


週刊:第81回
開発室でプレイした
『KOF SKY STAGE』 キャラ別攻略編



 先日の【週刊・第80回:SNKプレイモアのシューティング『KOF SKY STAGE』を開発室で先行プレイしてきた】に引き続き、今回は内容を“攻略”に絞ってお伝えしようと思う。

 本作は、前回お伝えしたように“物凄いキャラ差”がある。
 なので、一通り全6キャラをプレイし、1キャラずつ紹介していきたいと思う。

 なお、文中に出てくる「レベル1〜3」は、“必殺技”(溜め撃ち攻撃)のことで、ショット、ボムのほかに、この3段階の必殺技がある。


#1:八神 の場合
 
左:メインショットは直進型。 右:レベル1は、突き上げる瞬間が無敵。

 まず「八神 庵」の場合だが、見た目は何となく便利そうなのだが、使いこなすにはちょっとコツを覚えなければならないキャラである。

 このキャラは、実はメインショットはあまり強くなく、それをレベル2のかけ流しで補いつつ進もうにも、限界がある。
 実際のところ、最初の3面辺りまではこれで何とかなるのだが、4面以降、中型機や大型機が大量出現するようになると、この方法だとどんどん押されてくるのだ。

 そこで大型機の複数出現の時はレベル3を使いつつ、それ以外はレベル1を乱発して切り抜けるというのがいいかも知れない。
 このレベル1は、メインショットをほとんど撃ち止めずに強攻撃を繰り出せるので、4面以降の面でも敵がサクサク倒せ、敵が画面内に溜まらない。

 ただこれには、事前に中型機など敵の配置が分かっていて、出現と同時にレベル1を当てていかねばならないので、ある程度の練習を要する。

 そういう意味では、初心者がすぐに遊ぶにはやや難がある。



これがレベル3。紫の3WAYに攻撃判定があり、触れた敵弾を減速させる。

 なお大型機が2機以上出てくるところは、レベル3がオススメだ。
 大型機は耐久度が高いので、レベル2では倒しにくい。
 出現位置を早急に覚え、事前にレベル3を用意するのが至上だろう。

 ボス戦で使える必殺技は、レベル2からとなるようだ。レベル1はあまり効果がなく、連発すると相手の必殺技ゲージが早く溜まってしまい、ロクなことがない。
 使うならレベル2で、自キャラのショットをパワーアップさせて早々にボスの体力を削るのが王道だと思う。

 またレベル2を使うと、ショットパワーと共に自キャラのスピードもハネ上がる。これはスピードが苦手な人向けに“効果中にもう一度必殺技ボタンを押すと、スピードが元に戻る”という救済措置がある。
 ボス戦などで「敵弾を大きく避けたい時」には、このスピードアップが使えることもあるので、臨機応変に上げ下げするのがいい。

 なおボス戦では、レベル3は考えて使わなければならない。
 3WAY状に紫の炎を出して、触れた敵弾を遅らせる効果があるが、物凄い弾幕の途中で炎の効果が切れると、溜まり溜まった敵弾が一気にこちらに襲い掛かってきて、むしろ状況は悪くなってしまうからだ。


#2:草薙 の場合
 
左:便利なワイドショット。 右:レベル3は威力絶大だ。

 「草薙 京」の場合だが、結論からいうとこのキャラこそ“初心者向けのキャラ”である。
 メインショットはやや強めで、サブウェポンも広角に出るので、自キャラを前に出さなくても、どんどんザコ敵を倒していける。

 なお、中型機の大量出現や大型機対策だが、これはレベル3を使うのがいいと思う。
 太い火柱を下から上に突き上げるものだが、威力が絶大だ。上手く当てれば複数の敵に当たるので、一気に状況を好転させることが出来る。

 また、最終面は非常に敵が多いので、極力画面の左右には寄らず、真ん中をキープし、全てのショット・サブウェポンが“くまなく当たる”ようにするのが重要である。



頼りになるレベル1の“弾消し”。

 中型機や大型機が大量出現しないところでは、適宜レベル1で弾消しも使っていけば、大変楽に抜けて行ける。

 さてボス戦でも、メインショットが効率的にボスに当たるので、必殺技を使わなくても案外楽に倒せる。
 一方、ボス戦の弾幕対策としては、レベル1の弾消しが効果的である。

 この弾消しは、自キャラ前方の一定幅にある敵弾を消してくれるが、さらに効果的に多くの弾を消すためには、「前進しながらレベル1を出す」というやり方がある。
 敵弾がこちらに向かってきて、自キャラの弾消しの判定が上に移動することで、約2倍の敵弾が消せるという寸法だ。

 ただこれはやや“慣れ”が必要で、最初はレベル1が出る前に敵弾に突っ込んでしまうというミスを連発することになると思う。
 ただ一度慣れてしまうと大変重宝する技となるので、是非マスターして欲しいところ。

 なお開発室ではこの技を、キャラの仕草から“トンネル掘り”と呼んでいる。



サブウェポンが命中すると、爆風が! これにもそこそこ威力がある。

 さてボス戦においては、メインショットの左右から広角に出る「サブウェポン」の攻撃力もバカにならず、これを有効利用した“ある戦い方”も可能となっている。

 それは「ボスに張り付いて撃ち込む」というもので、ボスに張り付くとサブウエポンもボスに当たるようになり、下で戦うのと比べ、ダメージの入り方が約2倍にまでハネ上がるのだ。
 ボスにサブウェポンが当たると“爆風”が発生し、どんどん体力ゲージを削っていくのは、爽快だ。

 もちろんボスに張り付くのはそれなりにリスクもあるので、事前にボスの攻撃を把握しておく必要があるが、一度覚えてしまえば、もはや欠かせない技となってくるだろう。
 ボスの形態の変わった直後などは、撃ち込むチャンスであることが多く、攻撃されるまでに体力の半分を持っていけたケースもあった。

 またこれは、「道中の中型機や大型機」にも効果を発揮する。
 出現位置を覚えておいて敵出現と同時に張り付くと、攻撃させる隙も与えることなく次々倒すことも出来るだろう。

 これは換言すれば、「プレイヤーの努力と学習が報われるキャラ」といえるかも知れない。

 ただこんな感じで初心者や攻略重視でプレイする人には優しいのだが、ハイスコアを稼ぐ場合においては“常に前に出続けないといけないキャラ”となる可能性もあり、意外な面で辛いキャラとなっているかも知れない。


#3:テリー・ガード の場合
 
左:最強だが、狭いショット。 右:レベル1は、突き上げ時に無敵。

 「テリー・ボガード」の場合だが、全キャラ中最強といえるショットパワーと遅い自キャラスピードを、どう調理していくか…が課題となる。
 つまり結論的には、やや初心者向きではない。

 ショットは収束型で、広範囲の敵には当たらないので、道中ではザコの処理に、ボス戦では動き回る小さな “人の標的” に苦戦する。

 特にボス戦では敵の弾幕に目がいって、ボスの位置を見ていないこともよくあり、そんな時にショットが全然当たっていないということが往々にして、ある。
 「京」のような広範囲のショットのキャラにない辛さが、テリーにはあるのだ。

 さらにレベル1は、繰り出している時に一瞬無敵になる「前進突進型パンチ」なのだが、パンチする前の“わずかに力を溜めるエフェクト”の時は無敵にならないので、緊急回避には向かない。


 
左:レベル2の光る衝撃波は、手前に置いておける。
右:レベル3は、最強クラス。ダメージ判定の幅も広い!

 結局道中を楽に進めるには、敵の配置を覚えておいて、出現前にその位置で張り込んでおき、ショットやレベル2の目の前に置いておけるため撃ちか、レベル3の自キャラ上方・ある程度広い範囲に大ダメージを与える攻撃で対処するしかない。

 ちなみにレベル3は、動き回るボスにズレた状態で発射しても“結構当たってくれる”ので、これを有効利用していくのが定石となるだろう。


#4:クーラ・イアモンド の場合

非常に広いショット。威力は中くらい。

 「クーラ・ダイアモンド」の場合だが、このキャラはショットにクセがあって、自キャラの横移動の際、移動とは反対側の斜め上にショットが飛んでいく性質がある。
 ただ、ショット自体が非常にワイドで、威力も中くらいなので、さほど苦労することはない。
 またスピードの遅さも、このワイドがある程度打ち消してくれている。



レベル1は雪だるま。これが8つに分裂し、周囲にダメージを与える。

 ただ後半面の道中など、かなり押されてくるので、効率よくレベル1とレベル2を併用していきたい。
 レベル1は自キャラの真上に「大きい雪だるま」を置くのだが、これは置かれた直後に8個の「小さな雪だるま」に分裂して八方に飛んでいく。

 この小さな雪だるまは1個ずつは大した威力はないが、8個全部当たるとレベル1とは思えない威力を発揮する。
 つまり効率よくレベル1を使うなら、出現した大型機に大きい雪だるまを“めり込ませ”大型機の中で8個に分裂させればいいというわけだ。



レベル2はこの氷で敵を凍らせる。凍った敵は一定時間、行動不能。

 次にレベル2は、これも自キャラの真上に「大きな氷」を発生させ、敵を一定時間フリーズさせるものである。
 大型機が複数出るところや、中型機が3機以上同時に出るところで使うと効果絶大だ。

 なおシチュエーションによっては、2通りの戦い方が出来る。

 1つ目は、左右に大型機が出現した場合、右側をフリーズさせ、左側の大型機と散らばっているザコを集中的に撃って倒し、制空権を得る方法。
 2つ目は、3機中型機が出てきた場合、左と真ん中の中型機の間に上手く氷を置いて、2機とも凍らせ、先にこの2機を破壊する方法。

 時と場合に合わせて、自分がより安全な状況になるようにするといい。



レベル3は、使いどころが肝心。

 なおレベル3は画面の大部分を氷が覆うが、持続時間が短く、またそのために威力がさほど上がらないため、使うべき場所は限定的だと思う。
 なので最終面のように中型機が大量出現する面では、レベル3より溜まりやすいレベル2を連発していくことになるだろう。

 なおボス戦では、どのレベルの必殺技にもさほどの威力がなく、ショット威力も平均的なものなので、苦労するかも知れない。

 ただこのキャラも「京」と同様、ボスに張り付くと、サブウェポンまでキッチリ当たって、多めにダメージを与えることが出来る。
 なのでボスの動きや攻撃を覚えて、張り付くことができる時にキチンと張り付いて体力を削っておく…というのが攻略の近道だろう。

 ただ張り付いても、「京」ほどの大ダメージを与えることはできないし、道中も同じワイドでショット威力が高い「京」に軍配が上がる。

 そういう意味ではこの「クーラ」は、微妙に初心者向けではないかも知れない。


#5:麻宮 テナ の場合
 
左:狭いショットとホーミング。 右:レベル1は、テレポート。

 「麻宮 アテナ」の場合だが、このキャラは防御にかなりの比重がある唯一のキャラといってよい。
 レベル1の「サイコテレポート」は、ボタン一つで自キャラを、任意の方向に数キャラ分先にワープさせるというもの。

 これはもはやシューティング離れしているが、画面端まで弾幕に追い詰められた時などに使用すると、弾幕の反対側に楽々抜けられるので、弾避けが苦手な人にはある意味救済措置といえる。

 ボス戦でも自キャラを狙う弾を乱発してきた時に、切り返すことなく向こう側に抜けられるので、ありがた過ぎるほどである。



レベル3は、自キャラを覆うバリア。まれに弾が抜けてくるが。

 またレベル3は、自キャラの周囲を覆うバリアが一定時間発生し、弾からはほぼ無敵となる。
 ワラワラと飛んでくる弾幕を全て吸収するさまは、圧巻だ。

 …となるとアテナはバリアやテレポートで楽々進めて初心者向けなのでは、と思われがちだが、やはりそこは甘くない。

 メインショットとサブウエポンのホーミングがそれほど強くないので、防御にのみ頼っていると、その間に敵がどんどん溜まっていって、必殺技ゲージが切れた時が同じく“縁の切れ目”ということになってしまうからだ。

 そこで弾消しや緊急回避をしながらも、効率的な敵機処理をしないといけなくなる。



レベル2は、鏡でショットを増幅し、大ダメージを与える。

 そこで重要になってくるのが、レベル2だ。

 これは画面内に鏡を発生させ、そこに当てたメインショットを増幅して前方に押し出すという、アテナ唯一の攻撃補助技である。
 このレベル2を中型機大量発生地帯で使用すると、一気に片付けられ、危険を回避できる。

 “攻撃は最大の防御”というわけだ

 だが注意しないといけないのは、中型機大量発生して、攻撃が始まった後にレベル2を使っても、時すでに遅し、弾にまかれてやられてしまいました…ということが往々にしてある。
 こればかりは中型機以上の敵機の出現パターンを覚えた上で、迅速に対応することが求められるのである。

 そういう意味ではこのキャラも初心者向けでもあり、またそうでもないという何とも微妙な位置にいるわけだ。

 なお、最終面序盤のような、ザコ敵が大量出現し、弾幕を作ってくる場合は、レベル3で抜けていくのが効率的かも知れない。

 また、このキャラはボムが実に強烈な威力を持っている。
 自キャラから大きなフェニックスが真上に飛び立っていくのだが、そこを通られた敵は例外なく大ダメージを受けることになる。

 しかもこのフェニックスには飛び方にクセがあって、出現した直後は若干の間その場に止まっていて、それから上に飛んでいくのである。

 つまり何がいいたいのかというと、その“止まっているところに敵が重なっていた”場合、その敵は先の通過地点にいる敵の何倍もダメージを受けるということだ。
 その威力はいかほどのものかというと、ボスだと1形態分の体力ゲージを丸々削り取ってしまうくらいのものなのだ。

 これは敵に張り付いた状態でボムを出さないといけないのだが、無駄遣いでも一度試しに使ってみたくなるほどの爽快な威力なのである。


#6:不知火 の場合
 
左:ショットは細く、サブウェポンは一定軌道を描いて飛ぶ。
右:レベル3は、分身してパワーアップするのだが…。

 「不知火 舞」の場合だが、このキャラは上級者向けである。
 弱いショット、一定軌道を描くだけでホーミングしてくれないサブウェポン、制御が難しいレベルの高速キャラスピード…。

 必殺技だが、レベル1は敵を貫通する炎の輪を出して、まあまあの威力だが、レベル2の一定時間自キャラが暴れまわる技(超必殺忍蜂)と、レベル3の分身攻撃は、双方ともに威力不足であまり使えない。

 特に、中型機や大型機地帯でレベル2とレベル3が大して使えないのが、このキャラを難しいものにしている。
 したがってこのキャラでプレイする場合、相当の覚悟を持ってするのがいいし、初心者はやめたほうがいい。



レベル1は、意外とオーソドックスな溜め撃ち風。威力もそこそこある。


 …とはいうものの、このキャラが好きな初心者もいるわけで、そういう人のために以下のアドバイスをしたい。

 道中は基本的にレベル1の連発で抜けていくしかない。
 幸いザコ戦では、サブウエポンのおかげでやや広角に攻撃できるから問題ないものの、中型機がくるとそうはいかない。
 中型機が出てくるや否や、レベル1を1回当ててから撃ち込み、速攻破壊しかない。

 これが大型機だとレベル1を2回にする。(※最終面の異常に硬い大型機のみ、3回も可)
 このキャラの場合は、スピードが速いので、中型機や大型機の出現位置を把握していなくても、ある程度は何とかなるので、とにかく積極的にレベル1を連発していくしかない。

 なお、唯一といっていい、このキャラの“光るもの”が、レベル1が持つ「貫通属性」だ。
 向こうにどんな硬い敵がいても、関係なく貫通していくので、中型機が縦に並んだ時は最高のチャンスとなるのである。

 だがボス戦においては、このレベル1を乱発するのは危険である。
 というのは、必殺技を当てれば当てるほど、ボス側の必殺技ゲージも溜まっていき、早くに恐ろしい攻撃を食らうことになるからだ。

 特にレベル1は短時間で何回も出せることから、他のレベルの必殺技で戦うよりもはるかに早くボス側の必殺技ゲージも溜まっていくのだ。
 だから時間がかかっても、ボスをショットのみで戦う…ということにしないといけないかも知れない。

 ただ、ボスには通常攻撃が強くて、ゆっくり戦うことで不利になるものもいる。
 そういう場合はどうすべきか。

 答えは、開き直ってレベル1を連発するのだ。
 だがそうするとボスが早々に必殺技を使ってくる。



レベル2の超必殺忍蜂。緊急回避の意味合いが強い。

 そこでそうなるのを事前に見越して、相手の必殺技を引き付けてレベル2を発動するのだ。
 レベル2は、超必殺忍蜂という技で、自キャラが一定時間無敵になって画面中を暴れまわるというものだ。

 つまり、ボスが必殺技を出して暴れまわっている時に、こちらも無敵になって暴れまわるという形で、結果としてボスの必殺技を“相殺”するわけだ。
 (※ただ、着地点の関係で、発動は画面一番下からやるほうがいい)

 これらを上手く組み合わせて攻略していくと、案外「舞」もいいキャラかも知れない。


※ この記事の固定リンクは、 こちら

※ ご意見・ご提案は、 こちらまで!
→ いいご意見などあれば、ここで紹介します!
(※プライバシーは保護します)