小規模校では卒業式の呼びかけが「一人1せりふ」とは限らない。私のクラスの5年生は一人約7つであった。この呼びかけのせりふと順番をのべ20分ほどで覚えることができた。方法は、簡単。「自分のせりふを言うときは立って言う」ということである。指名なし音読のような場面をイメージしてほしい。
<やり方>
(1回目は、誰がどのせりふを言うか決めたときである。)
(2〜3回目は朝の時間に行った。)
ここまでで、全員が覚えた。4日間、延べ約20分である。
「自分のせりふを言うときにたって言う」という方法は次のような利点があった。
1 誰があまり覚えていないのかがすぐわかる。(特に全員で言うところ) 2 前の人とのせりふの間が自然とあくようになる。 |
3回目「プリントを見ながらでよいですが見なくていえる人は見なくて言って御覧なさい」
4回目「時間を10分あげますから見ないでいえるように覚えて御覧なさい」
10分後、「それではやってみます」